読書が嫌いな大人にこそおすすめ!「ステップアップ読書」を解説!

ステップアップする読書
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「大人になったから読書を趣味にしてみたい!」
お金や時間に融通が利くようになった大人だからこそ、読書を楽しみたいと思う方は多いです。

でも

読書、始めたけど、なんだか思うように読めないなぁ……。

と、読書に苦手意識を持つ方もいます。

このままで行くと、しまいには読書を嫌いになってしまう、なんてことも……。

今回は

  • 読書が嫌いで苦手意識がある……
  • 本を読みたいけどハードルが高く感じる
  • 簡単に取り組める読書法が知りたい!

という方に向けて「ステップアップ読書」についてアシストします。

今回の記事を読めば「ステップアップ読書」の方法がわかって、気軽に読書に取り組めますよ!

「ステップアップ読書」とは

赤く光るクエスチョンマーク

そもそも「ステップアップ読書」とは何なのか?
一言で言うと「段階的に読書をしていく読書法」となります。

いきなり分厚い本や、長編の小説を読むのではなく「自分が読める本から読んでいく」
それが「ステップアップ読書」のコツです。

「自分が読める本から読む」ことが前提なので、読み始める本は漫画や図鑑、画集などでもOK。

そこから階段を一段ずつ上がるように、読める文章の長さを長くしていくことが「ステップアップ読書」のざっくりとした方法です。

具体的な手順はこのあと紹介しますが「ステップアップ読書」は「自分が読める本から読んでいく」読書法だと、頭の隅に置いておきましょう。

ステップアップ読書がおすすめの方

正解を選択するドアの写真

ステップアップ読書は、日頃から本に親しんでいる方向けではありません。

むしろ、次のように本から離れていた方にこそ、おすすめしたい読書法です。

  • 「読書」のハードルを上げている方
  • 初めて読書を趣味にしたいと考えている方
  • 読書を再開したい方

「『読書』のハードルを上げている方」というのは、

「読書をするからには、たくさん読まなくてはならない」
「始めるからには読書を続けなければいけない」

と、読書に対する期待値を高く持っている方を差します。

結果的に目標に対するやる気やモチベーションが上がらず、読書自体を諦めてしまうんです。

そんな「ハードルを上げている方」にも、ステップアップ読書はおすすめ。

「自分が読める本から読んでいく」とハードルを低く設定することで達成感を感じられ、読書が長続きします。

また「初めて読書を趣味にしたいと考えている方」は、人によっては長編の小説から読み始めてしまうことも多いです。

でも、いきなり長い小説を読み始めると「読んでいるのになかなか終わらない……」となり、途中で挫折しやすいんです。

そこでステップアップ読書を取り入れ、自分が読める本から読んでいくことで、無理なく読書を続けられるんです。

また「読書を再開したい方」にも、ステップアップ読書はおすすめです。

実際、私もゲームから読書へ趣味を移した当時は、いきなり難しい本から読むのではなく、本の内容を確認して「読めそう」と思った本から読んでいました。

「以前は本を読んでいた」という方でも、ブランクがあると「読書の感覚」が鈍っています。

そこでステップアップ読書で「読める」と感じる本から読むことで、読書の感覚が思い出され、スムーズに読書を楽しめるんです。

ステップアップ読書は「読書」に初めて触れる方はもちろん、ブランクがある方にとってもおすすめの読書法となっています。

ステップアップ読書の手順を紹介!【3ステップ】

螺旋階段

それではここから、ステップアップ読書の具体的な手順を紹介します。

ステップアップ読書は、大きく分けて次の3ステップで読書を行っていきます。

  • ステップ1:雑誌や漫画を読む
  • ステップ2:短編小説や自己啓発本・ビジネス書を読む
  • ステップ3:長編小説や新聞を読んでみる

詳しく見ていきましょう。

ステップ1:雑誌や漫画を読む

ステップ1は「雑誌や漫画を読む」です。

最初のステップでは、まず「読むこと」に慣れるのを目的とします。

