
大人になってから読書を始める。
中には少し抵抗感を覚える方も多いと思います。
大人になってからの読書って、学生時代と違って周囲の目が気になることが多いですよね。
そこで今回は「大人になってからの読書は恥ずかしくない」についてアシストします。
- 大人になってから読書を始めたいけれど恥ずかしい人
- 大人だからこそ楽しめる本が知りたい人
- 公の場で本を読むのに勇気が必要な人
このような方におすすめの内容です。
本記事を読めば、読書が恥ずかしくなくなり、堂々と楽しめるようになりますよ!
【結論】大人になってからでも読書は恥ずかしくない

結論を先に書くと、大人になってから読書を始めるのは、まったく恥ずかしいことではありません。
むしろステキなことなんです。
理由は主に、以下の3つです。
理由1:読書に年齢制限はないから
大人での読書が恥ずかしくない理由、1つ目は「読書に年齢制限はないから」。
「読書」という単語を見聞きすると、どうしても「子ども」や「学生時代」というイメージが湧きます。
でも、読書自体に年齢制限はありません。
たしかに、本にもっとも触れるのは子ども時代や学生時代です。
でも大人だからこそ楽しめる、ミステリー小説や自己啓発本なども発刊されています。
むしろ大人になった今だからこそ、学生時代では難しいと思えた本が理解でき、読書の楽しさもより味わえるんです。
「もう、歳だから」という理由で読書を始めないのは、非常にもったいないこと。
大人になった今だからこそ積極的に本に触れて、読書の楽しさを味わってみましょう。
理由2:読書には嬉しい効果があるから
大人での読書が恥ずかしくない理由、2つ目は「読書には嬉しい効果があるから」。
実は読書には、大人にこそ必要な嬉しい効果が詰まっているんです。
代表的なのが「6分の読書でストレスが68%も減る」という研究結果。
これは音楽鑑賞や散歩、コーヒーを飲むことやゲームで遊ぶことよりも効果的なんです。
「読書のストレス解消効果」については以下の記事にまとめたので、気になる方はぜひ目を通してみてください。
また「ストレス解消効果」以外にも、読書には
- 語彙力が身につき、わかりやすい言い回しができる
- 長文に強くなり、マニュアルや資料を読むのが楽になる
- 多様な価値観に触れて、考え方が柔軟になる
といった、嬉しい効果があります。
読書は「ただ文章を読むだけ」と思われがちです。
でも実際は、大人にとって嬉しい効果がたくさんあります。
「知識も身について、プラスアルファの効果もある」と思えると、読書をしたくなりますよね。
この機会に本の世界に触れてみましょう。
読書をしている大人はステキに見られるから
大人での読書が恥ずかしくない理由、3つ目は「読書をしている大人はステキに見られるから」。
実は本を読んでいるだけで、その人の印象はプラスになる可能性があるんです。
あなたは以下のような人を見て、どう感じますか?
- カフェチェーン店や喫茶店で飲み物を飲みながら、読書をする男性
- 電車やバスの乗客が半分程度まで減った頃に、バッグから本を取り出して読む女性
おそらく多くの方が「知的でステキだな」と思うはず。
見た目の話にはなりますが、実際読書をする大人は、周囲から憧れに近い感情を抱かれます。
本人が恥ずかしいと思う以前の問題なんです。
最近は読書をする大人の姿が減ったように感じます。
だからこそ本を読むことで、周囲からはプラスの印象を持たれる可能性が高いんです。
それでも「公の場で読書をするのが恥ずかしい」という思いが拭えない方は、まずは図書館など、本を読むための場所で読書デビューをしてみましょう。
慣れてきたら、電車やカフェなど、場所を変化させていくのがおすすめです。
大人だからこそ楽しめるおすすめ小説を紹介!

