読書を楽しむには、実は4つの「コツ」が必要です。
でも
- 読書から半年以上遠ざかっている
- 読書がめんどうで続けられない
- 読書の楽しさがわからない
このような理由で読書をしない・できない方。
また以前は読書をしていたけれど、今は離れているという方も多いですよね。
今回は「読書なんて楽しくない」「読書がめんどくさい」方に向けて「読書が楽しめるコツ」についてアシストします。
「できれば読書を始めたい」「久しぶりに読書を再開したい」という方は、ぜひ参考にしてください!
読書が楽しくない・めんどくさい共通の悩み
まずは「読書が楽しくない」「読書がめんどくさい」という方が持っている悩みを見ていきます。
すぐに別のことをしてしまう
「本を開いても、別のことが気になってしまう」というのは、「読書が楽しくない・めんどくさい」という方に多い悩みです。
読書を継続できる人は、読書を中断してもすぐに本を読む態勢に戻れますが、読書が続かない人は戻れないことが多いです。
特に手元にスマホがあると、どうしてもメールの着信やニュースを見てしまいます。
「すぐに別のことをしてしまう」悩みは、現代だからこそ多くなった悩みとも言えます。
集中力が続かない
「読書をしても、集中力が続かない」というのも「読書が楽しくない・めんどくさい」という方に多い悩みです。
頭の片隅に「やらないと」という物事があると、どうしても目の前の読書に集中できません。
特に掃除・洗濯・料理後の後片付けなどが残っていると、気になって読書どころではありません。
「集中力が続かない」というのは、環境が大きな原因でもあるんです。
時間がない
自分の時間が持てないほど忙しいと、次第に読書がめんどくさくなります。
仕事・家事・子育てに介護と、忙しすぎて読書の時間が取れないためです。
「本から得られる喜び・知識は計り知れない」とわかっていても、現実に「できない」という壁が立ちはだかります。
読書は「しなくても生きてはいける」という部分もあるため、忙しいと読書を後回しにしてしまうのです。
面白い本が見つからない
面白い本が見つからない場合も「読書が楽しくない・めんどくさい」という悩みに繋がります。
本は星の数ほどあるため、探すのが面倒に思い、せっかく選んだ本が面白くないと、読書への興味がなくなりますよね。
次第に「読書が楽しくない・めんどくさい」となってしまいます。
「面白い本が見つからない」という悩みは、自分に合った本が選べないという、実は根が深い悩みなのです。
寝落ちする
「本を読んでいると眠気に襲われ、寝落ちしてしまう」というのも「読書が楽しくない・めんどくさい」という方に多い悩みです。
気合いを入れて起きていようとしても、どうしても眠気に勝てない。
特に内容が難しいビジネス書・自己啓発本を読んでいると、面白い内容だとしても眠気に勝てません。
「読書はしたいのに寝落ちする」という悩みは「読みたい」という気持ちがある分、もどかしい思いになるんです。
主な要因を知ろう!【心理・環境・選び方】
ここまで「読書が楽しくない」「読書がめんどくさい」という人の悩みを見てきました。
では、悩みの要因は何でしょうか?
主な要因としては次の3つが挙げられます。
- 心理的な要因
- 環境的な要因
- 本の選び方の問題
詳しく見ていきましょう。
心理的な要因
悩みの要因の1つに「心理的な要因」があります。
- 仕事や家事などからの「過剰なストレス」
- 「最初から最後まで読まなきゃ」と思う「完璧主義な性格」
- 他者との読書量の比較
- 過去のトラウマ
これらの要因が絡み合って「読書が楽しくない」「読書がめんどくさい」と思ってしまうのです。
特に「過去のトラウマ」は、学生時代に読書を強制される経験が原因のため、多くの人が経験しています。
心理的な要因は複雑に絡まっているため、根気強く「読書は楽しいもの」とイメージを変える必要があるんです。
環境的な要因
悩みの要因は他にも「環境的な要因」があります。
- スマホの誘惑に勝てない
- 静かな場所が確保できない
- 読書の習慣がそもそもない
自分の周辺が気になる、または原因で読書を心からが楽しめないのです。
特にスマホが普及したことで「どうしてもスマホの誘惑に勝てない」という人は多いです。
「明日の天気はどうだっけ?」「さっきメールが来ていたような」と気になることがあり、読書を中断し、そのまま止めてしまいます。
本人に「読書がしたい」という気持ちがあるために、非常にもったいないことでもあるんです。
本の選び方の問題
心理的・環境的にも問題がない場合は「本の選び方」に問題があるかもしれません。
本を選ぶ際に、次のような選び方をしていませんか?
