
寝る前に読書の時間を確保する方も多いですよね。
でも「寝る前の読書はよくない」という情報を目にした方もいるはず。
実は「どんな本を読むのか」が、のちの睡眠に大きな影響を与えるんです。
今回は「寝る前の読書」についてアシストします。
- 寝る前に読書をしたいけれど眠れるか不安な人
- 寝る前読書におすすめの本を知りたい人
- 睡眠の質を上げたい人
このような方におすすめの内容です。
本記事を読むと、寝る前に読書をすることでスムーズに眠れるようになりますよ!
「寝る前の読書はよくない」実は読む本が重要!

まずは「寝る前の読書はよくないのか?」について解説します。
実は寝る前の読書にどんな本を読むかによって、スムーズに眠れるかどうか違いが表れるんです。
私も実際に試してみました。
ある日は寝る前に、ゲーム作りに関する難しめの本を読みました。
その後、眠ろうとしても、1時間近くは眠ることができませんでした。
翌日、今度はほとんど頭を使わない、星座占いの本を読みます。
すると、その後はスムーズに眠れたんです。
さらに翌日は、好きな漫画本を読んでみます。
すると今度は、神経が興奮したようになり、眠るのに30分ほどかかりました。
寝る前の読書は、読書自体よりも読む本がとても重要です。
スムーズに入眠したい時は、頭を使わない、なるべくリラックスできる本を選んでみましょう。
寝る前読書のメリット3選

次に、寝る前読書のメリットを紹介します。
今回は代表的なメリットを3つ挙げてみます。
ストレスを減らせる
寝る前読書のメリット、1つ目は「ストレスを減らせる」こと。
実は6分間読書をすると、68%もストレスが減るという研究結果があるんです。
読書のストレス解消効果の詳細は、以下の記事にまとめてあります。
特に寝る前に読書をすることで、ストレスが減った状態で眠れるため、翌朝の目覚めも良くなります。
実際私も、寝る前に読書をすると、翌朝はスッキリと目覚めることができました。
読書自体がストレス解消に効果があるため、寝る前に読書をすると、よりその効果が高まるんです。
本の内容が身につく
寝る前読書のメリット、2つ目は「本の内容が身につく」こと。
スムーズな入眠には「頭を使わない、なるべくリラックスできる本」がおすすめと書きました。
でもどうしても難しい本を読まないといけない場合もあります。
難しい本を読む場合は、なるべく暗記系の本を読むのがおすすめ。
脳は眠っている間に記憶を整理するため、寝る前に読んだ本の内容はすぐに整理され、より内容を覚えやすくなるんです。
特に学生時代には「ある程度勉強したら、徹夜よりも寝た方がいい」と聞いたことがあるはず。
寝る前の読書も同じで、ある程度読んだら眠った方が、記憶が定着しやすいんです。
睡眠の質が上がる
寝る前読書のメリット、3つ目は「睡眠の質が上がる」こと。
メリット1つ目で「ストレスが減少する」と、心身にかかる負担が減るため、睡眠の質も上がるんです。
特に自分の好きな小説を読んだり、写真集や画集を眺めたりすることで、気持ちが上向いたまま眠れます。
眠る直前の気持ちが睡眠中にも影響するのは、あなたも実感しているはず。
寝る前に読書を取り入れて、しっかりとした睡眠を取ってみましょう。
寝る前の読書におすすめしたい本7選

次は「寝る前読書におすすめの本」を、厳選して7冊紹介します。
私も実際に読んでから寝てみて、ぐっすりと眠れた本でもあります。
ぜひ寝る前読書に取り入れてみてください。
シロクマ係長の奇跡
寝る前読書におすすめの本、1冊目は鈴森丹子(すずもり あかね)氏の小説『シロクマ係長の奇跡』です。
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本作には、捺彦(なつひこ)、亜貴(あき)、友紀美(ゆきみ)という幼馴染達が登場します。
それぞれ、仕事に家庭、恋に悩みを抱え、自分ではどうにもならない状況になっていました。
そこに、アニメの中の存在だった「シロクマ係長」が現れることで、状況が動き出すのです。
シロクマ係長は、ほのぼのとした、どこか抜けているところがあるキャラクターです。
でも捺彦たちは、シロクマ係長にそっと背中を押されることで困難な状況にも一歩踏み出すことができます。
また物語の最後に明かされるシロクマ係長の正体に、読者はじんわりと温かい気持ちにもなれます。
『シロクマ係長の奇跡』は、全体を通して読みやすく、また設定もわかりやすいため難しく考えることが少ないです。
