サクサク読めるおすすめの小説7作品を紹介!【読みやすい特徴も】

本の上にハートの組み紐
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サクサク読める小説は、読んでいるだけで楽しいですよね。
実はサクサク読める小説には、共通して「ある特徴」があるんです。

今回は「サクサク読める小説」についてアシストします。

  • サクサク読める小説を知りたい!
  • 読みやすい小説の特徴が気になる
  • 読書を始めたばかりだから、サクサク読める本がいい

このような方におすすめの内容です。

本記事を読めば、サクサク読める小説と、その特徴がわかりますよ!

ながなっつ
ながなっつ

私も実際にサクサク読めた小説を、厳選して7作品紹介しますね!

サクサク読めるのはなぜ?読みやすい小説の特徴

チョークで書かれたチェックボックス

サクサク読める小説には、共通して次の3つの特徴があります。

  • 文章にリズムがある
  • 現代の言葉づかいである
  • 設定がわかりやすい

詳しく見ていきましょう。

文章にリズムがある

サクサク読める小説の特徴、1つ目は「文章にリズムがある」こと。

文章にリズムがあると、読みやすく、サクサクと読めるんです。

文章のリズムとは「音楽や曲が聞こえそう」というものではなく、「語尾が適度に変更されている」「作者独自の変化のつけ方がある」というもの。

例えば「語尾が適度に変更されている」は、完全に語尾が統一されていると、かえって読みづらかったり、つまらなかったりします。

そのため語尾が適度に変更されていると、変化があるため、読んでいても飽きないんです。

文章に適度なリズム感がある小説は、サクサク読める小説の代表的な特徴です。

現代の言葉づかいである

サクサク読める小説の特徴、2つ目は「現代の言葉づかいである」こと。

小説本文が現代の言葉づかいで書かれていると、読む側も読みやすくなります。

あなたも学校の授業で「古語」や「漢語」の文章を勉強しましたよね。
きっと「読みづらい」と感じたはず。

小説でも同じことが言え、江戸時代や明治・大正といった昔に書かれた文章よりも、現代語で書かれたものの方が読みやすく感じるのです。

もし、これからサクサク読める小説を選びたいという方は、なるべく現代語に近い文章で書かれた小説を選ぶようにしましょう。

設定がわかりやすい

サクサク読める小説の特徴、3つ目は「設定がわかりやすい」こと。

サクサク読める小説の多くは、設定がわかりやすいものが多いんです。

設定が奇抜すぎると、読者は設定を理解するのに必死になり、内容が頭に入りづらくなります。
結果的にサクサク読めるとは、いかなくなるのです。

例えば時代設定なら、現代か、現代に近い年代のものだと読者も知っているため、話の内容に追いつけます。

何の本を読もうか迷った時は、時代設定や物語の設定が奇抜すぎず、わかりやすい作品を1つの目安に選んでみましょう。

サクサク読める小説を紹介!【おすすめ7選】

本に広がる物語の世界

ここからは、私が実際に読んでサクサク読めた小説のうち、おすすめの7作品を紹介します。

西の魔女が死んだ

サクサク読める小説1作品目は、梨木香歩氏の『西の魔女が死んだ』です。

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『西の魔女が死んだ』の主人公は、中学生の「まい」です。
そしてタイトルにもなっている「西の魔女」とは「まい」の母方のお祖母さんのことなんです。

本作のテーマは「自分が幸せに生きる方法」

不登校になってしまった「まい」は、お祖母さんの元で暮らしながら魔女の修行を行います。

修行といっても魔術の修行ではありません。

魔女修行の肝心かなめは「何でも自分で決める」こと。

「まい」は、自分の幸せも自分で決めることを、お祖母さんから教わっていくのです。

『西の魔女が死んだ』の文章は、独特なリズムで書かれています。
でも、読み始めるとサクサクと読めるんです。

『西の魔女が死んだ』は「読書を始めたばかり」という方にもおすすめの作品なので、ぜひ手に取ってみてください。

神さまのいる書店 まほろばの夏

サクサク読める小説2作品目は、三萩せんや氏の『神さまのいる書店 まほろばの夏』です。

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本書は「不思議な本との交流」がテーマの作品です。

主人公は高校2年生の紙山ヨミ
ヨミは司書教諭のノリコから、とある本屋で働くことを勧められます。

その本屋で扱っていたのは、魂が宿る本「まほろ本」だったのです。

設定が奇抜だと思うかもしれませんが、時代は現代のため、設定も読み進めるうちに飲み込めます。

なにより、読み終わると本を大切にしようと思えるんです

また、文章のリズム感も良く「初めて読書を趣味にする」「久しぶりに読書をする」という方にもおすすめの作品です。

続編もあるため、『神さまのいる書店 まほろばの夏』を読んで面白いと感じたら、続編も読んでみましょう。

シロクマ係長の奇跡

サクサク読める小説3作品目は、鈴森丹子(すずもり あかね)氏の『シロクマ係長の奇跡』です。

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本書には捺彦(なつひこ)、亜貴(あき)、友紀美(ゆきみ)という幼なじみ達が登場します。