次は「大人だからこそ楽しめるおすすめ小説」を紹介します。
本屋さんに行くと目にする、膨大な数の本。
どれを選ぼうか迷いますよね。
そんな時は、これから紹介する小説をまずは手に取ってみてください。
本にも様々なジャンルがありますが、おすすめは「小説」のジャンル。
小説で本を読む感覚を掴んだら、いろんな本にも挑戦してみてください。
天久鷹央の推理カルテ/知念実希人
大人におすすめの小説、1作品目は知念実希人(ちねん みきと)氏の『天久鷹央の推理カルテ』です。
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『天久鷹央の推理カルテ』の舞台は「天医会(てんいかい)総合病院」の「統括診断部」という部門です。
統括診断部には、各科で診断困難と判断された患者が集まります。
河童を見たという少年、人魂を見たという看護師。
ですが、奇想天外な症状の陰には「病」が隠れていました。
その「病」を見抜くのが、統括診断部の女医部長である「天久鷹央(あめく たかお)」なのです。
はたして、どんな「病」が事件の裏に隠されているのか――。
これが本作の軸です。
「医療ミステリー」ものですが、文体はそれほど硬くなく、読みやすいのが特徴。
また、事件が解決するとスカッとした気持ちも味わえます。
現在も続いているシリーズなので、第1作目の『天久鷹央の推理カルテ』を読んでみて「面白い!」と思えたら、以降の話も読んでみましょう。
シロクマ係長の奇跡/鈴森丹子
大人におすすめの小説、2作品目は鈴森丹子(すずもり あかね)氏の『シロクマ係長の奇跡』です。
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かつて同じ時を過ごした、4人の幼馴染たち。
故郷を離れた彼らは、仕事や家庭、恋に関して悩みを抱えます。
そこに現れたのは、子どもの頃テレビで見たアニメ「全員アニマル株式会社」に登場するキャラクター「シロクマ係長」。
アニメの存在が現実になり驚くも、幼馴染たちは背中を押されます。
でも、シロクマ係長の正体に気づき――といった内容です。
物語終盤で明かされるシロクマ係長の正体には、個人的に驚かされました。
ラストでは作者・鈴森氏の他の作品にも関連しているようなシーンが描かれています。
仕事に家庭、恋に悩みを抱えるのは、大人なら誰しも共感できます。
「前に進めず辛い」と感じている方に、本作はおすすめです。
癒し屋キリコの約束/森沢明夫
大人におすすめの小説、3作品目は森沢明夫(もりさわ あきお)氏の『癒し屋キリコの約束』です。
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喫茶店「昭和堂」の店主である霧子(きりこ)は、ビールが好きで面倒臭がり屋な部分もある容姿端麗な女性です。
でも、昭和堂は裏の稼業として「癒し屋」も行っていました。
様々な依頼人の悩みを、奇抜なカウンセリングで解決していく霧子と仲間たち。
ところが、そんな霧子に不穏な手紙が届き――といった内容です。
物語のプロローグは不穏な空気で始まりますが、それを乗り越えて読み進めると、最後にはホッとした気持ちになれます。
また各章の冒頭には、その章を象徴するような歌の歌詞が書かれており、音楽好きの方も楽しめる仕掛けです。
「森沢氏の作品を読んでみたい」という方はもちろん、「最近、癒しが足りない」という大人にもおすすめの作品です。
三千円の使いかた/原田ひ香
大人におすすめの小説、4作品目は原田ひ香氏の『三千円の使いかた』です。
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『三千円の使いかた』の主な登場人物は、御厨(みくりや)家の女性たちです。
就職して理想の一人暮らしを始めた美帆。
結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆。
習い事に熱心で、向上心の高い母・智子。
一千万円を貯めた祖母・琴子。
それぞれに人生の節目をお金に関するピンチを迎え、問題をどう乗り越えるかが本作の軸です。
「お金」という、大人になると切っても切れない問題に向き合う登場人物たち。
ですが、年代が違う登場人物たちの悩みには、読者も「そうだよね」と共感できます。
また登場する節約術は、読者も取り入れやすいものが多いです。
大人の読書の入り口としても『三千円の使いかた』はおすすめなんです。
服の魔法をあなたに。/紅原香
大人におすすめの小説、5作品目は紅原香(べにはら かおる)氏の『服の魔法をあなたに。』です。
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『服の魔法をあなたに。』の主人公は、服好きのアパレル店員・十野紡希(とおの つむぎ)です。
紡希は超売れっ子のパーソナルスタイリスト・有馬祐介(ありま ゆうすけ)が経営するサロン「ラルゴ」へと転職を果たします。
ですが出社早々、超無愛想な祐介にいきなり「クビ宣告」を受けます。
しかも乗り越えた後には、それぞれ違う悩みを抱えたお客様が待っていて――という内容です。
個人のお客様に服を提案する「パーソナルスタイリスト」という職業に焦点を当てた本作には、様々な洋服が登場します。
そして多くの洋服は「服に対するコンプレックス」を抱えたお客様の悩みを、ふわっと解決していきます。
また、紡希が初対面だと思っていた、祐介との間にあった意外なつながりにも驚かされます。
