健康と読書の関係は、何年も前から検討されています。
あなたも
読書が健康にいいなら、読書を始めてみようかな?
と思ったことがありますよね。
今回の記事では
- 読書は本当に健康にいいのか気になる
- どの程度の読書なら健康に効果があるか知りたい!
- より健康のためになる読書姿勢ってあるの?
といった「読書と健康」についてアシストします。
今回の記事を読み終わる頃には、あなたも健康のために読書がしたくなりますよ。
それではご覧ください!
【結論】読書は健康に効果あり!ただし注意点も
結論を最初に書くと、読書は健康に効果があると言えます。
理由として主に次の5つの効果が挙げられるからです。
- ストレスが減る
- メンタルが安定する
- 頭の体操になる
- 頭の回転が速くなる
- 眠りの質が上がる
詳しく見ていきましょう。
効果1:ストレスが減る
読書の効果1つ目は「ストレスが減る」こと。
適度な時間の読書は、ストレスを70%近く減らす効果があるんです。
イギリスのサセックス大学の研究によると、6分間の読書でストレスが68%も減ったという結果が出ています。
(参考リンク:https://www.rere.jp/beginners/138371/【ビギナーズ】)
これは散歩をしたりゲームをしたりするよりも、大幅な減少です。
もし最近「本を読んでいないかも」と思い当たる方は、ぜひ読書を生活に取り入れてみましょう。
少しの時間でもいいので読書を始めれば、効果的なストレス解消に繋がりますよ。
効果2:メンタルが安定する
読書の効果2つ目は「メンタルが安定する」こと。
先ほど挙げた「ストレスが減る」効果が実感できると、自然とメンタルも安定していきます。
ストレスが減ると自分にも周囲にも余裕を持った対応ができ、それまで波立っていた心が静かになっていくんです。
これは私も実感したことで、年間で14冊の文庫本を読んだ2023年には、嫌な仕事から離れる決意や一人暮らしの実現など、メンタルが安定したことで実践できた事柄が多かったんです。
読んだ本は小説が主でしたが、ビジネス書や自己啓発本でも効果はあります。
ぜひ読書を通して自分を見つめ直し、メンタルの安定に役立ててみましょう。
効果3:頭の体操になる
読書の効果3つ目は「頭の体操になる」こと。
特に小説には、難しい漢字や言葉が書かれています。
その難しい言葉をスルーせず、その場や読み終わった後で調べることで、頭が活性化し、頭の体操になるんです。
中には「どうして今、こんな言い回しをしたのだろう?」と、疑問に思う一文が出てくる場合も。
ずっと頭の中にグルグルしていた疑問が、内容を読み進めた結果「ここに繋がるんだ!」と解決される。
すると頭に血液が巡り、活性化されたのが実感できるはずです。
普段、長文をあまり読まないという方ほど頭の活性化は実感しやすいので、健康のために読書を取り入れてみましょう。
効果4:頭の回転が速くなる
効果の4つ目は「頭の回転が速くなる」こと。
頭の体操が十分にできると、次第に「考えること」自体が楽しくなり、頭の回転も速くなります。
これは小説だけでなくビジネス書・自己啓発本を読んでも得られる効果です。
特にビジネス書や自己啓発本を読んだ後は、今すぐにでも本の内容を実践したくなりますよね。
本の内容を継続して実践することで、頭の回転も少しずつ速くなり、より効果を実感できますよ。
ただし、ビジネス書や自己啓発本は読み過ぎると中毒になるため、本当に自分に足りない要素を含んだものを厳選して読みましょう。
効果5:眠りの質が上がる
効果の5つ目は「眠りの質が上がる」こと。
たしかに、文章を読んでいると眠くなるけど……。
こう思った方も多いはず。
たしかに、難しい内容の本を寝る前に読むと、自然と寝落ちしちゃいますよね。
でも、昼間に読書をしても眠りの質は上がるんです。
これは効果の3つ目で頭の体操ができた結果、適度に頭を使ったため夜になるとスムーズに眠れるんです。
私も実感しました。
また効果の1つ目でストレスが減ることでも、眠りに入る際にストレスの原因を考えずに済むので眠りの質も上がるんです。
「最近、よく眠れない」という方は、ぜひ読書を取り入れてみましょう。
スムーズな入眠を実感できますよ。
ここまで読書の健康効果を挙げましたが、注意点もあります。
- 注意点1:暗すぎる場所では読まない
- 注意点2:いきなり難しい本は読まない
- 注意点3:読みやすい姿勢で読む
特に、夜に読書をする場合、暗すぎる場所で本を読むと次第に目が悪くなるので、できるだけ避けましょう。
また、いきなり難しい本から読むと「つまらない」となり、読書自体を継続できなくなったり、逆に頭が活性化しすぎて眠れなくなったりするので注意が必要です。
また読書は読みやすい姿勢で行いましょう。
あとで書く「健康に最適な読書姿勢」を参考に、無理のない体勢でリラックスして読書を行うことが大切です。
【まずはハードルを低く】健康に効果的な読書法
ここまで読書の健康効果や注意点をまとめました。
それじゃあ、健康に効果的な読書ってどうすればいいの?
