この記事は
- どうして読書をしないと損なのか知りたい
- とにかく損はイヤ!
- 人生を豊かにしたい
という方に向けて書いています。
今週もお疲れ様です。
「しょだなっつ」管理人のながなっつと申します。
あなたの人生において「読書」はどんな位置づけでしょうか?
まぁ、読書なんてしなくても生きていけるし。
こう思っている方は多いですよね。
でも読書をしない人は、実は人生において損をしているとしたらどうでしょう?
今回は「なぜ読書をしない人は損をするのか?」についてアシストします。
「人生を豊かにしたい!」という方もこの記事は参考になりますよ。
どうして損なの?3つの理由
でも、どうして読書をしない人は損なの?
あなたもこう思いましたよね。
たしかに読書をしないだけでどうして損をするのか、疑問になります。
理由は大きく次の3つ。
- 学びの機会を失っている
- 考えが固定化される
- 文章が苦手になる
詳しく見ていきましょう。
理由1:学びの機会を失っている
理由の1つ目は「学びの機会を失っている」こと。
読書をしない人はする人に比べて、学びの機会を失っていることが多いんです。
これは私の実体験から言えること。
高校に入ってから10年近く、私は読書から離れていました。
ゲームが主な趣味になっていたからです。
ただ、その間は統合失調症と診断されたり仕事を転々としたりと、けっして充実した人生を送っているとは言えませんでした。
もしこの10年の間に読書を再開して学びを深めていれば、もう少し早く、人生の方向性を決められていたのでは、と後悔しています。
また本にはインターネットの情報とは違った「磨かれた情報」が掲載されています。
インターネットの情報は、良くも悪くも「情報」です。
更新速度が速い分、間違っていたり中身が無かったりする情報もあります。
本の場合、掲載されている情報は信ぴょう性が高いものが多いです。
もちろん、すべての本の情報が正しいとは言えませんが、それでもネットの情報よりも信頼できます。
その本からの情報が得られないことは、確実性の高い情報から学ぶ機会を無くすことに繋がるんです。
理由2:考えが固定化される
理由の2つ目は「考えが固定化される」こと。
読書をしないと考え方が固定されてしまうんです。
以前の記事で読書の大切な1つのことは「多様性を学べること」だと書きました。
この読書で得られる「違う考え方に触れる機会」を、読書をしない人は失っているんです。
「違う考え方に触れる機会」が無いと、考え方は固定化され、一方通行にもなります。
「自分が一番正しい」「周りの意見が多いからこの意見で大丈夫だ」となり、違う考え方があることに気づきません。
そのまま気づかないでいると、違う考え方が現れた際に強烈な拒否反応が現れます。
「自分が一番正しい」と思っていたことが否定されるのだから、最初は誰でも拒否反応を示します。
でも考えが固定化されている人は拒否反応が大きく、すぐに相手への否定に繋がるんです。
酷くなると違う考え方の相手に対して、誹謗中傷やいじめといった行動になることも。
考え方が固定化されることは、あなたが思っている以上に周囲への影響が大きいんです。
理由3:文章が苦手になる
理由の3つ目は「文章が苦手になる」こと。
文章に触れる機会を持たないと、自然と文章が苦手になります。
これは私自身も経験したこと。
読書を再開しようと文庫本を購入して読み始めたら、最初の5ページを読んだだけで限界になったんです。
中学生まではいわゆる「本の虫」だった経験もあり、「まぁ、読めるだろう」と変な余裕を持っていただけに、5ページで限界を迎えたのはかなりショックでした。
学生時代に本を読んでいても限界を迎えたのだから、読書の習慣が無い方は文章が苦手になって当然です。
文章が苦手になると他の物事にも影響が出ます。
まず仕事で扱う文章が苦手になります。
仕事をしていると、次のように様々な文章に触れる機会がありますよね。
- 取引先へのメール
- 機械の動作マニュアル
- 社内の広報誌
どれも重要な情報ですが、文章が苦手になるとこれらの文章を読むことさえ苦手になります。
またプライベートにも影響が出ます。
- メッセージが短文になり過ぎて、言いたいことが相手に伝わらない
- 結婚式の祝電や、葬式の弔電に書く文章が思いつかない
大切な場面で自分の言いたいことが文章で伝わらないと、あなた自身も歯がゆい思いをしますよね。
損から得へ!3つの提案
ここまで「どうして読書をしない人は損なのか」、理由を解説しました。
じゃあ、損しないためにはどうすればいいの?
