今週もお疲れ様です。
「しょだなっつ」管理人の「ながなっつ」と申します。
このサイトを訪れた、ということは、あなたも読書がお好きなのですね?
私も読書が好きです。
実は中学卒業からしばらく読書から離れていましたが、5・6年ほど前から読書を再開し、今に至ります。
読書を再開した当初、私は「ある悩み」を抱えていました。
それは「たくさん本を読まなきゃいけない!」という焦り。
読書を再開したのだから、たくさん本を読みたい。
むしろ読まなきゃという気持ちが、今思うと負担になっていました。
久しぶりに読書を再開した、あるいはしたいというあなたも、同じ焦りを抱えているかもしれませんね。
今回は「読書は自分のペースでいい」ことについて、アシストしていきます。
- 「読書は自分のペースでいい」と思える
- 読むスピード、量を他人と比べなくて良いと分かる
本来「読書」は自分のためのもの
結論から言うと「読書は自分のペースでいい」んです。
本来、読書は自分のためのもの。
読みたい本を「自分」で選び、「自分」のペースで読み進める。
そして、その結果得られた学びも、また「自分」だけのもの。
つまり読書は「自分」を軸に行われる、学びの一つなんです。
「でも、それならどうして焦りを抱えるようになったんだろう?」
あなたも疑問に思いますよね。
大きな原因は2つ。
- 読書を強制された記憶のせい
- 読書の成果を他人と比べられる風潮のせい
詳しく見ていきましょう。
原因1:読書を強制された記憶のせい
1つ目「読書を強制された記憶のせい」は、主に学生時代の習慣が原因です。
学生時代には読書を強制される機会が多くありました。
代表的なものが「読書感想文」。
本を読み、その感想を文章にする。
簡単に思えますが、自分の感情を整然と書き綴るのは学生にとっては至難の業です。
中には読書感想文の強制が原因で、読書が嫌いになったというケースもあります。
読書感想文の目的は「本を好きになってほしい」というもののはずなのに、嫌いになったなら本末転倒ですよね。
大人になっても読書に対して焦りを感じている人の多くは、この読書を強制された記憶が関係しているんです。
原因2:読書の成果を他人と比べられる風潮のせい
2つ目「読書の成果を他人と比べられる風潮のせい」は、主に現在の風潮が原因です。
何度も書きますが、本来読書は自分のためのもの。
読書の成果を他人と比べること自体がおかしいんです。
自分が面白そうと思った本を読んで、1つの学びが得られた。
それだけでいい。
でも今はSNSが発達していることで、読書の成果が簡単に共有できます。
「この本読んだら、新しい気づきがあったよ!」
感想を共有できた時点で終われればいいのですが、実際は
「この本いいよね。でも僕はこの著者の本を全部読んだよ」
「この本より、こっちの本の方がいいよ」
と「読書のマウント」を取られることもしばしば。
さらに動画を配信している人の背景に、書棚いっぱいに本が並んでいる光景を見ることもあります。
当初は何も思わなくても、
「この人はこんなにもたくさんの本を読んでいるのか。それに比べて、自分は……」
と無意識に自分と比較してしまうこともあります。
他人との比較が始まってしまうと、次第に「もっと読まないと」という焦りに発展します。
そう。冒頭の私と同じ状態に。
これが読書を再開しようとする、あなたの足かせになっていることが多いんです。
本来の読書に立ち返る
「それじゃあ、どうすれば焦りが無くなるの?」
あなたもそう思いましたよね。
方法は大きく以下の2つ。
- 読書が本当にしたいと思うまで待つ
- 読書の成果を他人と比べない
詳しく見ていきましょう。
解決法1 読書が本当にしたいと思うまで待つ
1つは「読書が本当にしたいと思うまで待つ」方法です。
これは単純で、自分が本当に「本を読みたい」と思えるまで待つ。
これだけです。
ただ「読書の時間が確保できるまで待つ」のとは違います。
一瞬でも「あ、本が読みたい」と心から思えるまで待つという方法です。
これは読書を強制された記憶を上書きすることにも繋がります。
あなたが本当に「本を読みたい」と思うまで待つことで、「読書は強制されるもの」という記憶が次第に薄れていきます。
自分の気持ちに素直になる。
これが読書を再開できる、一番の鍵になります。
解決法2 読書の成果を他人と比べない
もう1つは「読書の成果を他人と比べない」方法。
これは方法というより、習慣づけに近い解決法です。
こちらは以下の項目を心掛けるだけ。
- 読書のスピードを他人と比べない
- 読書の量を他人と比べない
- 自分より読書経験が少ないと思われる人を見下さない
読書の「スピード」「量」を他人と比較して落ち込まない。
そして読書経験が浅い人に対して「マウントを取らない」ことを心掛ける。
これって、人間としても基本的なことですよね。
最初は上手くいかないかもしれません。
いきなり習慣を変えることはできませんから。
それでも心掛けていくことで、少しずつ「自分のための読書」ができるようになります。
「自分のための読書」ができるようになると、読書自体の質も上がっていきますよ。
自分のペースで読書を楽しもう
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今回のポイントは1つ。
「読書は自分のペースでいい」
他人と読書のペースを比較して落ち込む必要はありません。
何度も繰り返しますが、読書は本来自分のためのもの。
あなたのペースで読書を楽しみましょう。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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