あなたは、どんな環境で読書をしていますか?
通勤中に、暇になった夕方にと、読書をするタイミングはそれぞれですよね。
そして、読書のお供に「ラジオを聞いている」という方もいるはず。
でも
ラジオを聞きながらの読書、あまり良くないって聞くんだけど……?
と、疑問に思ったことはありませんか?
今回は
- ラジオを聞きながら読書はしていいのか気になる
- ラジオを流すなら何系がおすすめなのか知りたい
- 無音だと逆に読書が捗らない
といった「ラジオと読書」についてアシストします。
今回の記事を読めば「聞く」ことと「読む」ことのバランスの取り方がわかりますよ!
【前提】ラジオを聞きながらの読書はおすすめしません!
前提として、ラジオを聞きながらの読書はおすすめできません。
理由として次の3つが挙げられるからです。
- ラジオと本、どちらにも集中できないから
- トーク系のラジオだと話の内容が気になってしまうから
- 多くの人はマルチタスクができないから
詳しく見ていきましょう。
ラジオと本、どちらにも集中できないから
ラジオを聞きながらの読書がおすすめできない理由1つ目は「どちらにも集中できないから」。
あなたは受験やテストの前に、夜遅く、ラジオを聞きながら勉強したことはありますか?
おそらく勉強の内容は、ほとんど頭に入りませんでしたよね。
実は読書にも同じことが言えるんです。
読書に集中しようとすると、ラジオの内容が頭に入って集中できません。
逆にラジオをよく聴こうとすると、本の内容が気になってしまうんです。
結果的にどちらにも集中できず、中途半端になります。
ラジオと読書、どちらかに集中したい時は、思い切って片方だけ実践するようにしましょう。
トーク系のラジオだと話の内容が気になってしまうから
ラジオを聞きながらの読書がおすすめできない理由2つ目は「トーク系のラジオだと話の内容が気になってしまうから」。
ラジオにも様々なチャンネルがあります。
中でも、リスナーとのやり取りが多く、ラジオパーソナリティーのトークが多い「トーク系」のラジオだと、ほとんど読書に集中できません。
人は他人の話し声が聞こえると、無意識にその話に聞き入ります。
これはラジオも同じで、読書をしていてもラジオでトークが始まると、意識が話し声に向いてしまうのです。
特にリスナーとリアルタイムでやり取りするチャンネルだと「自分も参加したい」という、別の欲求も起こります。
トーク系のラジオを聞くことと読書は、一緒に行わないよう注意しましょう。
多くの人はマルチタスクができないから
ラジオを聞きながらの読書がおすすめできない理由3つ目は「マルチタスクができないから」。
マルチタスクとは「複数の作業を同時進行で行うこと」です。
主に仕事で使用されることが多い言葉でもあります。
実はマルチタスクは、できる人の方が少ないんです。
多くの人は「シングルタスク」つまり1つのことしかできません。
これは「ラジオを聞きながら読書をする」ことにも当てはまります。
「ラジオを聞く」ことと「本を読む」ことのマルチタスクになるため、基本的にできない人の方が多いのです。
もちろん、中にはマルチタスクが得意な方もいますよね。
でも、そんな方でもここまで挙げた理由から、ラジオを聞くことと読書を一緒に行うことはおすすめできないんです。
【それでも聞きたい!】読書のお供におすすめのラジオ
ここまで、ラジオを聞きながらの読書がおすすめできない理由を挙げました。
でも無音だと、逆に読書が捗らないんだよね……。
このように感じる方も多いですよね。
そこで「ラジオを聞くなら『何系』のチャンネルが良いのか?」について厳選してみました。
おすすめは次のとおりです。
- BGMメインのチャンネル
- 本の朗読チャンネル
- ポモドーロタイマーとしてのラジオ
詳しく見ていきましょう。
BGMメインのチャンネル
おすすめのラジオチャンネル1つ目は「BGMメインのチャンネル」です。
