
「チルタイム」という言葉があります。
「ゆっくり、まったり、落ち着く時間」という意味ですが、そのチルタイムに読書を取り入れると、よりリラックス効果が増すんです。
今回は「チルタイムと読書」についてアシストします。
- ゆっくりしたい時におすすめの本が知りたい人
- どうしてチルタイムに読書なのか気になる人
- よりリラックスした時間を過ごしたい人
このような方におすすめの内容です。
本記事を読むと、チルタイムに読書をしたくなりますよ!
【アリかも】「チル読書」でリラックスしよう

まずは「どうしてチルタイムに読書がおすすめなのか?」について解説します。
チルタイムはゆっくり、まったりすることが目的の時間です。
そこに読書をプラスすると、以下のような嬉しい効果があるんです。
ストレス解消になる
「チル読書」の効果、1つ目は「ストレス解消になる」。
実は読書には、読書単体だけでもストレス解消効果があるんです。
こちらの記事によると、約6分間読書をするだけで、ストレスが68%も減少するという研究結果が出ています。
68%という減少幅は、音楽鑑賞や散歩、コーヒーを飲むことやゲームで遊ぶことよりも効果的なんです。
リラックスすることが目的のチルタイムに読書を取り入れるだけで、ストレス解消効果もプラスされ、よりゆったりとした時間を過ごせますよ。
適度に集中できる
「チル読書」の効果、2つ目は「適度に集中できる」。
本を読んでいると、書かれている文章以外の情報は自然とシャットアウトされます。
そのため、ストレスの元となっている物事も考えずに済むんです。
また読書に集中すると「いつの間にか時間が過ぎていた」という経験もします。
単にまったりと過ごすのも良いですが、読書を取り入れることで適度な没入体験ができ、頭のリフレッシュにもつながります。
感情が動かされる
「チル読書」の効果、3つ目は「感情が動かされる」。
チルタイムを必要としている方は、心も固まっていることが多いはず。
現に私も、疲れたなと感じた時は心も同時に疲れていました。
そんな時に「チル読書」を取り入れると、体の疲れと心の疲れ、両方を癒すことができるんです。
特に小説を読むと、物語の内容によって感情が動き、人間本来の心の動きを取り戻せます。
「最近、心が動いていない」という方は、チルタイムに積極的に読書を取り入れてみましょう。
新たな発見がある
「チル読書」の効果、4つ目は「新たな発見がある」。
「小説を読んでも心が動かない」と感じる方は、自己啓発本が必要かもしれません。
特に人の心や考え方について書かれた自己啓発本がおすすめ。
書かれた内容と、自分の心や考えを照らし合わせることで「こう考えていたのが原因だったんだ」と、新たな発見につながります。
自分の心や考え方を見直すタイミングとして「チル読書」を取り入れてみましょう。
【まったり】チルタイムにおすすめの本14選!

次は「チル読書」におすすめの本を紹介します。
どの本もゆったり、まったりした時間をより充実したものに変えてくれます。
ぜひチルタイムに取り入れてみてください。
神さまのいる書店 まほろばの夏
チルタイムにおすすめの本、1冊目は三萩せんや氏の小説『神さまのいる書店 まほろばの夏』です。
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あらすじは次のとおりです。
本好きの高校2年生、紙山ヨミは、司書教諭のノリコから、夏休みの間バイトをしないかと、とある本屋を紹介される。さきみたま市の裏道通り三番地にあるその書店の名は「まほろば屋書店」――なんと、魂の宿る生きた本「まほろ本」を扱っている、世にも不思議な書店だった。ヨミはそこでまほろ本の「中の人」サクヤと出会い――?
