この記事は
- 理系だけど読書を趣味にしたい
- 理系でもできる読書法が気になる
という方に向けて書いています。
今週もお疲れ様です。
「しょだなっつ」管理人のながなっつと申します。
中学生になると、多くの方は自分の「系統」が分かります。
文系、理系、創造系。
この「系統」は後々の進路選びに大きな影響を与えます。
でも「系統」は、年齢を重ねると変わることがあります。
今まで理系だと思ってきたが、最近は文系になりつつある、という例も。
そして「手始めに読書をしよう」と思い立つ方も多いです。
でも
理系だったから、読書ができるか不安だな……。
という思いを抱える方が多いのも現実です。
そこで今回は「理系に読書は難しいのか?」についてアシストします。
理系の方が本を読み進めるためのコツも紹介するので、ぜひご覧ください。
【結論】理系でも読書はできる!
結論を先に書くと、理系でも読書はできます。
これは単に「本が読める」ということではなく「理系でも長文を理解することはできる」「理系でも読書を好きになれる」という意味合いを含んでいます。
そもそも理系だから、文系だから、創造系だからという系統の違いと、読書の好き嫌いはリンクしません。
理系・創造系でも読書が好きという方もいれば、文系だけど読書は嫌いという方もいるからです。
読書の好き嫌いは、個人が本にどの程度触れてきたかに比例します。
理系や創造系でも、小説や伝記など本に触れる機会が多ければ読書を嫌いになることは少ないです。
逆に文系でも本に触れる機会が少なければ、読書を嫌いになる確率は高くなります。
理系だけど小説が好きって、おかしいのかな?
こう思っている方は心配せず、そのまま読書を好きでいましょう。
でも中には
読書を趣味にしたいけど、途中からなぜかつまらなくなるんだよね。
といった悩みがある方も。
そこで提案したいのが「理系だからこその読み進め方」です。
理系だからこその読み進め方
「理系だからこその読み進め方」のポイントは大きく3つ。
- 文章を読み飛ばさないよう注意する
- 納得するまで読み返す
- 目次を徹底的に読む
詳しく見ていきましょう。
文章を読み飛ばさないよう注意する
ポイント1つ目は「文章を読み飛ばさないよう注意する」こと。
理系の方の多くは「結論を急ぎ過ぎる」特徴を持っています。
手早く、効率的に物事を済ませたい気持ちがあるため「結論も早く知りたい!」と思ってしまうためです。
これが読書、特に小説を読むことにおいてマイナスポイントになります。
物語の結末を早く知りたいと思うあまり、文章を無意識に流し読みし、結果的に文章同士の繋がりが分からなくなり「つまらない」となるんです。
これを防ぐには、書かれている文章を読み飛ばさないよう意識するしかありません。
一つひとつの文章すべてに意味があると考え、じっくりと文章に向き合うように読んでみましょう。
すると「この文章の表現は面白い」「こことここが繋がっていたのか!」と小説の面白さに気づけます。
当たり前の動作ですが、書かれている文章を読み飛ばさないよう、注意して読んでみましょう。
納得するまで読み返す
ポイント2つ目は「納得するまで読み返す」こと。
理系の方のもう1つの特徴として「納得できないことにこだわる」ことが挙げられます。
自分が納得できないと感じた物事に対して、納得が得られるまで徹底的にこだわるんです。
特に研究職に就いている方に多い傾向でもあります。
この特徴は、実は読書においてプラスに作用します。
書かれていた表現がよく理解できない時は、同じ箇所を何度も読み返しましょう。
すると書かれた文章の本質まで辿り着けるので、結果的に充実した読書が行えます。
ただ、納得するまで読み返すと、どうしても読書自体のスピードは落ちます。
そのため理系の方が読書に取り組む際は、十分な時間を確保しましょう。
時間に余裕があれば、心にも余裕が生まれ、より充実した読書時間を過ごせるはずですよ。
目次を徹底的に読む
ポイントの3つ目は「目次を徹底的に読む」こと。
これは自己啓発本やビジネス書を読む際のポイントです。
面白そうって思って買ったけど、実際は違った……。
こんな経験をした方は多いですよね。
たしかに、面白そうな本をせっかく買ったのに実際はつまらないと、お金も時間も損した気持ちになります。
この悲劇を防ぐのが「目次を徹底的に読む」ことです。
面白そうな本を見つけたら、まずは目次に目を通しましょう。
自己啓発本やビジネス書なら、目次を読むだけでどんな内容が書かれているのかが分かります。
さらによく読むと「本当に今の自分に必要な本なのか?」という疑問も解消されます。
目次を徹底的に読むことは、自分に必要な本選びに役立つ方法でもあるんです。
理系にオススメの本選び
ここまで「理系だからこその読み進め方」について書きました。
でも、そもそもどんな基準で本を選べばいいの?
