毎日を過ごしていると、読書の時間を確保するのが難しいことが多いですよね。
そうだ! お風呂で読書をすればいいんだ!
こう思いつく方もいるはず。
ただ、お風呂で読書をする際は、いくつか気をつけるポイントがあります。
今回の記事は、
- お風呂で読書はしていいの?
- お風呂での読書を快適にする商品が知りたい
- もし本が濡れたらどうすればいい?
といった、「お風呂での読書」についてアシストします。
お風呂での読書に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
本音:お風呂で読書はおすすめしない
インターネットでは「お風呂で読書をするのはおすすめ!」という記事を見かけますが、私の本音は「お風呂で読書はおすすめしない」になります。
理由は次の4つが挙げられます。
- 本をお湯の中に落とす可能性がある
- 自分の汗が本に落ちてシミを作りやすい
- 浴室の湿気で本がふやけやすい
- のぼせやすくなる
詳しく見ていきましょう。
本をお湯の中に落とす可能性がある
お風呂で本を読む際は、お湯を張った湯船に入りながら、という場合が多いですよね。
そしてお湯に入っている分、本をお湯の中に落とす可能性もゼロではありません。
どんなに注意していても、本を落としてしまうときは落とします。
特別な思い入れのある本、また再販していない貴重な本などは、お風呂で読まない方が賢明なんです。
自分の汗が本に落ちてシミを作りやすい
湯船に絶対落とさない対策をしていれば安心、というわけではありません。
自分の汗が本に落ちて、ページにシミを作ってしまうこともあるからです。
通常、お湯を張った湯船に長時間入っていれば、汗が出てきます。
どんなに本をお湯に落とさない工夫をしていても、自分の汗で本を傷めてしまうことも。
汗には皮脂も含まれているため、本のページに落ちるとシミになりやすいんです。
汗は湯船に本を落とすのと同じくらいに注意が必要なのです。
浴室の湿気で本がふやけやすい
本は特別な加工が施されていない場合、湿気を吸いやすい紙でできています。
したがって本をそのまま浴室へ持ち込むと、5分と経たないうちに湿気で紙がふやけます。
一度湿気でふやけてしまった本は、乾燥させても元の状態に戻りづらいんです。
浴室で読む専用の本を持ち込むのはいいですが、浴室以外でも読む場合は、本を持ち込まないことをおすすめします。
また天井に上がった湯気が結露し、水滴になって落ちてくる場合もあります。
こちらも本にダメージを与えてしまうので、注意が必要です。
のぼせやすくなる
お風呂で読書をすると、長時間湯船につかる状態になりますよね。
するといつの間にかのぼせてしまい、お風呂から上がるのが難しくなることも。
「のぼせ」は意外と恐ろしく、ひどくなると水分補給ができず、熱中症のような状態になることも。
特にのぼせやすい方は、お風呂で読書をすると体に影響が出るので避けましょう。
私ものぼせやすいため、お風呂で読書はしないことにしています。
どうしても読書がしたい場合は、お風呂の時間を早めに切り上げて、余った時間を読書に充てるようにしましょう。
それでも読みたい!本を守って読む商品3選
ここまでお風呂での読書をおすすめしない理由を書きました。
それでも、お風呂で読書がしたいなぁ。
そう思った方向けに、現在は「お風呂読書」を快適に行うための商品が販売されています。
いくつか紹介するので、自分に合ったものを取り入れてみてください。
バスブックスタンド
お風呂で読書をする場合、本をずっと持ち続けるのは辛いですよね。
また浴槽のふたを本の置き場として使う方法もありますが、いつの間にかお湯が溜まっていると本が濡れてしまうことも。
おすすめは専用の「バスブックスタンド」を使うこと。
お風呂で読書をする前提で作られているバスブックスタンドなら、お湯が溜まることも少なく、本が濡れる危険が少なくなります。
ただ、バスブックスタンドはお湯が溜まりづらい反面、浴槽から上がる湯気が直撃してしまうので、本自体を湯気から保護する必要があります。
本自体を湯気や湿気から守るには、次の商品が役立ちます。
ユウブミ
本自体を湯気や湿気、また水滴から守るには、本を丸ごと保護する商品が必要です。
おすすめは「ユウブミ」という商品。
「ユウブミ」は本自体を密封できる袋に入れるため、湯気や湿気、また水滴からも本を守れます。
また本を入れた「ユウブミ」をお湯の中に落としてしまっても、密閉されているので濡れる心配はありません。
でも、本のページはどうやってめくるの?
