あなたは日々生活する中で「生きづらさ」を感じてはいませんか?
「SNSでは充実しているように見せないと」
「誰が見ているかわからないから、緊張感を持たないと」
「ミスしないよう気をつけないと」
これらはすべて、影響の大小はありますが日々の生きづらさに繋がっています。
私自身も統合失調症になる以前から、どうにも生きづらい感覚を覚えていました。
でも、今回紹介する本を読んだことで、自分が抱えていた「生きづらさ」の原因がわかったんです。
というわけで今回は
- 幸せなはずなのに生きづらさがある
- 嫌われるのが怖くてみんなから好かれたいと思ってしまう
- どこでも「いい子」になってしまう
といった「生きづらさ」を抱える方におすすめしたい、Poche(ポッシュ)氏の『あなたはもう、自分のために生きていい』についてアシストします。
購入しようか迷っている方に向けて「どうして生きづらさが解消するのか」について解説しますね。
私は「いい子」を止めました!
【自分のために生きるとは】概要を紹介
『あなたはもう、自分のために生きていい』のテーマは「今が生きづらいのは、あなたのせいではない」ということ。
本書の概要は次のとおりです。
この本には、ツイッターの140文字では収まりきらなかった私の思いを詰め込みました。ツイートの中でも特に反響の大きかったものをセレクトして、「なんでこんなことが起こるの?」「じゃあどうすればいいの?」という疑問にもお答えしています。
『あなたはもう、自分のために生きていい』「はじめに」より
『あなたはもう、自分のために生きていい』を読むまで、私も20年近く、生きづらさを抱えて生きてきました。
でも、本書を読むことで自分の生きづらさの原因が見えてきたんです。
『あなたはもう、自分のために生きていい』はタイトルにあるとおり「自分のために生きていい=自分が楽になれる『気づき』が得られる」内容なんです。
おすすめしたい理由は「断定はせず、原因がわかる」こと!
『あなたはもう、自分のために生きていい』をおすすめしたい、もっとも大きな理由が「断定せず、原因がわかる」こと。
「これだ!」という理由をはっきり言わなくても、生きづらさの原因がわかるんです。
例えば「褒められた時は、否定しないで十分」の章では、次のように書かれています。
ここで私がお伝えしたいのは、「褒められて喜べるようになる方法」ではありません。
『あなたはもう、自分のために生きていい』より
「どうして褒められても喜べないのか」という理由についてです。
理由がわかれば、これまでのように「喜べない自分」を責めずにすむかもしれませんから。
このように「褒められて喜ぶ方法」ではなく理由を挙げることで、読者自身が「私はこれに当てはまるかも」という「気づき」を得られるんです。
もちろん、問題の解決を完全に読者にゆだねてはいません。
「褒められたらどうすればいいのか?」という対処法も記載されています。
対処法を知ることで「あぁ、こうすればいいんだ」という、心の納得感にも繋がります。
心が納得すると、自然と「生きづらさ」の原因が解消していきます。
一気に全部解消、とまではいきませんが、自分に当てはまる章を何度も読むことで、少しずつ気持ちが軽くなっていくんです。
【あなたの生きづらさの原因は?】私が救われた4つの原因と解消法
『あなたはもう、自分のために生きていい』を読んだことで、私自身、気持ちがフワッと軽くなりました。
特に「ツライ……」と感じていた原因は次の4つです。
- 「いい子」でいることがツライ
- 「このままの自分でいいのだろうか」という不安
- 人や物事をみんな好きでないといけない
- 20年近く抱えている「生きづらさ」の原因がわからない
これらの「ツライ」原因がどうやって解消したのか?