本作を読むと、きっとあなたの夢の中にもシロクマ係長が現れるかもしれませんよ。
幸せのコイン
寝る前読書におすすめの本、2冊目は鯨統一郎(くじら とういちろう)氏の小説『幸せのコイン』です。
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本作は話によって主人公が変わります。
それでも共通するのは「すすけた500円玉」が手元にあるということ。
この「すすけた500円玉」は、1話目の主人公・斉藤奈緒が、父親と対立する過程で生まれたものです。
「すすけた500円玉」が「幸せのコイン」となって、様々な人の手を渡りながら、ちょっとした幸運をもたらしてく。
本作はこのような流れで進みます。
どの話も他の話と少しずつリンクする部分があり、リンクする部分を見つけると「こうなるんだ」と嬉しくなります。
また基本的に全編ハッピーエンドで終わるため、読み終えると「良かった」と思えるのも本作の魅力です。
『幸せのコイン』を読んで、幸せな気分を味わったまま眠れば、睡眠の質も上がりますよ。
あずかりやさん
寝る前読書におすすめの本、3冊目は大山淳子(おおやま じゅんこ)氏の小説『あずかりやさん』です。
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明日町こんぺいとう商店街にある、1日100円でなんでも預かるという変わった店「あずかりやさん」を舞台とした物語です。
「あずかりやさん」の主人は変わらないものの、本作は話によって語り手が変わります。
最初は誰が語っているのかわからず、少し混乱するかもしれません。
でも読み進めるうちに「次は誰の視点なんだろう?」と楽しみになります。
収録されている話は、どれも切ない結末を迎えます。
それでも、読み終わると胸がじんわりと温かくなる感覚になるので、寝る前の読書におすすめなんです。
特に最後の話は「良かった」と心から思える終わり方となっています。
じんわりと温かい気持ちのまま眠れば、きっといい夢が見られますよ。
あなたはもう、自分のために生きていい
寝る前読書におすすめの本、4冊目はPoche(ポッシュ)氏の『あなたはもう、自分のために生きていい』です。
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『あなたはもう、自分のために生きていい』はタイトルにあるとおり「自分のために生きていい=自分が楽になれる『気づき』が得られる」内容となっています。
また「これだ」という理由をはっきり断定せずとも、生きづらさの原因が読者自身でわかるようになっているんです。
例えば「褒められた時は、否定しないで十分」の章では、「褒められて喜ぶ方法」ではなく理由を挙げることで、読者自身が「これに当てはまるかも」という「気づき」を得られます。
また問題解決を読者自身に完全にゆだねるのではなく、「褒められたらどうすればいいのか?」という対処法も記載されています。
対処法を知ることで心の納得感にもつながり、自然と「生きづらさ」の原因が解消していきます。
結果的にストレスが減るため、寝る前の読書にもピッタリなんです。
一晩に1章ずつ読み進めていくのもおすすめです。
やさ村やさしの悩みを手放す108の言葉
寝る前読書におすすめの本、5冊目はパントビスコ氏の『やさ村やさしの悩みを手放す108の言葉』です。
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とにかく優しい言葉を投げかけてくれる「やさ村やさし」さんと一緒に、様々な場所を巡りながら心を見つめ直すのが、本書の流れです。
やさしさんが投げかける言葉はどれも本当に優しいもので、傷ついた心にじわっと沁みます。
途中には「キビ島キビシ」さんという、厳しいことを言うキャラクターも登場しますが、根底には優しさが込められた言葉なので、意外とすんなり受け入れられます。
『やさ村やさしの悩みを手放す108の言葉』を読んでから眠ることで、夢の中でも癒される感覚になれるはずです。
「龍使い」になれる本
寝る前読書におすすめの本、6冊目は大杉日香理(おおすぎ ひかり)氏の『「龍使い」になれる本』です。
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『「龍使い」になれる本』で解説されているのは「龍の背に乗る」=「龍使い」になる方法です。