- 流行っているからと興味のないジャンルを選ぶ
- 格好いいと思われたいから難易度の高い本を選ぶ
- 読書を始めたばかりなのに長編小説を選ぶ
実は、このような選び方をすると、本を読み始めてすぐに「読書が楽しくない・めんどくさい」と感じてしまいます。
本選びは周囲に流されず、背伸びせず、今の自分に合った本を選ぶと「読書が楽しい」と思えますよ。
今からでも大丈夫!読書を楽しむ4つのコツ
「読書が楽しくない」「読書がめんどくさい」という悩みの要因を紹介しました。
ここからは今からでも実践できる「読書を楽しむコツ」を厳選して4つ紹介します。
- 本の選び方を工夫しよう
- 読書の環境を整えよう
- 読書の習慣を身につけよう
- 自分に合った読書法を見つけよう
詳しく見ていきましょう。
本の選び方を工夫しよう
読書を楽しむコツ1つ目は「本の選び方を工夫する」こと。
選び方の基本は「自分の興味のあるジャンルを選ぶ」ことです。
これに次の選び方をプラスしてみましょう。
- あらすじを読んでみる
- 作者の五十音順に読んでみる
- 図書館を活用する
特に「作者の五十音順に読んでみる」ことは、現在私も実践している選び方です。
五十音ごとに1人作者を選び、興味のある内容の小説を購入します。
もちろん、自分が選びやすい条件を見つけるのもおすすめです。
本の選び方を工夫して、「本選びって、何だかワクワクする」という感覚を知りましょう。
読書の環境を整えよう
読書を楽しむコツ2つ目は「読書の環境を整える」こと。
環境によって「読書が楽しくない・めんどくさい」と感じる方は、本を読む環境を整えましょう。
- 静かな場所を見つける
- ゆっくりできるカフェで読書する
- 電子書籍リーダーを使ってみる
これらの方法を実践すると、環境によって気持ちが左右されにくくなります。
特に「電子書籍リーダーを使う」ことは「スマホの誘惑に勝てない」方におすすめです。
スマホに電子書籍リーダーのアプリをインストールすることで、スマホの操作を我慢せずに読書を楽しむことができます。
またスマホに電子書籍が入っていることで、時間ができた際に「読書しようかな」と、読書を気軽に楽しめます。
本が読める環境を整えて、まず形から読書に入ることも有効です。
読書の習慣を身につけよう
読書を楽しむコツ3つ目は「読書の習慣を身につける」こと。
本を選び、環境も整ったら、読書の習慣を身につけることにも挑戦しましょう。
習慣化におすすめの方法としては次の事柄が挙げられます。
- ステップアップ読書を実践する
- 5分だけ読むことから始める
- 1日1ページだけ読んでみる
- 読書仲間を作る
私のおすすめは「ステップアップ読書を実践する」こと。
「ステップアップ読書」とは「読める本から読んでいく読書法」です。
最初は漫画や雑誌から始め、短編小説、長編小説と、文字量の多い本へステップアップしていきます。
私も読書を再開した当時は、読みやすいと感じた本から読み始めていました。
ステップアップ読書については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください!
自分に合った読書法を見つけよう
読書を楽しむコツ4つ目は「自分に合った読書法を見つける」こと。
読書の習慣が身につきはじめたら、自分に合った読書法も見つけましょう。
- 音読する
- 好きな箇所にマーカーを引く
- 読書メモを取る
- 読書会に参加する
おすすめは「読書メモを取る」こと。
特にビジネス書や自己啓発本を読む際におすすめです。
ビジネス書や自己啓発本を読み進める中で「ここ、自分に響いたかも!」という箇所を、A4サイズのレポート用紙の1行にメモします。
最終的に1ページが埋まったら、メモを見返して「これが1番響いたな」という箇所に印をつけます。
その響いた箇所が、あなたがその本を読んで得られたことなんです。
メモはファイリングして、見返しできるようにしておきましょう。
実はこの読書法は、印南敦史氏の『遅読家のための読書術』という本を参考にしたものです。
以下のリンクから購入できるので、興味が湧いた方は本書を読んで実践してみてください!
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それでも迷うあなたへ!読書の嬉しい効果を紹介
ここまで読書を楽しむコツを紹介しました。
それでも「読書しようか迷っている」という方に向けて、最後に読書で得られる嬉しい効果をお伝えします。
読書には、実は多くの効果があります。
- ストレス解消
- 語彙力アップ
- 知識の習得
- コミュニケーション能力の向上
- 想像力の向上
代表的なものは以上の5つですが、これら以外にも多くの嬉しい効果があります。
詳細はこちらの記事にまとめたので、目を通して、読書を実践しましょう!
まとめ:読書は少しずつ楽しくなる!
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
今回は「読書が楽しくない・めんどくさい」という方に向けて、読書を楽しむコツを紹介しました。
読書は始めたからといって、いきなり楽しくなることは少ないです。
でも、読書を続けて様々な本と出会うことで、楽しさが少しずつわかってきます。
ぜひ長期的な趣味として、読書を楽しみましょう。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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