「読書をしようか迷っています……」
時々、こんな声を聞くことがあります。
読書に興味はあるけれど、楽しいと思えるのか不安。
また本を読む時間が取れるのか、という疑問がある方も。
今回は
- 生活に読書を取り入れるとどうなるか気になる
- 「こんな本は読まない方がいい」って本はある?
- 読書が嫌になったことはあるか知りたい
といった「本を読む人の本音」についてアシストします。
今回の記事を読めば、本を読む人の本音がわかり、読書をするかどうか判断できますよ!
【実感】生活に読書を取り入れるとどうなるか
読書を生活に取り入れると、日常はどうなるのか?
私が実感した変化を紹介しますね。
暇な時間も楽しめる
生活に起こった変化1つ目は「暇な時間も楽しめる」こと。
読書を趣味にする前は、暇な時間を持て余すことがありました。
ゲームをするには時間が短い。
かといって他の事をするには時間が長い。
そこに読書を取り入れたことで、時間ができたときは「とりあえず本、読もう」となれたのです。
また病院や電車での通勤など、長時間の待ち時間が考えられる場所へ行く時は、本を持って行くようになりました。
すると丁度良い暇つぶしになり、暇な時間を楽しめるようになったんです。
「暇な時間はとりあえず読書」と決めたことで、暇な時間が楽しい時間に変わりました。
本に関するニュースが気になる
生活に起こった変化2つ目は「本に関するニュースが気になる」ようになったこと。
それまでは本に関するニュースがあっても、他のニュースと同じ程度にしか捉えていませんでした。
しかし読書を始めたことで、本に関するニュースに強い関心を持つようになったんです。
例えば様々な「賞」のニュース。
有名な「直木賞」や「芥川賞」はもちろん、書店員が選ぶ「本屋大賞」といった賞の受賞作にも興味を持つようになりました。
また「書店の数が減り続けている」「休刊・廃刊する雑誌が増えている」といった問題にも敏感になりました。
読書を生活に取り入れると、それまで気にしなかったニュースにも関心が持てるため、視野が広がりますよ。
いろいろな本を読みたいと思える
生活に起こった変化3つ目は「いろいろな本を読みたいと思える」こと。
読書を再開するまでは、書店に平積みされている本ですら「本だ」程度にしか感じませんでした。
でも読書を再開して本を買いに書店に行くと、平積みされている本はもちろん、棚に並んでいる本のすべてが輝いて見えました。
1冊1冊の本に、作者や著者の思いが詰まっていると考えると、ジャンル問わず様々な本を読みたいと思えました。
様々な本を読んだ中で、自分が好きなジャンルはもちろん、苦手なジャンルがあることもわかりました。
この発見ができたのも、いろいろな本を読みたいと思え、実際に読めた結果なんです。
長文を読むのが嫌でなくなる
生活に起こった変化4つ目は「長文を読むのが嫌でなくなる」こと。
あなたは長文を読むことに抵抗を感じますか?
私は読書を再開する前まで、正直長文が苦手でした。
学生時代はそれなりに読めたものの、社会人になり本に触れなくなると、機器についてくる薄い説明書ですら読みたくないほどでした。
しかし読書を再開して2ヵ月ほど経つと、仕事のマニュアルや機器の説明書を読むことが苦ではなくなったのです。
むしろ、読み落としが無いよう、しっかり読むようになりました。
長文が苦手という時こそ、本を読むのがいい。
これは私自身も強く実感したことで、他の方にもおすすめしたい変化でもあります。
本を読む人「裏の本音」
ここまで、読書を取り入れて生活に起こった変化を紹介しました。
でも実のところ、大っぴらには言えない本音もあるんでしょ?
こう思った方もいますよね。
そこで私が個人的に思っていることではありますが、本を読む人の「裏の本音」をいくつか紹介します。
「こんな本は読まない方がいい」って本はある?
正直なところ「こんな本は読まない方がいい」って本もあるでしょ?
