読書が趣味の人には、たくさんの長所があります。
でも実際は、次のような思いを持った方が多いです。
- 読書が趣味だけど自分の長所がわからない
- 「読書が趣味」と言うと、マイナスのイメージを持たれそう
- 履歴書に書けるアピールポイントがない
中には「自分なんて……」と、自分を卑下している方もいます。
今回は「読書が趣味の人の長所」についてアシストします。
本記事を読めば、読書が好きな自分の長所がわかり、自信を持てるようになりますよ!
【結論】「読書が趣味」はマイナスポイントじゃない!
結論を書くと「『読書が趣味』はマイナスポイントではない」となります。
理由は、この後紹介する長所がたくさんあること。
また「読書が趣味」ということで、得をすることが多いためです。
実は、活字離れが進んでいる現在、「読書が趣味」というだけで「文章全般に強い」という印象を持たれます。
特に就職・転職活動では「文章全般に強い」ことは、働くうえでの文章作成や読解で大いに役立つのです。
学生時代は「読書が趣味」というと「暗い性格」「付き合いづらい」といったマイナスなイメージが先行します。
でも社会に出ると「読書が趣味」はプラスのイメージになるんです。
あなたも「読書が趣味なんて」と、自分に対してマイナスなイメージを持っていたら、今日から意識を変えてみましょう。
読書が趣味の人はこんな人!長所を紹介
続いて、読書が趣味という人が持っている長所を紹介します。
今回は代表的なもの5つを紹介しますね。
読解力が高い
読書が趣味の人の長所1つ目は「読解力が高い」こと。
読書が好きな、ほぼすべての人に当てはまる長所です。
読書は書かれている文章の意味や、思いを読み取る必要があります。
そのため読書を続けていると、自然と文章を読み解く力である読解力が高くなるのです。
読解力が高いと、例えば長いマニュアルを読んで実践する際も、内容を読み落とすことが少なくなります。
読解力が高いことは、読書が趣味の人の代表的な長所なんです。
物事を多角的に見られる
読書が趣味の人の長所2つ目は「物事を多角的に見られる」こと。
読解力にも共通する部分でもあります。
特に小説の場合、書かれている内容は同じでも、読む人によって解釈は異なります。
また子どものときに読んだ物語を大人になってから読むと、違った面に気づけることも。
このように読書が趣味の人は、1つの物事でも正面から・後ろから・斜め上からと、様々な角度で見ることができます。
実際、読書が趣味の人の多くは、仕事でこれからの展望を考える際などに、2つ3つと考えを思いつきます。
物事を多角的に見られることは、会社にとって有益な人材の要素でもあるのです。
集中力が続く
読書が趣味の人の長所3つ目は「集中力が続く」こと。
本を読むには集中力が必要なため、読書が趣味の人は集中力を続けることが得意です。
集中力が続くことは大きな長所になります。
プログラミングの仕事でコードを長時間書き続けたり、細かい切削が必要な金属の加工を集中して行えたりできるためです。
集中力は読書をある程度続けていないと、身につけられない力です。
自信を持ってみましょう。
知識の範囲が広い
読書が趣味の人の長所4つ目は「知識の範囲が広い」こと。
読書が趣味の人の特徴として「学ぶこと・知ることが好き」という点があります。
自身の興味の赴くまま読書を続けていると、いつの間にか知識の範囲が広くなっているのです。
知識の範囲が広いと、例えば会話の話題が1つ終わったとしても、すぐに次の話題を思いつけます。
そのため「会話が途切れにくい」という効果もあるんです。
「自分は広く浅くしか知識がない」という方も、その知識の広さは真似できるものではありません。
これからも興味を持った物事を知っていきましょう。
共感力が高い
読書が趣味の人の長所5つ目は「共感力が高い」こと。
これは主に小説を読んでいる人に多い長所です。
小説を読んでいると、登場人物の感情や作者の考えに共感することがあります。
そのため小説を多く読んでいると、人に対する共感力が増し、相手のことを考えられるようになるのです。
共感力が高いと、今の時代は生きにくいとも言われます。
でも共感力は人として生きていくうえで必要な「相手を思いやる力」とも言えます。
ただ「共感力が高すぎて社会生活がツライ」という方は、境界線を意識してみましょう。
「ここから先は相手の問題」と境界線を引くことで、一定の距離を保て、むやみに自分の問題化にせずに済むのでおすすめです。
