読書を始めたばかりの読書初心者が、最初にぶつかる壁。
それが「本選び」です。
2023年現在、全世界には1億2000万冊以上の本があると言われています。
そんなたくさんの本の中から自分が読みたい本を見つけるのは、読書歴が長い人でも難しいです。
実際、私も久しぶりに読書を再開した当時は、読みたい本が選べず苦労しました。
というわけで今回は、
- 何を基準に本を選べばいいのかわからない!
- 読書初心者でも簡単にできる選び方が知りたい
- 気になる本が多すぎて選べない……
といった「本の選び方」についてアシストします。
この記事を読むだけで、読書初心者はもちろん、読書を久しぶりに再開した方でも、本を簡単に選べるコツがわかりますよ。
どのコツも簡単にできます。
お近くの書店へ行く際の参考になりますように!
読書初心者におすすめの選び方4選!
ではさっそく、読書初心者の方でも簡単にできる「本の選び方」を紹介します。
今回は4つのコツを挙げてみます。
- 値段で選ぶ
- 本の厚さで選ぶ
- 「本選び診断」を活用してみる
- 書評サイトを参考にする
詳しく解説しますね。
値段で選ぶ
簡単にできる選び方1つ目は「値段で選ぶ」こと。
本にかけられるお金が限られている場合は、値段が安い本を選ぶのも「選び方」の1つになります。
特におすすめなのが「BOOKOFF」といった中古本屋に行くこと。
私の近所にも「BOOKOFF」があり、そこでは文庫本が税抜き100円で売られているコーナーがあります。
100円コーナーで購入した主な文庫本は
- 夏美のホタル/森沢明夫
- 幸せのコイン/鯨統一郎
- 梟の月/小松エメル
など、小説のジャンルは様々です。
実際、今も本が読みたくなったら100円のコーナーに行って選んでいます。
特に「気になる本が多くて選べない」という方は「100円コーナーの本棚から選ぶ!」という縛りを加えて選んでみましょう。
すると「100円で面白そうな本を選ぶ」という基準ができるため、本選びが最初よりも楽になります。
ただ、近くに中古本屋がない場合は、最寄りの書店に行って「○円以下で選んでみよう」と考えて選ぶのもおすすめです。
本の厚さで選ぶ
簡単にできる選び方2つ目は「本の厚さで選ぶ」こと。
「本の厚さ」で選ぶことは、特に読書初心者の方におすすめの選び方です。
正直なところ、読書を始めたばかりの方には、ボリュームのある本はおすすめできません。
もちろん「どうしてもその本が読みたい!」のなら大丈夫です。
ただ、特に読みたい本が決まっていない場合は、いきなりボリュームのある本から読むと、完全に読み切れないことが多いです。
結果的にせっかく始めた読書がつまらない・苦しいと感じ、止めやすくなってしまいます。
そのため特に読みたい本が決まっていない場合は、厚さが薄い本から読み始めるのがおすすめなんです。
具体的な基準としては
「厚さが1cm以内(小指の第一関節までの半分程度)の文庫本」
が挙げられます。
厚さが1cm以内の文庫本なら、ページもそれほど多くなく、本文中の行にも適度なスペースが空いているので読みやすいんです。
読書初心者の方はもちろん、私と同じように久しぶりに読書を再開する方も、まずは「厚さ1cm以内の文庫本」から読みはじめましょう。
「本選び診断」を活用してみる
簡単にできる選び方3つ目は「『本選び診断』を活用してみる」こと。
インターネットが発達した現在では、本選びを助けてくれるサイトも存在しています。
特におすすめなのが、以下の記事で紹介しているサイトです。
どちらのサイトでも診断を行うことで、あなたの本選びの助けになります。
ぜひ試してみて、本選びの基準にしてみましょう!