Amazonより抜粋
『神さまのいる書店 まほろばの夏』は、女子高生・紙山ヨミと「まほろ本」達の交流がメインの物語となっています。
本作で重要な存在なのが「まほろ本」。
魂が宿る生きた本であるため、本体の本の外側に、実体を持たない姿が現れています。
そんな「まほろ本」を専門に扱う書店にアルバイトに来たのが、主人公のヨミなのです。
『神さまのいる書店 まほろばの夏』は物語の設定がわかりやすく、テンポの良い展開と、読みやすい文体も魅力。
「初めてチルタイムに本を読む」という方に、おすすめしたい1冊です。
刹那の風景1 68番目の元勇者と獣人の弟子
チルタイムにおすすめの本、2冊目は緑青氏・薄浅黄氏の小説『刹那の風景1 68番目の元勇者と獣人の弟子』です。
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あらすじは次のとおりです。
68番目の勇者として異世界に召喚されつつも病弱で見放されていた杉本刹那は、23番目の勇者カイルからその命と共に大いなる知識と力を受け継ぎ、勇者の責務からも解放される。三度目の人生にしてようやく自由を得た刹那は、冒険者として生きていくことに。
Amazonより引用
本作は俗に言う「異世界転生もの」の作品です。
主人公の刹那は、病でこの世を去ります。
しかし次の瞬間には異世界で「68番目の勇者」として召喚されていました。
ところが異世界でも病に伏せ、約1年が経過。
病床に伏せる中、カイルという人物の訪問により、刹那の人生がようやく動き出す――という物語です。
異世界転生ものというと、突拍子もない設定や世界観だと思いますが、本作は丁寧に世界観が描写されています。
私も初めての異世界転生ものが本作でしたが、とても読みやすく、設定もすぐに理解できました。
現在も続いているシリーズですが、第1作目の本作は比較的ゆったりとした展開なので、チルタイムの読書にもピッタリ。
私のように「初めて異世界ものを読む」という方にもおすすめの作品です。
あずかりやさん
チルタイムにおすすめの本、3冊目は大山淳子(おおやま じゅんこ)氏の小説『あずかりやさん』です。
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あらすじは次のとおりです。
一日百円でなんでもあずかります。累計30万部、大人気「猫弁」シリーズの著者が贈る、切なくて心あたたまる物語。
Amazonより引用
物語の舞台は、明日町こんぺいとう商店街にある、とあるお店。
そのお店は1日100円で、なんでも預かるという「あずかりやさん」でした。
本作は話によって、物語が語られる視点が変わります。
「あずかりやさん」の店主が「目が見えない」という障がいを持っているためです。
ただ読み進めるうちに「次は誰の視点で語られるんだろう?」と楽しみになります。
全体を通して少し切ない話ですが「日常が垣間見える作品が読みたい」という方におすすめの作品です。
読んでいる最中はもちろんですが、読み終わった後も、ゆったりとした時間をさらに満喫できますよ。
幸せのコイン
チルタイムにおすすめの本、4冊目は鯨統一郎(くじら とういちろう)氏の小説『幸せのコイン』です。
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あらすじは次のとおりです。
会社を継がせようとする父親と対立し、自分の夢を実現するために、家を出た社長令嬢。父娘喧嘩の際、煤けてしまった五百円玉が、人々のポケットを渡り歩き、それぞれの人生の岐路に立ち会う。そして最後に辿り着いたのは……。一枚のコインが紡ぐ、ハートウォーミングで、ちょっと不思議な七つの物語。
Amazonより引用
本作のキーアイテムは、タイトルにもなっている「幸せのコイン」です。
会社を継がせようとする父・斉藤恭三と、反発する娘・奈緒の対立から生まれた「煤けた500円玉」。
この500円玉が様々な人の手に渡り、ちょっとした幸運を招いていくのが物語の流れです。
私が特に印象的だったのは「思い出のイチイの木」の話。
作中の以下のセリフが印象的でした。
「何をやってもダメだった過去があるから、これからは期待できる」
当時、仕事について悩んでいる時期だったので、このセリフは胸に沁みました。
『幸せのコイン』に収録されている話は、基本的にハッピーエンドで終わります。
そのためリラックスして読書を楽しみたいチルタイムにもピッタリなんです。
「自分にもこんな幸せが来てほしい」と思える作品でもあります。
シロクマ係長の奇跡
チルタイムにおすすめの本、5冊目は鈴森丹子(すずもり あかね)氏の小説『シロクマ係長の奇跡』です。
