今週もお疲れ様です。
「しょだなっつ」管理人のながなっつと申します。
読書を趣味として始めて数カ月が過ぎた頃。
ふと、こんな思いが湧き上がった。
本って、大量に読む方がいいのかな?
今の読書量は月平均で3冊程度。
それほど多くはない。
たまに動画の背景にズラッと本が並んでいる光景を見る。
その度に「すごいなぁ」と憧れている自分がいた。
……たくさん読んだ方が知識も増えそうだし、何だか格好いいかも!
ちょっと待って!本を大量に読むことは、必ずしも良いことだけじゃないよ!
本を大量に読むのには、もちろんメリットがあります。
でも同時にデメリットも発生するんです。
今回は本を大量に読むことのメリットとデメリットについて、アシストしていきます。
- 自分が多読に向いているか確認できる
- 本を大量に読むことのメリットが分かる
- 同時にデメリットも把握できる
あなたは多読に向いている?
本を大量に読むことのメリット、デメリットを知る前に大切なことがあります。
それは「自分自身が多読に向いているか把握する」こと。
多読とはその字の通り「たくさん読む」ことです。
本を大量に読むには、自分が多読に向いているか理解する必要があります。
でも人によっては多読に向いているか、いないかに分かれます。
代表的な特徴は以下の通りです。
- 本を読むための時間を1日2時間以上は確保できる
- 読むスピードが速い(速読ができる)
- 読んだ情報を頭の中で瞬時に理解、整理できる
- 本にかけられるお金がある
- 読書時間が1日30分以下しか確保できない
- 読むスピードが遅い
- 読んだ情報をゆっくり理解し、何度も同じ本を読む
- 本にかけられるお金が無い
ここに挙げたのは代表例ですが、あなたはどちらに当てはまるでしょうか?
もし多読に向いていなくても、落ち込む必要はありません。
あなたは1冊の本を自分のペースで読み解ける人。
自信を持ってくださいね。
もし多読に向いていると分かったら、本を大量に読む基礎は出来上がっています。
これから上げるメリットとデメリットを参考にしてみてください。
本を大量に読むことのメリット3つ
本を大量に読むことの代表的なメリットは次の3つです。
- 知識が増える
- 多様な価値観に触れられる
- 長文に強くなる
詳しく見ていきましょう。
知識が増える
メリット1つ目は「知識が増える」こと。
読書を行っている時点で、知識はある程度増えています。
でも本を大量に読むことで、得られる知識量は格段に増えるんです。
これは本の種類問わず言えるメリットでもあります。
小説なら、語彙力(ごいりょく)が増えたり漢字に強くなったりします。
ビジネス書や自己啓発本なら、その本に書かれた知識がそのまま得られます。
また雑誌でも、紹介されていた触れたことのない趣味に興味を持ったり、仕事で使える時短テクニックを得たりもできます。
本を大量に読むことで得られる知識は千差万別です。
ぜひ自分のものにしてみましょう。
多様な価値観に触れられる
メリット2つ目は「多様な価値観に触れられる」こと。
本には作者や登場人物、またライターの考えが凝縮されています。
それは本によって異なるので、本を読む度に多様な価値観に触れられるんです。
これは普通に生活していては、なかなかできない体験でもあります。
普通に生活していると、どうしても自分の許容範囲内で起こる出来事にしか関心が向かなくなります。
でも本を読むことで、その許容範囲外の考え方に触れられるんです。
その考え方は「良い考えだ!」と思えるものもあれば、どうしても受け入れられないものもあるでしょう。
ただ、その多様な価値観に触れること自体が大きな学びに繋がっています。
学びは必ず自分のためになる日が来きます。
ぜひ本を大量に読んで、多様な価値観に触れてみてください。
長文に強くなる
メリット3つ目は「長文に強くなる」こと。
これは当たり前と言えばそうですが、かなりのメリットでもあります。
現在、人と人のやり取りは短文が主流です。
場合によっては絵文字やスタンプだけでやりとりが完結してしまう時も。
結果的に長文に触れる機会が少なくなり、仕事のマニュアルや長文メールに抵抗感を持ってしまう方もいますよね。
その抵抗感を無くすためにも本を大量に読むことは有効なんです。
読むことで必然的に長文に強くなり、仕事のマニュアルや長文メールへの抵抗感も次第に少なくなります。
ただ、あまりにも長文に触れすぎると、今度は「活字中毒」になる場合もあるので注意しましょう。
本を大量に読むことのデメリット3つ
本を大量に読むことの代表的なデメリットは次の3つです。
- お金が足りなくなる
- 時間配分のバランスが崩れる
- インプット過多に偏る
詳しく見ていきましょう。
お金が足りなくなる
デメリット1つ目は「お金が足りなくなる」こと。
本の新刊は毎週のように発売されます。
その全部を読みたいからと買っていては、確実に金欠になりますよね。
そうなると家計全体のバランスも崩れるので、結果的に本が読めなくなるという事態に。
お金を気にせず本を読みたいよぉ
そんな気持ちが湧いてきたら、中古本屋や図書館を活用しましょう。
中古本屋は100円で買える文庫本もあり、かなりお財布に優しい値段設定になっています。
また図書館を利用すれば、お金はかかりません。
タダで本が読み放題です。
無料で本を読みたい時は、ぜひ地元の図書館を活用してみましょう。
時間配分のバランスが崩れる
デメリット2つ目は「時間配分のバランスが崩れる」こと。
自分で決めた時間以上に本を読むと、他の生活時間のバランスが確実に崩れます。
本を読みたいからと睡眠時間を削れば、慢性的な寝不足に。
読書が楽しいからと食事時間を削れば、栄養バランスが崩れ体調不良に。
本を大量に読んだ結果として時間配分のバランスが崩れれば、必ずどこかにしわ寄せが来ます。
そうならないためにも「読書は1日1時間」と時間を決めて、その中で読書を行うようにしましょう。
インプット過多に偏る
デメリット3つ目は「インプット過多に偏る」こと。
読書は基本的にインプットの部類に入ります。
インプット自体は悪いことではありません。
本を大量に読むことでインプットする情報を増やし、それがアウトプットに繋がれば読書の意味はあります。
でも、ただ本を大量に読むだけでアウトプットを行わないと、次第にインプット過多になり始めます。
そうなると行動が伴わないので、いくら本を読んでも現実が変わりません。
その状況を打破したいと考え、また本を読む。
でも行動が伴わないのでまた本を……という負のループに陥ってしまうことも。
これを避けるためにも、1冊読んだらまずはアウトプットを1回行いましょう。
アウトプットの方法は何でも大丈夫。
本の要点をまとめる、感想をSNSにアップする、誰かに本をお勧めする……。
とにかく何かしらの行動を起こして、インプット過多になるのを防ぎましょう。
自分に合った読書量を把握しよう
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
最後にメリットとデメリットをおさらいしましょう。
- 知識が増える
- 多様な価値観に触れられる
- 長文に強くなる
- お金が足りなくなる
- 時間配分のバランスが崩れる
- インプット過多に偏る
本を大量に読むのは一見、魅力的に見えます。
ただ本当に大切なのは「自分に合った読書量を把握する」ことです。
たくさん読んでいろんな知識を取り込みたいか。
それとも1冊ずつゆっくりと向き合って、少しずつ、何度も読み返したいか。
あなたに合った読書量を見極めましょう。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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