具体的には「龍に好かれる自分になる」=「自分の人生を前向きに進む」方法が中心に書かれています。
スピリチュアル分野の1冊となるため、中には「胡散臭い」「信じられない」という方もいるはず。
ですが実際に読んでみると「龍に好かれることは人にも好かれること」だとわかるんです。
本書には「龍とつながるためのワーク」も掲載されているため、寝る前にワークに取り組むのもおすすめです。
双子座の君へ
寝る前読書におすすめの本、7冊目は鏡リュウジ氏の『双子座の君へ』です。
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本書はシリーズもので、12星座分、出版されています。
内容は、短い文章と癒される写真という構成です。
書かれている文章は、双子座の人がより自分らしく生きられるための31個のアドバイス。
アドバイスはどれも「当たっている」では終わらない、背中を押される内容となっています。
占いというと、スピリチュアルと同じく信じる・信じないが分かれるジャンルでもあります。
でも本書は占いという枠を超えて、読者が一歩踏み出すきっかけになる1冊なんです。
現在はアップグレード版として、以下の『君の武器は好奇心 双子座の君へ贈る言葉』が出版されています。
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一晩に1個のアドバイスを読んで、ゆっくり眠るという読み方もできますよ。
【スムーズに眠るために】寝る前読書の注意点

最後に「寝る前読書の注意点」を解説します。
本を読んだ後、スムーズに眠るためにも以下の点に注意しましょう。
明るすぎない照明で
寝る前読書の注意点、1つ目は「明るすぎない照明で」。
本を読むにはある程度の明るさが必要です。
ただ、あまりにも明るすぎる照明で読むと目が冴えてしまい、スムーズな入眠ができなくなります。
おすすめは「暖色の照明で読む」こと。
暖色の照明なら白色の照明よりも、その後の入眠がスムーズになります。
以下の商品のような照明を取り入れて、目が冴えすぎる状態を防ぎましょう。
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カフェインを控えて
寝る前読書の注意点、2つ目は「カフェインを控えて」。
本を読む際には、飲み物を一緒に楽しむのもスムーズな入眠にはおすすめです。
ですが飲み物にカフェインが多く含まれていると、眠るどころか目が覚めすぎて、逆に徹夜してしまう恐れも。
以下の記事では、夜の読書におすすめの飲み物について解説しています。
「寝る前読書に飲み物を取り入れたい」と考えている方は、一度目を通してみてください。
電子書籍は短時間に
寝る前読書の注意点、3つ目は「電子書籍は短時間に」。
「普段から紙の本ではなく、電子書籍を読む」という方も増えています。
寝る前の読書でも「電子書籍で本を読みたい」という方も多いですよね。
ただ、タブレットやスマートフォンの光は明るすぎるため、長時間眺めていると目が冴えてしまうことも。
本当は紙の書籍がおすすめですが、どうしても電子書籍を読みたいという場合は、30分以下など短時間に抑えるようにしましょう。
眠気が来たら布団へ
寝る前読書の注意点、4つ目は「眠気が来たら布団へ」。
どんなに読んでいる本の内容が面白くても、眠気が来たら素直に布団へ行きましょう。
眠気に逆らって読書を続けると、逆に眠気がなくなってしまうからです。
スムーズな入眠のために読書を取り入れているので、眠気が来たと感じたら本を閉じて眠るようにしましょう。
まとめ:眠れない夜は本を開いて
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
今回は「寝る前読書のメリット」や、おすすめ本などについてアシストしました。
どんな人でも「今夜はなんだか眠れない」という夜はあります。
そんな時は今回紹介した本を開いて、ゆったりとした時間を過ごしてみましょう。
眠気を感じてそのまま眠れば、きっといい夢も見られますよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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