「服が好き」という大人はもちろんですが、ライトな読み心地のため「読書を始めたばかり」「久しぶりに本を読む」という方にもおすすめしたい、読みやすい1冊です。
大人におすすめ読書グッズ【より楽しむために】

最後に、より読書を楽しむための「大人におすすめ読書グッズ」を紹介します。
読書をより大人っぽく楽しみたい、味わいたい。
そんな方におすすめのグッズです。
今回は4種類のグッズを紹介します。
ブックカバー
大人におすすめ読書グッズ、1つ目は「ブックカバー」です。
「読んでいる本に集まる視線が気になる」という方は、本にブックカバーをつけてみましょう。
ブックカバーをつけるだけで本の目隠しになり、自分が気に入っているカバーなら気分も上がります。
おすすめしたいのは「ブックカバラリー」のブックカバーです。
ブックカバラリーはブックカバーの専門店で、布や革などの様々な素材から、また大きさからも選べます。
デザインも豊富で、シックなブルーからポップな柄物まで揃えられています。
少し値段は高めですが、お気に入りのブックカバーをつければ、本を読む度に幸せな気持ちになれます。
「ブックカバラリー」の詳細は、以下の画像リンクよりご確認ください。
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また、ブックカバーを手作りするのもおすすめ。
丁寧に縫って作ることはもちろん、手拭いを縫わずにブックカバー状にできる作り方もあります。
興味がある方は「ブックカバー 手作り」と検索してみてください。
好きなブックカバーで読書をより楽しみましょう。
しおり
大人におすすめ読書グッズ、2つ目は「しおり」です。
ブックカバーにしおり機能がない場合は、お気に入りのしおりも購入しましょう。
しおりは多種多様な素材・形状があり、どれを選ぼうか迷うはず。
中でもおすすめは「できるだけ薄いしおり」。
しおり自体に厚みがあると、本のページに跡がつき、ページを傷めてしまうことがあるからです。
そのため初めて購入する場合は紙製や、こちらのように薄い金属製のしおりを選んでみましょう。
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しおりは集め始めると、どんどん欲しくなるグッズでもあります。
たくさん集めるか、気に入った物を厳選して買うか。
その人の性格が表れるグッズでもあるので、まずは1つ、購入してみましょう。
読書感想ノート
大人におすすめ読書グッズ、3つ目は「読書感想ノート」です。
本を1冊読み終えるまでに、感想を書く専用のノートを用意してみましょう。
感想をノートに書くことで、ノートを開く度にその本の記憶が鮮やかによみがえります。
読書を始めたばかりの頃のおすすめは、以下のような読書感想専用のノートです。
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ただ、現在は入手が難しいことが多いので、感想を書くことに慣れてきたら、以下のような小さなリングファイルとリフィルに書いてみましょう。
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私も愛用していますが、感想を書くサイズ感もピッタリでリフィルもコンパクトなため、収納してもかさ張りません。
本の感想を書くことは「読む」というインプットと「書く」というアウトプットで、バランス良く頭を使う行為です。
ぜひ本を1冊読み終わったら、感想をノートにまとめてみましょう。
タブレット
大人におすすめ読書グッズ、4つ目は「タブレット」です。
ここまで紙の本でのおすすめグッズでしたが「紙の本は場所を取るから、電子書籍を読みたい」という方も多いですよね。
そんな方はタブレットの購入を検討してみましょう。
スマホでも電子書籍は読めますが、タブレットで読んだ方が目の疲れも幾分抑えられます。
タブレットには、様々なアプリをインストールできる「汎用型」と、電子書籍を読む専用の「特化型」があります。
個人的なおすすめは、以下のような「汎用型」。
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汎用型ならスマホやパソコンとの同期もでき、種類も豊富なため、自分に合った端末が選べます。
またアプリをインストールすれば、本の感想を書くこともタブレット上で完結できます。
そのためタブレット1つに、読書周りを集約できるんです。
「でも、実際に触って決めたい」という方は、近くの家電量販店に出かけてみましょう。
店員さんに相談すれば、あなたに合ったおすすめのタブレットを紹介されるはずです。
電子書籍は紙の本と並ぶ、もう1つの本の在り方です。
積極的に取り入れて、多様な読書生活を送ってみてください。
まとめ:大人だからこそ読書を楽しもう!
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
今回は「大人になってからでも読書は恥ずかしくない理由」や「おすすめ小説・グッズ」を紹介しました。
大人になった今だからこそ、読書を心から楽しめます。
今回の内容を参考に、気になる本を選んで読書の世界に飛び込んでみましょう。
新たな気づきや世界に触れられますよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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