「読書を始めるといいことがあります!」
こう言われたとき、あなたはどう思いますか?
おそらく「そんな都合のいい話なんてない」と、疑わしく思いますよね。
でも、実際は読書をすると様々な「いいこと」が起こるんです。
今回は
- 読書のメリットが知りたい!
- 本を読むと、どんな「いいこと」があるか気になる
- 読書を始めてどんな変化があった?
といった「本を読むと起こるいいこと」についてアシストします。
今回の記事を読めば、本を読んで得られる「いいこと」がわかり、あなたも読書をしたくなりますよ!
本を読むと起こる「いいこと」!【子ども編】
まずは、子どもに起こる「いいこと」を見ていきます。
子どもが読書をすると、主に次の4つの「いいこと」が起こります。
- 読解力が身につく
- 漢字に強くなる
- 想像力が高まる
- 多様な価値観に触れられる
詳しく見ていきましょう。
読解力が身につく
本を読むと子どもに起こるいいこと1つ目は「読解力が身につく」こと。
読解力は誰でも始めから身についているわけではありません。
本を読む経験を積むことで、少しずつ育っていく力です。
子どもの頃から本に触れると「読む」ことに早い段階で慣れ、読解力が身につくのが早くなります。
ただし、子どもが文字の多い本を嫌がる場合は、文字の少ない本から読み始めると言った配慮をしましょう。
漢字に強くなる
本を読むと子どもに起こるいいこと2つ目は「漢字に強くなる」こと。
本には程度の差こそあれ、漢字が使われています。
漢字の使用頻度は、一般書になればなるほど多くなります。
大人のあなたも、わからない漢字が多い本だと、読む気力が無くなったりしませんか?
子どもの頃から本を読むと漢字に触れる機会が多くなるので、自然と漢字に強くなります。
もちろん読書を始めたばかりの子どもなら、漢字の少ない本を選びましょう。
それでも、学校で読める漢字が増えるにつれ、読める本の幅は広がります。
漢字に強いことは大人になっても役立つので、子どもの頃から読書に慣れておくのがおすすめなんです。
想像力が高まる
本を読むと子どもに起こるいいこと3つ目は「想像力が高まる」こと。
本は基本、文字のみで人物・風景・場所などを伝える作品です。
挿絵がある本を除き、基本は文字による情報のみで、作者が書いた情景を頭に浮かべる必要があります。
子どもの頃から頭に情景を浮かべることに慣れると、自然と想像力が鍛えられます。
また想像力は登場人物の気持ちを考えることでも鍛えられます。
主人公が感じた喜び、脇役が感じた悲しみなどを想像することで、他人の気持ちを考えることができ、人に優しくできるんです。
想像力は人との関係を良好にするのにも役立つため、お子さんが人間関係に不安を持っていたら読書を勧めることも考えてみてください。
多様な価値観に触れられる
本を読むと子どもに起こるいいこと4つ目は「多様な価値観に触れられる」こと。
本には作者の考え方はもちろん、登場人物達の考え方も詰まっています。
それらの様々な価値観に触れることで、子どもはいろんな考え方があるのだと気づけるんです。
もちろん、読書以外でも多様な価値観に触れる機会はあります。
それでも、本を読むことが最初の一歩だと私は感じています。
本を通して多様な価値観に触れることで、子ども自身の人生に対する考え方が育っていきます。
ぜひお子さんに読書を勧めてみてください。
本を読むと起こる「いいこと」!【大人編】
次に、大人に起こる「いいこと」を見ていきましょう。
- 語彙力が身につく
- ストレス解消になる
- 印象が変わる
- コミュニケーションのきっかけが掴める
こちらも詳しく見ていきます。
語彙力が身につく
本を読むと大人に起こるいいこと1つ目は「語彙力が身につく」こと。
「語彙力(ごいりょく)」とは「相手や場面に合わせて、よりわかりやすく言い換え、説明できる力」のことです。
語彙力は普段の生活では、なかなか鍛えることができません。
ですが本を読むことで、語彙力が自然に身につけられるのです。
語彙力が身につくと、特に仕事における会話に役立ちます。
難しい言葉をわかりやすく他の人に説明できるため、「○○さんの話はわかりやすい」と高評価を受けられることも。
また、テレビなどで知った難しい単語の意味をスラスラと言えるようにもなります。
語彙力が身につくことは、仕事でも私生活でも大いに役立ちますよ。
ストレス解消になる
本を読むと大人に起こるいいこと2つ目は「ストレス解消になる」こと。
人は生きていると、多かれ少なかれストレスを抱えます。
なかには自分ではどうにもできない事柄に対して、ストレスを抱えてしまう方も。
そんな強いストレスを感じている方におすすめしたいのが読書です。
本を30分読むと、ストレスは60%以上解消されるという研究結果も出ています。
本の世界に意識を向けることで、現在悩んでいる事柄から一時的ですが離れることができるんです。
30分の読書が続かないという方は、まず5分程度から始めてみましょう。
短い時間ですが、それでも気持ちがスッキリするのを実感できますよ。
印象が変わる
本を読むと大人に起こるいいこと3つ目は「印象が変わる」こと。
あなたは「読書が趣味の人」と聞くと、どんな印象を持ちますか?