「ユウブミ」の下には、指を入れるスペースが2か所あります。
ここに指を入れることで、本のページがめくれるようになっており、濡れた指を本に当てる心配もありません。
先述したバスブックスタンドと併用することで、より快適なお風呂での読書が楽しめますよ。
ジップロック+消しゴム
先ほど紹介した「ユウブミ」。
便利な反面、ちょっと値段が高いのが気になる方もいますよね。
そんな方におすすめなのが「ジップロック」と「消しゴム」を使った読書です。
「ジップロック」のような密封できる袋に、ページを開いた本と、カバーを外した消しゴムを入れます。
あとは消しゴムを使ってページをめくっていけば、本が読めるんです。
詳しい方法は「BOOK-OFF Online」のこちらの記事が参考になるので、確認してみてください。
究極!?お風呂に本を持ち込まない読書
ここまで本を守る方法を書きましたが、そもそも本を持ち込まない読書もおすすめです。
本を持ち込まない読書をするには、次の2つの方法があります。
- オーディオブックを聞く
- 防水ケースに入れたタブレットで読む
オーディオブックを聞く
オーディオブックのアプリをスマホやタブレットに入れて、お風呂場では防水機能がついたワイヤレスイヤホンで聞くと、本を持ち込まなくても読書が楽しめます。
現在、オーディオブックは様々なサービスが展開されています。
代表的なのが次のサービスです。
- Audible
- audiobook.jp
- kikubon
- himalaya
- Google Play ブックス
特に有名なのが、ネット通販会社「Amazon」を母体とする「Audible」。
小説の他、ビジネス書やライトノベルといった多彩なラインナップを揃えているので、自分な好きなジャンルの本を聞くことができます。
また「Audible」限定のオーディオブックもあるので、新たな面白い本を発見できることも。
ただし、ワイヤレスイヤホンや月額料金が必要になることもあるので、財布と相談しながら導入を検討しましょう。
防水ケースに入れたタブレットで読む
「イヤホンを使うのが苦手」という方は、防水ケースに入れたタブレットで読書をしてみましょう。
防水機能がついているタブレットもありますが、心配なときはタブレット用の防水ケースに入れてお風呂に持ち込みましょう。
より防水性を高めるなら「3点ロック式」や「防水性能IPX5以上」のケースを選ぶと安心です。
ただし、防水ケースを選ぶ際は、持っているタブレットの大きさに対応しているかを必ず確認しておきましょう。
もし濡れてしまったら?本を冷凍してみよう!
どんなに注意していても、本を濡らしてしまうことがあります。
「BOOK-OFF Online」には、濡れた本を元に戻すのに有効な方法を、実験形式で紹介しています。
記事によると、濡れた本を元の状態に近づける一番いい方法は「冷凍した後、重石を乗せること」です。
手順は次のとおり。
1:濡れた本をフリーザーケースに入れる
2:冷凍庫に入れる
3:濡れた程度が軽ければ24時間、かなり濡れている時は48時間放置する
4:取り出し、土鍋などの重石を乗せて放置する
BOOK-OFF Online-濡れた本を元に戻す一番いい方法は「冷凍する」!?より
冷凍して乾燥させると、ドライヤーや紙を挟んで自然乾燥させた場合よりも、ページの波打ちが少なく、比較的きれいに本が乾燥します。
もし本が濡れてしまったときは、冷凍して様子を見ましょう。
まとめ:体を休めることを考えよう
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
お風呂で読書をしたい方に向けて書いてきましたが、私としてはお風呂での読書はおすすめしません。
お風呂では、読書で疲れた目や肩を休めることに徹した方が良いからです。
お風呂で体の疲れが取れれば、また快適な読書ができるでしょう。
「でも、できればお風呂で読書がしたい」という場合は、今回の記事を参考にしてみてください。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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