詳しくみていきましょう。
「いい子」でいることがツライ
私はずっと「いい子」で生きてきました。
子どもの頃は「迷惑をかけてはいけない」と、手のかからない子どもとして生きてきたんです。
ただ、大人になっても「いい子」を続けたため「本当の自分って何だろう?」と思うようになったんです。
この辛さを解決したのは「子どもの頃に身につけた『いい子』が、あなたを生きづらくさせている」の章でした。
章の冒頭にはこう書かれています。
大人からすれば「いい子」かもしれないが、子ども側は相当努力している。
『あなたはもう、自分のために生きていい』より
子どもらしいワガママを抑えて我慢し、迷惑をかけないことで愛されようとする。
冒頭文を読んだだけで「そうだった」という気づきが得られました。
また本文中にある「『いい子』というスキルを『もう使わない』ことも選択できる」という一文にも「あぁ、使わなくてもいいんだ」という納得感に繋がりました。
あなたも「いい子」から抜け出せず辛い思いを抱えていたら、「いい子のスキルを使わない」という選択肢があることもお伝えしたいです。
「このままの自分でいいのだろうか」という不安
私は過去、取り返しのつかない「過ち」を犯しました。
具体的に書くと「いじめ」です。
小学生・中学生の時代に「いじめ」をしてしまったんです。
ずっと心に残り続けている後悔は棘となって、心に刺さり続けていました。
そして「過ちを犯した自分はすべて変わらないといけない」「幸せになってはいけない」と、「このままの自分ではいけない」と思い続けていました。
そんなとき『あなたはもう、自分のために生きていい』の「あなたには『変えなくていい部分』がたくさんある」を読み、「このままでもいいのかも」と思えたんです。
本来なら「変わらなくていい人」が悩み苦しみ、限界が来てカウンセリングを受けるケースが急増している。
『あなたはもう、自分のために生きていい』より
「自分を変えなきゃ」と悩む時点で、あなたはとても頑張っている。
この冒頭文はもちろん、本文を読み進めることで、自分が「過ち」を自覚できている時点で性格は「普通」なのだとわかりました。
もちろん、私の犯した「過ち」が消えるわけではありません。
それでも「『ひどい』と何かを自覚できているなら、あなたはひどいどころか素直です。」という一文に、心に刺さっていた棘が抜け落ち、気持ちが軽くなった感覚がしました。
人や物事をみんな好きでないといけない
過去の「過ち」を経験して以来、私は周囲の人や物事みんなを「好き」という前提で付き合うようになりました。
裏を返せば「嫌いになってはいけない」という思いです。
最初は上手くいきましたが、しばらくすると人間関係にストレスを抱えるようになりました。
そんなとき『あなたはもう、自分のために生きていい』の「人間関係をラクにするための3つの極意」の章を読んだんです。
「人間関係をラクにするための3つの極意」の章には、次の一文が書かれています。
「嫌いな人でさえ嫌われたくない」という人は多いのですが、実は「嫌いな人には好かれないほうがラク」です。
『あなたはもう、自分のために生きていい』より
この一文を読んだとき、目から鱗が落ちました。
「どんな人とも上手く付き合わないといけない」という考えが、底からひっくり返されたように思えたんです。
実際に人付き合いを少しずつ変えていくと、本当に気持ちが軽くなっていきました。
あなたも「本当は好きじゃない人」と無理に付き合ってはいませんか?
もし付き合っているのなら、ぜひ『あなたはもう、自分のために生きていい』の「人間関係をラクにするための3つの極意」を読んでみてください。
20年近く抱えている「生きづらさ」の原因がわからない
ここまで様々な「ツライ」を『あなたはもう、自分のために生きていい』で解決できましたが、根本的な問題が残っていました。
それは「生きづらい」ということ。
「生きづらい」という感覚は、20年近くも抱えてきたものでした。
正直なところ、今でも「生きづらい」という感覚は完全に消えていません。
それでも『あなたはもう、自分のために生きていい』の「不安になった時こそ『まずは今』について考える」の章を読んだことで、気持ちは6割ほど楽になりました。
「不安になった時こそ『まずは今』について考える」の章には
「問題点ではなく解決方法を考える」
ことが、不安を和らげるのに有効だと書かれています。
実際に私も行ってみると、たしかに将来に対しての不安が和らぐのがわかりました。
しかも、将来への不安が和らぐのと同時に「生きづらい」という感覚も和らいだんです。
現在、転職活動中のため、将来への不安は消えません。
ただ、働いているあなたも、きっと将来への不安はありますよね。
それでも、まずは「今」について考え、「どうしたら自分の不安が和らぐかな?」という解決方法についても考えてみましょう。
すると不安や生きづらさは軽くなります。
あなたも「生きづらさ」を抱えていたら、本書の内容を参考に、問題点ではなく解決方法について考えてみましょう。
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精神科クリニックに併設のカウンセリングルームで10年以上、心理カウンセラーとして勤務した後、独立。現在は人間関係、親子問題、機能不全家族専門カウンセラーとしてメールでのカウンセリングを中心に活動している。メールでのカウンセリング、対面カウンセリングともに数カ月待ちの人気カウンセラー。
まとめ:自分のために人生の時間を使おう
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今回はPoche氏の『あなたはもう、自分のために生きていい』を紹介しました。
私も含め、生きづらいという感覚を持っている方は「自分のために時間を使っていない」ことが悩みの原因だと思います。
ぜひ『あなたはもう、自分のために生きていい』を読んで、自分のために人生の時間を使ってみましょう。
きっと生きづらさが和らぐはずですよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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