それぞれ、仕事や家庭、恋に悩みを抱え、自分ではどうにもならない状況に陥っていました。

そこに、「全員アニマル株式会社」というアニメに登場する「シロクマ係長」が実際に現れたことで、状況が変わっていくという内容です。

架空の存在だったシロクマ係長が現実世界に現れるという奇抜な設定で、最初は驚きますよね。
捺彦ら幼なじみ達も、大きな驚きと戸惑いを隠せませんでした。

でも、シロクマ係長がそっと背中を押してくれたことで、悩んでいた問題が解決するんです。

奇抜な設定ながらも、幼なじみ達が抱えている悩みは読者も共感できるもので、サクサク読める要因となっています。

物語の最後にはシロクマ係長の正体も明かされ、読者は切ない気持ちにもなるんです。

幼なじみ達のように、仕事や家庭、恋に悩んでいる方は、気持ちに共感しながらサクサク読めますよ。

天久鷹央の推理カルテ

サクサク読める小説4作品目は、知念実希人(ちねん みきと)氏の『天久鷹央(あめくたかお)の推理カルテ』です。

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本作の舞台は「天医会総合病院」に設立された「統括診断部」という診断部署。

主人公である小鳥遊優は、内科医として統括診断部に配属されています。

そして小鳥遊の上司であり、統括診断部の部長を務めるのが、女医の天久鷹央なのです。

『天久鷹央の推理カルテ』のテーマは「謎と病」

統括診断部を訪れるのは、別の科で「診断困難」とされた患者達です。

「河童を見た」「人魂を見た」という患者達が抱える「謎」を、鷹央が知識をもって解決していきます。

誰もが関わる「病院」が舞台ということで、設定もわかりやすく、すぐに内容に集中できるのが特徴です。

またスカッとする展開も魅力なため「最近ストレスがたまっている」という方にも、おすすめの作品です。

サクサク読んで、スカッとする気持ちを、ぜひ味わってみましょう。

宇宙船の落ちた町

サクサク読める小説5作品目は、根本聡一郎氏の『宇宙船の落ちた町』です。

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『宇宙船の落ちた町』は、とある町に宇宙船が墜落したことから巻き起こる、「異なる存在と自分の在り方」を見つめ直せる作品です。

主人公は宇宙船が墜落した町の出身である、24歳の青年・青砥佑太

佑太が握手会のバイトで、アイドルグループの人気ナンバーワン・常盤木りさの担当になったことから、宇宙人と地球人の関係が大きく変わっていきます。

本作は「多様性の受け入れ方」もテーマです。

様々な性格や姿・個性を持つ人々と接すると、自分と違う部分が目につき、拒否反応を示す人もいます。

それでも『宇宙船の落ちた町』を読むことで「自分と違う存在だけど、受け入れてもいいかも」と思えるのです。

重いテーマでありながらも、文章や展開はテンポよく進んでいくため、サクサク読めます。

いつか起こりえる未来の話とも思えるため、SFや宇宙人に興味がある方にもおすすめの1冊です。

スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

サクサク読める小説、6作品目は、友井羊(ともい ひつじ)氏の『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』です。

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『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』のテーマは「食がひも解く謎」です。

スープ屋の店主である麻野が、客として訪れた人物が抱える謎を解き明かしていくのが、物語の大きな流れとなっています。

「謎」と言っても、警察が絡むような大規模な謎ではありません。
「人間関係の不和」や「失くし物」といった、日常生活に溢れる謎です。

でも、ささいな謎だと思っていても、当人にとっては重大な問題です。

麻野は、そんな謎の当事者となってしまった客の心を、推理と自慢のスープによって解きほぐしていきます

舞台が現代ということもあり、読者はすぐに設定を理解でき、話をサクサクと読み進められます。

また『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』を読み終わると、物語に登場するスープも食べたくなるのです。

癒しと美味しい料理の話が読みたいという方に、本作はおすすめです。

なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

サクサク読める小説、7作品目は、野﨑まど氏の『なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る』(以降『なにかのご縁』)です。

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『なにかのご縁』のテーマは「縁の不思議」です。

人の「縁」の紐を、結んだり切ったりできる存在の「うさぎさん」

その「うさぎさん」と出会った大学2年生・波多野ゆかり君が「縁」を巡るトラブルに巻き込まれていく内容です。

『なにかのご縁』では「うさぎさん」の活躍だけでなく、「縁」の紐が見えるようになったゆかり君の活躍も光っています。

特に最終話の「縁」にまつわる話は、ゆかり君がいたからこそ解決できた内容となんです。

舞台が大学ということもあり、大学生活を経験した方はもちろん、これから大学生活に入るという方もサクサクと読めます。

「最近、縁を感じる人と知り合った」という方はもちろん、「うさぎが好き」「大学生活に興味がある」という方にもおすすめの作品です。

まとめ:サクサク読める小説で読書を楽しもう!

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

今回は「サクサク読める小説の特徴」と「サクサク読める、おすすめの小説」を紹介しました。

小説がサクサク読めると、読書が捗り、より読書が好きになれます。
ぜひ読みやすい小説を見つけて、読書を心から楽しみましょう。

それでは、良き読書ライフをお送りください!

 

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