書評サイトを参考にする
簡単にできる選び方4つ目は「書評サイトを参考にする」こと。
「書評サイト」とは「読んだ本の感想を登録するサイト」のことです。
サイトの登録者は、読んだ本の感想・評価を「書評」としてサイトに登録します。
すると、その「書評」を見た人は本選びの参考として利用できるんです。
またサイトによっては、書評を読んで参考になった人が、書評に対して「いいね」を贈ったり、書評を書いた登録者をフォローしたりもできます。
「書評」というと堅苦しい印象になりますが、実際は本を選ぶ人にとって助かる仕組みになっているんです。
2023年6月現在、運営されている主な書評サイトは次のとおりです。
ブクログ:https://booklog.jp/
本が好き!:https://www.honzuki.jp/
ほんのひきだし:https://hon-hikidashi.jp/
ちなみに私は「ブクログ」というサイトに登録しています。
参考になりますように!
【ジャンル別】本選びの基準3つを紹介!
ここまで「読書初心者でも簡単にできる本の選び方4つのコツ」を紹介しました。
ここからは「読みたい本のジャンルは決まっているけど、選べない……」という方に向けて、本のジャンル別におすすめの選び方を紹介します。
- 小説は「紹介文」を基準に
- ビジネス書・自己啓発本は「解決」を基準に
- 雑誌・漫画は「興味」を基準に
詳しく見ていきましょう。
小説は「紹介文」を基準に
小説は本の裏表紙や帯に書かれている「紹介文」を基準に選びましょう。
特に文庫本の場合、裏表紙を見ると「あらすじ」が掲載されていることが多いです。
その「あらすじ」を読んでみて「面白そう!」と感じたら購入してみましょう。
また帯には「○○氏が推薦!」「○○賞を受賞!」といった言葉が書かれていることがあります。
あなたが尊敬する有名人が推薦していたり、大きな賞を受賞していたりする作品を選ぶのもおすすめです。
小説を選ぶときは、ぜひ裏表紙や帯の内容を確認してみましょう。
また、小説の選び方については以下の記事でも特集しているので、ぜひご覧ください!
ビジネス書・自己啓発本は「解決」を基準に
ビジネス書や自己啓発本は「自分の悩みを解決してくれるもの」を基準にしましょう。
ビジネス書や自己啓発本を選ぶときは「中毒にならないこと」が注意点として挙げられます。
「自己啓発本とは何?【ビジネス書との違いもこれで分かる!】」でも書いたとおり、特に自己啓発本を読み過ぎると「自己啓発本中毒」になりやすいのです。
そのため「自分の悩みを解決してくれるもの」という基準を必ず守って選びましょう。
例えば「コミュニケーションが苦手」という悩みなら、
- 話し方について
- 聞き方について
- 雑談の上達法について
と、「コミュニケーションの何に困っているのか」をハッキリさせるのが大切です。
選ぶ基準をハッキリさせることで、闇雲に本を購入する必要もなくなります。
結果的に最小の出費で、自分の悩みを解決してくれる本が見つけられるんです
数多く出版されているビジネス書や自己啓発本だからこそ、「解決」を基準に選ぶようにしましょう。
雑誌・漫画は「興味」を基準に
雑誌や漫画は、単純に「自分の興味」を基準に選んでみましょう。
雑誌や漫画は、本の中でも特にエンターテインメントの割合が高いジャンルです。
また種類も「週刊誌」「月刊誌」「コミック版」と多いため、どれを読もうか迷うジャンルでもあります。
どうしても選べないときは、あなたの興味の度合いで選ぶのがおすすめです。
雑誌なら
- 雑誌自体のジャンル
- 特集内容
- 自分の年代に合った内容
が選ぶ基準になります。
また、漫画なら
- アニメ化されている話題作
- 好きな漫画家さんの新作
- 絵柄が好み
といった基準で選んでみましょう。
もちろん、逆にまったく興味のない雑誌や漫画をあえて読んでみるのもおすすめ。
新たな趣味のジャンルを開拓できる可能性もあるからです。
雑誌や漫画は楽しむことが前提なので、あなたの興味の赴くまま、素直に本を選んでみましょう。
まとめ:いろんな本を読んでみよう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
最後に、読書初心者でも簡単にできる本の選び方をおさらいしましょう。
- 値段で選ぶ
- 本の厚さで選ぶ
- 「本選び診断」を活用してみる
- 書評サイトを参考にする
今回紹介したのは、数多くある選び方の一例です。
ぜひ、あなた自身に合った選び方を自分で見つけてみましょう。
その選び方を通して、いろんな本に出会い、かけがえのない1冊を巡り合えますように。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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