ラジオパーソナリティーの話が少なく、音楽を流すことがメインのチャンネルだと、比較的読書がしやすくなります。
特に「ゆったりとした音楽を流すチャンネル」なら、読書の邪魔になりません。
また歌詞のある曲でも、ポップ系やロック系よりも、バラード系の方が読書にはおすすめです。
「無音だと読書ができない」「どうしてもラジオを聞きたい」という方は、「ゆったりとした音楽を流すチャンネル」を探してみましょう。
本の朗読チャンネル
おすすめのラジオチャンネル2つ目は「本の朗読チャンネル」です。
これはラジオを聞く目的自体を「本を聞く」ものにしてしまう、やや変化球な方法です。
現在、ラジオのチャンネルは多様化しています。
今まで普通だったAM・FMラジオ以外にも、スマホのアプリを経由したラジオチャンネルも展開されているんです。
そこで、幅広いチャンネルの中から「本の朗読」に特化したチャンネルを見つけてみましょう。
「本の朗読」を放送しているラジオなら、ラジオを聞くこと自体が「本を聞く」こと、つまり「オーディオブック」と同じことになるんです。
また「本の朗読」を放送しているチャンネルから、自分好みの声を探してみるのも楽しいですよ。
この機会に「本の朗読」チャンネルを探してみましょう。
ポモドーロタイマーとしてのラジオ
おすすめのラジオチャンネル3つ目は「ポモドーロタイマーとしてのラジオ」です。
正確にはラジオのチャンネルとは言えませんが、ポモドーロタイマーとしてラジオを活用するという、さらに変化球な方法になります。
「ポモドーロタイマー」とは「25分の作業→5分の休憩」を何回か繰り返す作業法のことです。
このポモドーロタイマーを応用し、25分間読書をしたら5分間ラジオを楽しんでみましょう。
すると、視覚的な情報から聴覚的な情報に切り替えられるので、良い気分転換になるんです。
結果として読書に集中でき、短時間ですがラジオも楽しめます。
ポモドーロタイマーとしてラジオを楽しむことは、本とラジオ、どちらも集中して楽しむことに繋がります。
ぜひ試してみてください。
ラジオ以外に読書におすすめの音楽3選
ここまで「おすすめのラジオチャンネル」を紹介しました。
最後にラジオ以外に、読書の際に流すおすすめの音楽を3つ紹介しますね。
- クラシック
- 自然の音(川のせせらぎ、波の音など)
- カフェで流れるような音楽(軽いジャズ系、洋楽等)
「クラシック音楽」は、学生時代、音楽の授業で1回は聞いたことがありますよね。
オーケストラの演奏が主なため、曲に歌詞が無く、読書をするのにピッタリの音楽なんです。
人によっては眠くなることもあるので、様々な曲を聞いてみて、自分に合ったクラシック音楽を見つけてみましょう。
「自然の音」もクラシック音楽に似た要素があります。
ただ「自然の音」は、「川のせせらぎ」や「波の音」「小鳥の声」のように、似た音の繰り返しになります。
でも「自然の音」を流すと、室内に居ても屋外で読書をしている気持ちになるので、クラシック音楽が苦手な方にもおすすめなんです。
また、カフェでの読書が捗るという方は、カフェで流れるような「軽いジャズ系」や「洋楽」といった音楽を流してみましょう。
「軽いジャズ系」や「洋楽」を流すだけでカフェに来たような気持になり、お気に入りの飲み物も用意すれば、部屋がカフェのようになりますよ。
まとめ:ラジオと読書はそれぞれで楽しもう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ラジオと読書は、基本それぞれで楽しんだ方が満足度は高くなります。
ただ、どうしてもラジオを聞きながら読書をしたいという方は、今回紹介した内容を元に、読書が捗るチャンネルを探してみましょう。
きっとあなた好みのラジオチャンネルが見つかるはずですよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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