あります。私の場合は「パッと見て圧迫感を感じる本」です。
本を読む人にとって「こんな本が苦手」という本音は違ってきます。
書き出しが魅力的でない、ネット通販サイトの評価が低いなど、様々です。
私の場合は、ページを開いてみて圧迫感を感じる本は読まないことが多いです。
文字が詰まって印刷されていたり、改行が極端に少なかったりといった本が当てはまります。
また、特に読書を始めたばかりの方は、どんな本を選んでいいのか迷いますよね。
こちらの記事では読書初心者におすすめの「本の選び方」を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
読書が嫌になったことはある?
読書が嫌になったことはないの?
何度もあります。でも結局、続けています。
いくら読書が好きとはいえ、ずっと本を読み続けられるわけではありません。
ときには文字を追うこと自体が嫌になることもあります。
それでも私は、読書を続けています。
読書をしない・できない期間は何度もありましたが、結局本が好きなため、本を読むことに戻ってくるんです。
中には、本当に読書が嫌いになって本を読むこと自体を止めてしまった方もいますよね。
ただ、そんな方を責める権利は誰も持っていません。
その方が読書を止めたのは、よっぽどの理由があってのことだろうし、その方自身の苦しい決断でもあるからです。
本を読むのが嫌になった時、完全にやめるのか、それとも続けるのか。
それは個人の判断にゆだねられるものなのです。
ぶっちゃけ読書って楽しいの?
ていうか、ぶっちゃけ読書って楽しいの?
「良書」に出会えると幸せを感じられます!
読書が趣味でない人からすると、ただ本を読んでいるだけで楽しいのか疑問ですよね。
たしかに1人で、しかも黙々と行う読書の何が楽しいのかと問われると、私も考えてしまいます。
それでも、読んでいく中で「良書」に出会えると幸せを感じます。
「良書」とは「良い本」のこと。
「良い本」の定義は人によって異なり「テーマがしっかりしている本」が良書の人もいれば「表現力が秀逸な本」が良書という人もいます。
私の場合は「読みやすい本」です。
内容が面白いのはもちろん、改行が適度にあったり読んでいて圧迫感を感じなかったりというように、読みやすい本が良書だと感じています。
良書に出会うまでは何十、何百という本を読む必要があります。
それでも良書1冊に出会えた時の幸福感は代えがたいものです。
ぜひあなたも、自分にとっての良書を見つけてみてください!
読書が趣味だと根暗だと思われない?
読書が趣味だと、根暗だって思われるだろ?
言いたい人には言わせておけばいいんです。
読書が趣味だというと、勝手に「根暗だ」と思う人もいます。
中には言葉に出して「根暗だな」と、からかう人まで。
ただ、そう言いたい人には言わせておけばいいんです。
勝手に思っている、あるいは言っているだけで、読書を楽しんでいる側の人が傷つく要素なんて1つもありません。
むしろ、そんなふうに人を傷つけるなら、その人はいつの間にか1人になっているはずです。
読書は立派な趣味です。
恥ずかしがらず、卑下せず、堂々と趣味だと言いましょう。
読書をしていて寂しさは感じない?
読書をしていて寂しさは感じないの?
むしろ、1人の時間を楽しめます!
読書は基本、1人で黙々と行う趣味です。
1人で完結してしまう趣味のため、中には寂しさを感じるのではと心配する方もいます。
でも、読書は1人の時間を積極的に楽しめる趣味です。
寂しさを感じるどころか、1人の時間さえも楽しもうと思えるのです。
もし「寂しくないの?」と聞いてくる方がいたら、丁重に「大丈夫」と伝えましょう。
読書の魅力を知ってもらえば、きっと心配した方も安心するはずです。
まとめ:本音を知ったうえで読書をするか決めよう
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今回は「本を読む人の本音」について書きました。
ダークな部分の「裏の本音」についても書きましたが、今回の記事で本音を知ったうえで、読書をするか決めましょう。
でも、ここまで読んでくれたあなたなら、きっと読書を楽しめるはずです!
それでは、良き読書ライフをお送りください!
【参加中です!ボタンを押していただけると嬉しいです!】
コメント