理系で特に読書を始めたばかりの方は、本選びに迷ってしまうことは多いですよね。
そこで参考にしてもらいたいポイントが次の3点。
- 厚さ1cm以内の文庫本を選ぶ
- タイトルと紹介文で選ぶ
- 気になった本は下調べをする
こちらも詳しく見ていきましょう。
厚さ1cm以内の文庫本を選ぶ
理系の本選びのポイント1つ目は「厚さ1cm以内の文庫本を選ぶ」こと。
これは小説を選ぶ際の基準となります。
理系で文章に慣れていない方にとっては、本を読み終わること自体が長い道のりに感じますよね。
そこで、まずは厚さ1cm以内の文庫本を選んでみましょう。
厚さが1cm以内だと、持ってみると「薄い」と感じることが多いはず。
でも理系の読書初心者にとっては、1cm以内程度が丁度良い分量なんです。
厚さが1cmを超えると、日頃から読書に親しんでいる方にとっても読みごたえがあるものになります。
まずは厚さ1cm以内の文庫本から始めて、徐々に厚みのある本に挑戦してみましょう。
タイトルと紹介文で選ぶ
理系の本選びのポイント2つ目は「タイトルと紹介文で選ぶ」こと。
これは理系に限らず、文系の読書初心者にも有効な基準になります。
本選びの基準の1つが「タイトル」。
本のタイトルはその本の内容を代表している言葉なので、自分が「面白そう」と感じたタイトルの本をまずは手に取ってみましょう。
手に取ったら次に「紹介文」を確認します。
文庫本なら裏表紙に、自己啓発本やビジネス書なら帯に簡単な紹介文が記載されています。
もし紹介文を読んで「自分の趣味には合わないかな」と感じたら、次の読者さんに巡り会うことを願いつつ、静かに本棚へ戻しましょう。
逆に「紹介文も面白い!」となったら、ぜひ購入してみてください。
きっとあなたの趣味に合う内容が書かれているはずですよ。
気になった本は下調べをする
理系の本選びのポイント3つ目は「下調べをする」こと。
理系の特徴である「調べる」ことを存分に生かせるポイントです。
本のおすすめランキングなどで気になった本がある。
でも購入しようか迷っている。
そんな時はインターネットや口コミなどを徹底的に調べましょう。
特にオススメなのが「ネットショップ」と「書評サイト」。
現在多くの「ネットショップ」では、本の購入ページにその本の評価が記載されています。
評価の多くは5段階の「☆」で表示されているので、「☆」の個数で判断するのが1つの基準になります。
また「書評サイト」では、すでに購入しようとした本を読み終わった方が感想を書き綴っています。
その評価、つまり「書評」を参考に本を購入するという手段もあります。
書評サイトについてはこちらの記事に詳細を書いたので、ぜひご覧ください。
理系だって読書を楽しめる!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
「理系だから読書は無理」と最初から諦めている方は意外と多いです。
でも最初の一歩を踏み出すと、理系だって読書は楽しめます。
ぜひ読書の世界へ踏み入れて、新しい趣味を開拓してみてください。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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