あなたは「立ち読書」を実践したことはありますか?
言葉通り「立ちながらの読書」のことで、最近、効果が注目されています。
今回の記事は、
- 立ち読書にはどんな効果があるの?
- 立ち読書の実体験を聞きたい
- 立ち読書にオススメのツールってある?
といった「立ち読書」についてアシストします。
5日間実践した私・ながなっつの体験談もあるので、参考になりますように!
立ち読書で期待できる3つの効果!
立ち読書の効果については、インターネットや書籍で多く知られています。
特に知られているのが次の3つの効果です。
- 集中力が上がる
- 姿勢が良くなる
- 内容の理解度が上がる
詳しく見ていきましょう。
集中力が上がる
立ち読書の効果1つ目は「集中力が上がる」こと。
立ち読書は座り読書と比べて、読書の集中力が高まるんです。
立ち読書をすると、自然と視界に入るのは本だけになります。
慣れていないと必ず本を両手で持たないとならないため、スマホやパソコンといった集中力の妨げになるツールは自然と排除されます。
結果、読書だけに集中できるので、質の高い集中力が身につきます。
またビジネスにおいても、立ったままでパソコン作業などの仕事を行う企業が増えています。
立ち読書は、立って仕事を行うことの入り口にもなる行為なのです。
姿勢が良くなる
立ち読書の効果2つ目は「姿勢が良くなる」こと。
立ち読書を続けると、背筋が伸び、シャキッとした姿勢が維持できます。
詳しくは後述しますが、立ち読書は良い姿勢でないと続けられません。
猫背で立ち読書を行うと、どうしても手や腕、肩、背中に負担がかかるからです。
そのため自然と姿勢が良くなり、普段の生活でも姿勢の良さが維持できるのです。
普段の座り読書で姿勢が悪いと自覚している方にこそ、立ち読書はオススメです。
内容の理解度が上がる
立ち読書の効果3つ目は「内容の理解度が上がる」こと。
効果の1つ目で集中力が上がり、読書に没頭することで、自然と本の内容も理解しやすくなります。
座り読書をしていると、どうしても机周りにあるスマホや別の本といった「余計な物」に意識が移り、本の理解度が下がってしまいます。
しかし立ち読書をすると、自分が持っている本だけに集中でき「余計な物」に気が散りません。
結果として本の内容の理解度が上がるんです。
ただ、本を読みながらメモやノートを取るという場合は、無理せず座り読書を行いましょう。
【実践しました】5日間の立ち読書で何が変わった?
立ち読書の効果はわかったけど、実際はどんな感じなの?
そこで私・ながなっつが、実際に立ち読書を5日間、実践してみました。
様々な本・時間を試してみたので、ぜひ参考にしてみてください。
1日目
実施時間:15分
読んだ本:『あなたはもう、自分のために生きていい』(自己啓発本)
重さ:約250グラム
- 時間が経つと、足の裏が少しジンジンとした
- 立ち位置を変えながら読むと、脚の負担が減る
- 背筋を伸ばすと、読みやすい
2日目
実施時間:5分
読んだ本:『沈黙のWebライティング―Webマーケッター ボーンの激闘―』(ビジネス書)
重さ:約840グラム
- 本を支えている腕が重さで疲れ、5分が限界だった
- ただ、筋トレを兼ねると考えればいいのかもしれない
- 猫背気味に読んだため、首が痛くなってしまった
3日目
実施時間:20分
読んだ本:『プロだけが知っている小説の書き方』(ビジネス書)
重さ:約260グラム
- 本が軽かったため、手や腕は2日目よりも疲れなかった
- 下を向いて読んだため、首が痛くなった
- 窓から日が射していたため、寒さは平気だった
4日目
実施時間:30分
読んだ本:『あずかりやさん』(小説・文庫本)
重さ:約200グラム(ブックカバー込み)
- 本を目線の高さに合わせたら、首が疲れなかった
- 逆に腕がプルプルした
- 太ももの裏が疲れたので、脚の運動にもなっているかも
5日目
実施時間:15分
読んだ本:『電話応対はこわくない!』(ビジネス書)
重さ:約255グラム
- 慣れたのか、腕の疲れは感じなくなった
- 脚はふくらはぎが疲れた感じがした
- 西日が射していたのでまぶしかった
発見!5日間の立ち読書で気づいたこと
5日間という短い期間でしたが、立ち読書を実践しました。
実践した効果や注意点をまとめると、次のようになります。
- 本はビジネス書か文庫本が最適(筋トレを兼ねるなら重い本も良い)
- 本を目線の高さまで上げて読むと、首が疲れにくい
- 背筋を伸ばした良い姿勢だと疲れにくい→良い姿勢が身につく
- 1回の立ち読書は5~15分程度にすると疲れが残りにくく、集中できる
- 途中で歩く動作を加えると、より続けやすい→足の運動にもなる
- 足の冷えが気になる場合は、冷え対策を行った方が良い
今まで立ち読書をしていなかったため、5日間経っても完全には慣れませんでした。
それでも、姿勢が改善されたり簡単な運動になったりとメリットもあり、「立ち読書も悪くない」と思えました。
もし立ち読書を実践するか迷っていたら、まずは「3日間・10分程度」を目安に行ってみてください。
強い味方!立ち読書にオススメのツール
ここからは、私が立ち読書を行う中で「あったら便利かも」と思えた、オススメのツールを挙げていきます。
スタンディングデスク
今回は両手に本を持った状態で立ち読書を行いましたが、立って読む姿勢と同じくらいの高さがある「スタンディングデスク」があると、より便利だと感じました。
特に腕の筋肉に不安がある女性は、スタンディングデスクを取り入れると立ち読書がはかどります。
スタンディングデスクにもいくつか種類がありますが、オススメは以下のような「昇降式」のデスクです。
昇降式のデスクが1つあるだけで、立ち読書にも座り読書にも対応できます。
その日の体調や気分によって読書姿勢を選べるので、1台あると読書生活が充実しますよ。
腰に巻けるひざ掛け
「立ち読書はしたいけど、脚の冷えが気になる」という方は、腰に巻けるタイプのひざ掛けがあると安心です。
実際私も、部屋は暖めていたものの、腰から下の冷えが気になりました。
お日様の光が当たっていた部分は温かかったのですが、当たっていない部分は冷えてしまったんです。
腰に巻ける程度の大きめのひざ掛けがあれば、立ち読書で感じる脚の冷えも軽くなります。
もし持っていない場合は、ぜひ購入を検討してみてください。
レッグウォーマー
腰に巻けるタイプのひざ掛けでも冷えを感じる場合は、レッグウォーマーを取り入れてみましょう。
レッグウォーマーの長さは、膝からかかとまで覆うタイプがオススメです。
もちろん、より長い方が足の冷えが気になりにくいです。
レッグウォーマーをつけ、プラスして腰に巻くタイプのひざ掛けもつければ、脚の冷えを気にすることなく立ち読書に没頭できます。
ぜひ取り入れてみてください。
まとめ:立ち読書は理想的な読書姿勢!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
立ち読書は、最初は脚や腕が疲れるため慣れないと思います。
でもいったん慣れてしまうと、立ち読書は理想的な読書姿勢となります。
もし立ち読書の効果が気になったら、今回の記事を参考に取り入れてみてください。
読書姿勢の新しい発見に繋がりますよ!
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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