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あらすじは次のとおりです。
思い出を残して故郷を旅立ち、別々の地で別々の人生を歩み始めた元幼馴染みたち。仕事に、家庭に、恋に悩んで立ち止まってしまった彼らのもとへ、あるとき白くてでっかいお友達があらわれた。のんびり屋で天然で、空気の読めない喋るシロクマに、最初は驚き困惑していた彼ら。けれど、不思議と懐かしい温かさを感じるその振る舞いに、いつのまにか背中をそっと押されていることに気がついた。やがて、思い出の中に置いてきたシロクマ係長の正体と、“友達”の切ない想いが明らかに――
Amazonより引用
本作には、捺彦(なつひこ)、亜貴(あき)、友紀美(ゆきみ)という幼馴染達が登場します。
それぞれ、仕事に家庭、恋に悩みを抱え、自分ではどうにもならない状況になっていました。
そこに子どもの頃に見たアニメ「全員アニマル株式会社」に登場した、シロクマ係長が現れることから、話が動き出すのです。
最初はシロクマ係長の存在に驚いていた捺彦達でしたが、シロクマ係長にそっと背中を押され、前向きに進もうと改めて決意します。
そして物語の最後では、シロクマ係長の正体も明かされます。
シロクマ係長が登場するページを読むだけで、読者の心もいつの間にか癒されるため、チルタイムの読書にピッタリの作品です。
シロクマ係長に癒されてみましょう。
なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る
チルタイムにおすすめの本、6冊目は野﨑まど氏の小説『なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る』(以降『なにかのご縁』)です。
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あらすじは次のとおりです。
お人好しの青年・波多野ゆかりくんは、あるとき謎の白うさぎと出会いました。いきなり喋ったその「うさぎさん」は、なんとその自慢の長い耳で人の『縁』の紐を結んだり、ハサミのようにちょきんとやったり出来るのだそうです。さらにうさぎさんは、ゆかりくんにもその『縁』を見る力があると言います。そうして一人と一匹は、恋人や親友、家族などの『縁』をめぐるトラブルに巻き込まれ……?
『なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る』カバーより抜粋
『なにかのご縁』の主人公は珠山(たまやま)大学の2年生・波多野ゆかりです。
大学の自治会総務部に所属するゆかり君は、大学での総務をこなしていました。
ある日、大学内に落ちていた長い紐を見つけ、辿ることで、喋るうさぎこと「うさぎさん」と出会います。
この出会いがゆかり君の「縁」を大きく変えていくんです。
縁という壮大なテーマの本作ですが、実際は大学生活のあれこれが書かれ、思わず笑ってしまうシーンも含まれています。
ただ、最終話ではゆかり君の先輩である西院(さい)さんの「切れない縁」に焦点が当たり、西院さんの想いと「切れない縁」に同情してしまいます。
チルタイムにゆったりと過ごしながら、自分の縁にも思いをはせられる作品です。
拝啓、桜守の君へ。
チルタイムにおすすめの本、7冊目は久生夕貴(ひさお ゆうき)氏の小説『拝啓、桜守の君へ。』です。
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あらすじは次のとおりです。
恋と友情を同時に失い、落ち込み気味だった大学生の咲(えみ)は、早春の朝、近所の庭園に赴いた。純白の花を咲かせる木の傍に、佇む人影――白木蓮の精霊が、何故かため息をついている。咲は幼いころから花木に宿る精霊を視ることができた。やがて木精が抱き続けていた本心を知ったとき、咲の中でも何かが変わり始めていく――。
『拝啓、桜守の君へ。』カバーより抜粋
『拝啓、桜守の君へ。』の主人公は、大学生の東平(とうなる)咲です。
咲は5歳の頃には、すでに木に宿る精霊「木精」の存在が視えていました。
時が過ぎ、大学生になった咲は、恋と友情を同時に失います。
ですが、白木蓮や槐(えんじゅ)といった花木に宿る木精たちの願いを叶えることで、咲は自分の心と向き合っていくのです。
本作に登場する木精達は、ほとんどが美しい姿をしています。
実際には、読者は木精の姿を見ることはできません。
それでも読み終わると、身近な花木を大切にしたいと思えるんです。
『拝啓、桜森の君へ。』は、自然が多い場所で特に読みたい作品でもあります。
自然の多い公園に出かけてチルタイムを過ごす際は、ぜひ一緒に携帯してみましょう。
あなたはもう、自分のために生きていい

チルタイムにおすすめの本、8冊目はPoche(ポッシュ)氏の『あなたはもう、自分のために生きていい』です。