いきなり文字数の多い本を読むのではなく、雑誌や漫画、画集など、あなたが「読める!」と感じる本から読み始めましょう。

雑誌は、あなたが興味を持っている雑誌やファッション誌、週刊誌でもOK。
漫画も単行本や週刊・月刊誌で大丈夫。
興味がある本ならあなたも読みやすいですよね。

読みやすい本を2週間~1ヵ月ほど読んでみて「もう少し文字が多い本が読みたいな」と思えたら、次のステップに進みましょう。

ステップ2:短編小説や自己啓発本・ビジネス書を読む

ステップ2は「短編小説や自己啓発本・ビジネス書を読む」です。

雑誌や漫画で読書の感覚を掴んだら、次は少し文章量の多い本に挑戦してみましょう。

おすすめは「短編小説」や、あなたが興味のある分野の「自己啓発本・ビジネス書」です。

短編小説は、作品の設定や言い回しがわかりやすいものが多いため、初めて読書を趣味にする人や久しぶりに読書を再開する人に、特におすすめです。

また自己啓発本やビジネス書は「あなたが興味のある分野」の本を選ぶのがポイント。

やみくもに自己啓発本を選ぶと「つまらない」「内容が理解できない」となり、せっかくの読書への興味が無くなってしまうので注意しましょう。

自己啓発本・ビジネス書の例としては

  • 文章を書くのが好き→「速く書く方法」「読みやすい文章構成」などの本
  • メンタル的に弱いと感じている→心理学系やスピリチュアル系の本
  • オフィスソフトが苦手→WordやExcel、PowerPointの裏技が載っている本

が挙げられます。

あなたの興味に合った短編小説や自己啓発本・ビジネス書を選んで読んでみましょう。

ステップ3:長編小説や新聞を読んでみる

最後のステップは「長編小説や新聞を読んでみる」です。

短編小説や自己啓発本・ビジネス書でさらに文章に慣れたら、最後のステップとして長編小説や新聞を読んでみます。

ここまでステップアップしたあなたなら、長編小説の文字量にもそれほど抵抗感は感じないはずです。

長編小説は、文庫本なら厚さ1cm以上のもの、上下巻などで完結するもの、また現在進行形で連載中のものもあります。

完結している話を一気に読みたいか、それとも話を更新する待ち時間も楽しみたいか。
あなたが好きな小説を選びましょう。

もし本選びに迷ったら以下の記事が参考になるので、ぜひご覧ください。

また「最近、新聞を読んでいないかも」という方は、新聞購読もおすすめです。

新聞は紙面の7~9割が文字で埋め尽くされています。
パッと見は圧迫感を覚えますが、ここまでステップアップしたあなたなら大丈夫。

それに新聞は、読むと面白さにも気づけます。
文章の組み立て方や表現は、仕事でのプレゼンテーションやレポートに活かせます。

またコラムや連載小説が載っている新聞もあり、そこだけを読んでも楽しめるんです。

さらに10年ほど前と比べて、文字自体が大きくなっている新聞もあります。
「文字が小さくて読みづらい」という理由で購読を止めたあなたも、再挑戦してみましょう。

最近では「新聞を読むのはタイパ(タイムパフォーマンス)がいい」とされ、若い人に読まれることが多くなっています。

効率よく正確な情報を得ることにも新聞は役立ちますよ。

長編小説や新聞が読めるようになったら、あなたはもう「読書が趣味です!」と言い切って大丈夫。
これからも読書を楽しみましょう!

まとめ:ステップアップ読書で読書を楽しもう!

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今回は段階的に読書に慣れていく「ステップアップ読書」について紹介しました。

最後にステップアップ読書の手順をおさらいしましょう。

  • ステップ1:雑誌や漫画を読む
  • ステップ2:短編小説や自己啓発本・ビジネス書を読む
  • ステップ3:長編小説や新聞を読んでみる

ステップアップ読書は回り道のように思えて、実は最短で読書の習慣を身につけられる読書法です。
ぜひ、あなたが「読める!」と思った本から読み始めましょう。

自然と読書の習慣が身につき、楽しみながら実践できますよ!

それでは、良き読書ライフをお送りください!

 

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