【ココを推す!】履歴書にも書けるアピールポイント例
読書が趣味の人の長所を見てきました。
ここからは、就職・転職活動で必須の履歴書にも書ける、読書が趣味の人のアピールポイントの例を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
黙々とした作業が得意
履歴書に書けるアピールポイント1つ目は「黙々とした作業が得意」なこと。
先ほども紹介しましたが、読書が好きな人は集中力が高いため、1人でコツコツ・黙々と取り組む仕事が得意です。
記載例としては「読書で培った集中力があるため、根気が必要な物事に対しても集中して取り組めます」といった書き方が挙げられます。
黙々と集中して作業できるのは、れっきとしたあなたの強みです。
恥ずかしがらず、履歴書に書いてみましょう。
多面的に物事を見られる
履歴書に書けるアピールポイント2つ目は「多面的に物事を見られる」こと。
先ほども紹介した「物事を多角的に見られる」ことの延長線上となるアピールポイントです。
記載例としては「読書を通して物事を多面的に見る力が身につきました。配属先で問題が発生した場合でも、問題を様々な角度から見て、解決方法を導き出せると考えています」といった書き方ができます。
物事を様々な角度から見ることは、これからの時代に必要とされる人材です。
積極的にアピールしましょう。
メールなどの文章作成が得意
履歴書に書けるアピールポイント3つ目は「メールなどの文章作成が得意」なこと。
読書を趣味としている本人も、意外と気づいていないアピールポイントでもあります。
読書をすることで、読んでいる人は自然と多くの文章に触れます。
すると無意識的に意味の通りやすい文章が身につき、文章作成が必要な場面で役立つのです。
記載例としては「読書を行う中で、様々な文章に触れました。そのためメールやマニュアルの作成といった文章作成に抵抗感はありません」といった書き方ができます。
もし自分でも長文を書いてみたいと思ったら「webライター」や「作家」といった職種も検討しましょう。
トラブルや困りごとを解決するのが得意
履歴書に書けるアピールポイント4つ目は「トラブルや困りごとを解決するのが得意」なこと。
特にビジネス書や自己啓発本をよく読むという方は、読んだ本のノウハウが身についているはずです。
そのノウハウを活かすと、突発的なトラブルや困りごとを解決するのが、アピールポイントになるのです。
記載例としては「ビジネス書や自己啓発本をよく読みます。書かれている内容を実践することで、自身の課題を乗り越えることができました。この経験を、今度は貴社においても実践したいと考えております」といった書き方ができます。
課題を解決できることは、才能の1つです。
読書を通して、さらにその才能を伸ばしましょう。
人を思いやった行動ができる
履歴書に書けるアピールポイント5つ目は「人を思いやった行動ができる」こと。
「共感力が高い」という長所を活かしたアピールポイントです。
先ほども書いたように、現代は共感力が高い人にとっては生きづらいと感じることが多いです。
でも、人を思いやることができるのは、やろうと思ってもなかなかできないことです。
記載例としては「読書を通して共感力が身につきました。困っている方の力になりたいという気持ちがあり、実際に行動にも移しています。そのため貴社の接客業務でも役立つのではと思い、志望しました」といった書き方ができます。
人のために生きることと、自分のために生きることのバランスを取りながら、その長所を伸ばしましょう。
まとめ:「読書が趣味」をプラスポイントに!
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
今回は「読書が趣味の人の長所」「履歴書に書けるアピールポイント」について紹介しました。
「読書が趣味」ということは、必ずプラスポイントになります。
「根暗だし」「陰キャっぽいから」と卑屈にならず、読書から得られた能力を最大限発揮しましょう。
あなた自身の生き方にも良い影響が出るはずですよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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