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概要は次のとおりです。
この本には、ツイッターの140文字では収まりきらなかった私の思いを詰め込みました。ツイートの中でも特に反響の大きかったものをセレクトして、「なんでこんなことが起こるの?」「じゃあどうすればいいの?」という疑問にもお答えしています。
『あなたはもう、自分のために生きていい』「はじめに」より
本書の大きな特徴が「断定せず、原因がわかる」こと。
「これだ!」という理由をはっきり言わなくても、生きづらさの原因がわかるんです。
例えば「褒められた時は、否定しないで十分」の章では、「褒められて喜ぶ方法」を挙げてはいません。
代わりに理由を挙げることで、読者自身が「私はこれに当てはまるかも」という「気づき」を得られるんです。
ただ、問題の解決を完全に読者にゆだねてはいません。
「褒められたらどうすればいいのか?」という対処法も記載されています。
チルタイムを過ごす中で、ネガティブな感情が湧き起こることもあります。
そんな時に『あなたはもう、自分のために生きていい』を読むことで、心からホッとする時間を過ごせるはずです。
がんばることをやめられない
チルタイムにおすすめの本、9冊目は鈴木裕介(すずき ゆうすけ)氏の著書『がんばることをやめられない コントロールできない感情と「トラウマ」の関係』(以降『がんばることをやめられない』)です。
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概要は次のとおりです。
はじめに申し上げておきたいのは、これからお話しする内容は、「今すぐメンタルを整える方法」や「気軽にできるストレス解消法」などのティップス集ではない、ということです。この本の役割は「フラグを立てること」だと考えています。
あなたが、自分と仲良くなれない「根本的な理由」は何か。制御できない「わたし」とは、何者なのか。
それを知ってもらうことで、自分との付き合い方を変えるきっかけになるかもしれない。新しい視野を持つことができるかもしれない。そういう願いにも似た気持ちで書きました。
『がんばることをやめられない』「はじめに」より
タイトルにもあるように、本書は「自分では制御できない感情」と「トラウマ」の関係を見つめ直す内容です。
また『がんばることをやめられない』では、「私」と「わたし」を区別しています。
簡単に書くと
- 私:本来の自分。生活する上で普段、表に出ている自分のこと
- わたし:「トラウマ」を担当する「パーツ」。「私」を維持するために生まれた感情のこと
となります。
「わたし」は自分の日常を守るため、身代わりとして生まれた存在とも言え、本書では「わたし」と「私」の関係を改めて見直すことがテーマなんです。
普段はずっと頑張っていて、チルタイムを確保しても心から休めない。
そんな時は、ぜひ『がんばることをやめられない』を手に取ってみましょう。
きっと心から休まる実感が得られるはずです。
双子座の君へ
チルタイムにおすすめの本、10冊目は鏡リュウジ氏の『双子座の君へ』です。
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本書は12星座分、出版されているシリーズの1冊です。
今回は私自身が双子座のため、本書を取り上げました。
『双子座の君へ』は、短い文章と写真という構成になっています。
そして双子座の人が、より自分らしく生きられるための31個のアドバイスが掲載されているんです。
「占い」というと、信じる・信じないで意見が分かれるジャンルでもあります。
それでも本書は、占いという垣根を越えて、一歩踏み出すきっかけになる内容なんです。
現在はアップグレード版として、以下の『君の武器は好奇心 双子座の君へ贈る言葉』が出版されています。
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「チルタイムに初めて読んでみたい」という方は、こちらから読むのもおすすめです。
「龍使い」になれる本
チルタイムにおすすめの本、11冊目は大杉日香理(おおすぎ ひかり)氏の『「龍使い」になれる本』です。
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「自分の運を上昇させたい」という願いがある方におすすめしたいのが本書。
『「龍使い」になれる本』で解説されているのは「龍の背に乗る」=「龍使い」になる、具体的な方法です。
具体的には「龍に好かれる自分になる」=「自分の人生を前向きに進む」方法が中心に書かれています。