おそらく最初に「知的な人」と浮かびますよね。
本を読んでいる方は、たしかに知識が豊富なため知的な方が多いです。
でも、読書を趣味とするだけでも見た目の印象は大きく変わるんです。
まず、本を読むのに邪魔にならないよう、髪の毛の長さは整える必要があります。
次に、本を入れるために文庫本程度は入るバッグを持ち歩く必要も。
そして、そのバッグに合うような、清潔感のある服装をしようとも思います。
結果的に清潔感があり、知的な印象を見た人に与えられるんです。
あなたも印象を変えたいと考えていたら、ぜひ読書を趣味にしてみましょう。
コミュニケーションのきっかけが掴める
本を読むと大人に起こるいいこと4つ目は「コミュニケーションのきっかけが掴める」こと。
本は会話のきっかけになります。
これは特に、仕事で営業職をしている方は実感しているはずです。
最近話題の本・面白かった本・仕事に役立った本など、お客様とのコミュニケーションのきっかけとして、本の話題は役立ちます。
また、会話がある程度進んだ状態でも、ふと本の話題に触れることで会話の幅が広がります。
お客様との会話のネタにするにはある程度、本を読む必要はありますが、コミュニケーションのきっかけにするためにも読書はおすすめなんです。
【要確認!】読書の注意点
ここまで本を読むと起こる「いいこと」について書きました。
「いいこと」の多い読書ですが、次に挙げるようにいくつか注意点もあります。
- 暗い場所では読まない
- 休憩を挟む
- 本は大切に扱う
- 本の情報だけを強く信じない
詳しく見ていきましょう。
暗い場所では読まない
本を読むときの注意点1つ目は「暗い場所では読まない」こと。
本は見てわかるように、比較的小さな字で印刷・表示されています。
そのため明るい場所で読んでいても、目が疲れやすいんです。
特に暗い場所で本を読むと、目が急速に悪くなります。
どうしても暗い場所で本を読みたい場合は、手元だけでも明るくして、長時間の読書は避けましょう。
休憩を挟む
本を読むときの注意点2つ目は「休憩を挟む」こと。
1つ目の「暗い場所では読まない」でも書いたとおり、読書は目を疲れさせます。
そのため、できれば30分ごとに5分の休憩を挟みながら本を読みましょう。
5分の休憩では、遠くの景色や木々を眺めたり、水分補給をしたりするのがおすすめです。
特にスマホやタブレットなどデバイスで電子書籍を読んでいる場合は、紙の本よりも目が疲れやすいので、こまめに休憩を取りましょう。
目は一度悪くなると、手術など特殊なことをしない限り悪いままです。
長い間読書を楽しむためにも、目が疲れる前に休憩を取るようにしてください。
本は大切に扱う
本を読むときの注意点3つ目は「本は大切に扱う」こと。
本1冊には、様々な人の思いが詰まっています。
作者・著者の考え方はもちろん、紙の場合は組版・印刷・製本をした会社の思いが、電子書籍でもデータとしてまとめたエンジニアの思いも詰まっています。
そんな様々な思いが詰まった本。
もしかして埃が積もっていたり、長い間ストレージに残ったままだったりしていませんか?
本が形になるまでには、多くの人の思いと技術が必要です。
その思いや技術に思いをはせながら、本を大切に扱うようにしましょう。
もし本の管理がうまくいっていないときは、こちらの記事を参考にしてみてください。
本の情報だけを強く信じない
本を読むときの注意点4つ目は「本の情報だけを強く信じない」こと。
ここまで読書をおすすめしましたが、1冊の本の情報だけを強く信じすぎないことも大切です。
1冊の本に書かれていた情報だけを信じると、どうしても知識や考えに偏りが出ます。
知識や考えに偏りが出ることは、誰かを批判したり別の情報を否定したりと、せっかく読書から得た「いいこと」を活かせません。
あるテーマについて本を読む際は、同じテーマの本を何冊か読んでみて、それらを自分の中で噛み砕いて統合してから活かすようにしましょう。
まとめ:本を読むと「いいこと」がたくさん!
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
本を読むと、たくさんの「いいこと」があります。
注意する点にも気をつけながら、あなたも読書ライフを送ってみましょう。
きっと日々が楽しくなりますよ!
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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