実は損から得へ移行できる解決方法はいくつかあります。
ここでは次の3つを提案しますね。
- 5分だけでも読書をしてみる
- 様々なジャンルの本を読む
- 自分でも文章を書いてみる
詳しく見ていきましょう。
5分だけでも読書をしてみる
提案1つ目は「5分だけでも読書をしてみる」こと。
短時間でもいいので、まずは読書をする習慣を身につけましょう。
5分というと短く感じますが、読める文字数にすると約2,000文字は読めます。
けっこう多く感じますよね。
また5分を毎日積み重ねると、1ヵ月で約2時間半、文字数だと60,000字も読める計算になります。
「たかが5分の読書」と思わず、特に読書の習慣がない方は、まず5分の読書から始めてみましょう。
様々なジャンルの本を読む
提案2つ目は「様々なジャンルの本を読む」こと。
人には好き嫌いがあります。
本においても「推理小説が好き」「自己啓発本が好き」と、好みが分かれることが多いですよね。
でもそこであえて、今まで読んだことがないジャンルの本を読んでみてください。
推理小説が好きなら料理の本を。
自己啓発本が好きなら恋愛小説を。
最初は読みにくいと思います。
今まで読んだことが少ないジャンルなので当然です。
でも、そこを乗り越えて読み進めると、新たな発見があるんです。
「料理って、意外と簡単にできるのかも」
「恋愛小説は甘ったるいと思っていたけど、ビターな結末もいいな」
様々なジャンルの本を読むことは、多様性に触れられるきっかけにもなります。
ぜひジャンルの食わず嫌いを止めて、気になった本を読んでみましょう。
自分でも文章を書いてみる
提案3つ目は「自分でも文章を書いてみる」こと。
え!? 自分で文章なんか書けないよ……。
でも安心してください。
コンクールに応募したり、公に発表したりすることが目的ではありません。
あくまで自身の文章力を上げるために書くだけです。
書く形式は何でもかまいません。
- 日記
- 物語
- 歌詞や詩
自分が書けそう、やってみたいと興味が湧いた形式に挑戦してみましょう。
自分で文章を書くと、ある種の「癖」が分かります。
- 句読点がやたらに多い
- 同じ言葉を多用している
- 短い文章なら得意
自分の「癖」を認識することで、自然と読みやすい文章はどういったものかも感覚的に理解できます。
特に学生時代の読書感想文や論文以降、文章を書いていないという方にオススメの方法です。
またパソコンに触れる機会が少なかったという方は、この機会にパソコンで文章を書いてみましょう。
長文に慣れ、パソコンの知識も得られるのでオススメです。
読書が苦手な方へ
ここまで、読書をしない人が損から得へ移行するための提案を紹介しました。
でも、どうしても読書が苦手なんだよね……。
たしかに、どうしても読書自体が苦手という方もいますよね。
そんな時はぜひ「ステップアップ読書」を試してみてください。
「ステップアップ読書」のコツは1つ。
「読めると感じた本から読み始める」だけ。
こちらの記事に詳しい手順をまとめたので、読書が苦手な方は参考にしてみてください。
読書で人生をお得にしよう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
最後に、どうして読書をしない人が損なのかをおさらいしましょう。
- 学びの機会を失っている
- 考えが固定化される
- 文章が苦手になる
冒頭でもあったように、読書は極端な話、しなくても生きてはいけます。
ただ読書をすると、それだけで人生を得したことになるんです。
人生のボーナスをもらう感覚で読書に取り組んでみましょう。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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