占いとはまた違った、スピリチュアルに関する書籍なので、中には「胡散臭い」と感じる方もいるはず。
ですが実際に読んでみると「龍に好かれることは人にも好かれること」だとわかります。
チルタイムにじっくり読むことで、いつの間にか龍の背に乗るための準備が整います。
自身の言動を振り返るきっかけにもなる1冊です。
やさ村やさしの悩みを手放す108の言葉
チルタイムにおすすめの本、12冊目はパントビスコ氏の『やさ村やさしの悩みを手放す108の言葉』です。
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とにかく優しい言葉を投げかけてくれる「やさ村やさし」さんと一緒に、様々な場所を巡りながら心を見つめ直す。
これが本書の流れです。
やさしさんが投げかける言葉はどれも本当に優しいもので、傷ついた心にじわっと沁みていきます。
途中には「キビ島キビシ」さんという、厳しい言葉を言うキャラクターも登場しますが、本質を突いた言葉なので意外とすんなり受け入れられるのも特徴です。
ゆったり過ごすチルタイムにピッタリの1冊なので「優しい言葉に癒されたい」という方は、ぜひ手に取ってみてください。
おこじょさんと家飲み家ご飯
チルタイムにおすすめの本、13冊目はヤゼ氏の漫画『おこじょさんと家飲み家ご飯』です。
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あらすじは次のとおりです。
「クタクタに疲れて帰る夜も 特製レシピできみが待っていてくれる」10分で完成!?美味しい手抜き料理のヒミツ、教えます。
『おこじょさんと家飲み家ご飯』帯より)
本書の主な登場人物は2人。
- おこじょさん:ひょんなことから優一郎と暮らすことになった、北海道出身のエゾオコジョ。暑さに弱い男の子
- 優一郎:おこじょさんのルームメイト。実はとても優しい。社畜なので家にいることは少ない
料理から掃除といった、家事全般を引き受けるおこじょさん。
そんなおこじょさんの存在に、優一郎はどこか安心感を覚え、ルームシェアをしていました。
『おこじょさんと家飲み家ご飯』は
- ポテトグラタン
- いももち
- 3種の味玉
など、料理レシピが全26種類掲載されているのが大きな特徴です。
どれも簡単にできるので、すぐに試したくなるものばかり。
「全て面倒な時はそのまま開けて食べます」という、料理漫画らしからぬ発言も出てきますが、それぐらい「やる気不要のゆるレシピ」が掲載されているのが本書です。
チルタイムにくすっと笑える料理漫画を、この機会に楽しんでみましょう。
マダムたちのルームシェア
チルタイムにおすすめの本、14冊目はseko koseko氏の漫画『マダムたちのルームシェア』です。
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あらすじは次のとおりです。
沙苗(さなえ)、栞(しおり)、晴子(はるこ)、古くからの友人である3人はひとつ屋根の下で暮らしている。眠れない夜は一緒に花札に興じたり、お気に入りのネイルを塗り合ったり、何もかもうまくいかない日には踊ってみたり…。マダムたちのルームシェアライフは今日も楽しいことでいっぱい。
『マダムたちのルームシェア』1巻カバーより)
本作に登場する3人のマダムたちは、みんな個性的です。
- 沙苗さん:サバサバした性格。疲れた時は「他の2人の笑顔が見たい」とゼリーを買う人
- 栞さん:ムードメーカー。電子書籍やTikTokを知っているなど最新技術に明るい
- 晴子さん:おっとりした性格。花札が強く、強いことを隠すという策士的な一面もある
先にルームシェアをしていた沙苗さんと栞さんの元に、晴子さんも加わった形です。
個性的なマダムたちは、日常はもちろん、年末やバレンタインといったイベントも心から堪能します。
誰もが避けて通れない「老い」という未来。
でも『マダムたちのルームシェア』を読むと「どんな老後にしようかな?」と前向きに考えられます。
特に40代以上の方のチルタイムにおすすめの作品です。
まとめ:読書で心からのチルタイムを
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
今回は「チルタイムと読書」をテーマに、チル読書におすすめの本などを紹介しました。
チルタイムは心からリラックスするのが目的です。
そこに本を追加して、さらにリラックス効果を高めましょう。
読み終わると、目に映る景色が変わって見えますよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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