ここからは読書の経験レベル別に、健康に効果的な読書法を紹介していきます。
前提:読書自体をストレスにしない
まず大前提として「読書自体をストレスにしない」ことが挙げられます。
読書自体が苦痛でストレスの原因になってしまうと、健康どころかストレスが溜まり、逆に不健康になってしまうからです。
そのため「自分はどの程度の読書ならストレスにならず続けられるか」を事前に確かめて、読書を取り入れるようにしましょう。
初級者:6分を目安に好きな本を読む
「読書をほぼしていなかった」あるいは「久しぶりに読書を再開する」という読書初級者の方は「6分を目安に好きな本を読む」ことから始めましょう。
「6分」というのは先ほどのストレスの研究にある通り、ストレスを減らすのに効果的な時間だからです。
もちろん、いきなり6分間本を読むのもツライという方は、1日1ページとハードルを低く設定しても大丈夫。
自分がストレスを感じず、無理なく続けられるペースで好きな本を読みましょう。
中級者:いろんなジャンルの本を読もう
「電車通勤時に本を読む」「月に1冊は文庫本を読んでいる」という読書中級者の方は「いろんなジャンルの本を読む」を実践してみましょう。
読書に慣れてくると、どうしても読む本に偏りが出始めます。
「小説が好きで恋愛ものが多い」という方は、推理ものやファンタジー系を。
「ビジネス書をよく読む」という方は、小説やエッセイを。
様々なジャンルの本を読むと今まで使っていなかった脳の部分が活性化し、健康にいい影響が出ます。
おすすめは「違うジャンルを交互に読む」こと。
今、恋愛ものの小説を読んでいるなら、次はお金に関するビジネス書、その次はファンタジー系の小説……というように、違うジャンルの本を交互に読んでみましょう。
頭の切り替えが必要なので、脳の活性化が実感できますよ。
上級者:読む時間をセーブしよう
「本を月に2冊以上読む」「暇な時間はすべて読書に充てている」という読書上級者は、あえて読む時間をセーブしましょう。
具体的には「読書は1日○時間」と決めてしまいます。
どこかで聞いた文言ですが、実際、本を多く読んでいる方は時間の配分が読書に偏り過ぎていることが多いんです。
そこで「読書は1日○時間だけ」と決めることで、時間配分の偏りを解消し、ストレッチや料理といった他の時間を取り入れて、より健康になることを目指します。
また「1日○時間だけ」と読書の時間を区切ることで、より集中して読書に取り組めます。
結果、何となく読んでいるという「ダラダラ読み」を防ぐ効果もあるんです。
読書に割ける時間が多いという方こそ「1日○時間」と読書時間をセーブして、より濃い読書時間を作ってみましょう。
【座って・立って・寝転んで】健康に最適な読書姿勢
ここまで健康に効果的な読書時間について書きました。
最後に「健康に最適な読書姿勢」を紹介します。
読書の姿勢としては
- 座り姿勢
- 立ち姿勢
- うつ伏せ
- 仰向け
の4つが主に挙げられます。
それぞれの姿勢には、次のような特徴があります。
座り姿勢 | ○読みやすい | ×足がむくみやすい |
立ち姿勢 | ○疲れたら動ける | ×本が重いと腕が疲れやすい |
うつ伏せ | ○リラックスして読める | ×肩が痛くなる |
仰向け | ○リラックスして読める | ×顔に本が直撃しやすい |
どの姿勢にもメリットとデメリットがあるので、あなた自身がより取り組みやすい姿勢で読書を行いましょう。
読書に最適な姿勢についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
まとめ:読書を楽しんで健康になろう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
読書と健康は、なかなか結び付きにくい事柄です。
でも、適度な読書は健康に大きな効果があります。
ぜひ読書を生活に取り入れて、健康増進に役立てましょう。
ただし、読書を楽しむことが前提なので忘れずに。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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