読書って、始めても挫折しやすいですよね。
でも5つの「読み方」と「選び方」を実践すれば、読書を続けられますよ!
今回は「挫折しない本の読み方・選び方」についてアシストします。
- 読書を始めたけど3日で挫折した……
- 長く続けられる本の読み方が知りたい
- 挫折しにくい本選びの方法はある?
このような方におすすめの内容です。
本記事を読めば、挫折せず、読書を続けられるコツが掴めますよ!
【深掘り】どうして読書を挫折するのか?
挫折しない読書のコツを紹介する前に、どうして読書を挫折しやすいのか見ていきましょう。
読書を挫折する原因として、大きく次の4つが挙げられます。
- 読んでいる時間がない
- 疲れて読書ができない
- 読書以外のことが楽しすぎる
- しっかり読もうとし過ぎている
詳しく見ていきます。
読んでいる時間がない
読書を挫折する原因、1つ目は「読んでいる時間がない」から。
挫折する方のほとんどに当てはまる原因です。
仕事や家事など、日常生活の様々なことに追われて、読書の時間が取れない。
「読もう!」と決意して数日は読めても、読書時間が確保できない日が続き、最終的に読書を挫折してしまうのです。
私も実際、読書を再開した当時は日常生活に追われ、読書を1週間以上中断した時期があります。
「読んでいる時間がない」という理由で読書を挫折してしまう方は多いため、あなたの性格や能力のせいではありませんよ。
疲れて読書ができない
読書を挫折する原因、2つ目は「疲れて読書ができない」から。
読書をする時間が確保できても、疲れすぎて読む気にならない。
次第に読書の間隔が空いていき、最終的に挫折してしまうのです。
疲れていると、読書どころか日常生活を送るだけで精一杯になります。
「疲れて読書ができない」場合は、日常生活の時間配分を見直す必要があるんです。
読書以外のことが楽しすぎる
読書を挫折する原因、3つ目は「読書以外のことが楽しすぎる」から。
読書以外の物事が楽しいと、自然と読書の時間が取れなくなるためです。
これは多趣味な方に多い原因でもあります。
読書以外に、運動やゲーム・買い物・キャンプといった趣味が多いと、そちらの方が楽しくなり、読書に取り組めません。
結果的に「読書は良いかな」となり、読むことを挫折してしまうのです。
「読書以外のことが楽しすぎる」場合は、読書を本当にしたいのか考え直す必要もあります。
しっかり読もうとし過ぎている
読書を挫折する原因、4つ目は「しっかり読もうとし過ぎている」こと。
「読書をするからにはちゃんと読まなきゃ」と気負い過ぎると、逆に読書をする気力がなくなるんです。
特に完璧主義的で真面目な性格の方に多く、本の内容をすべて覚えておこうとする傾向も強いです。
「一字一句漏らさないように読む」ことも大事ですが、「自分にとって響いた一文」を探すように読むと、あまり気負えず読めるのでおすすめです。
挫折しない本の読み方を紹介!【厳選5つ】
ここからは、具体的な挫折しない本の読み方を紹介します。
今回は以下の5つの方法を厳選しました。
- 読書時間をあらかじめ決める
- 1行だけ読めればOKとする
- 疲れをしっかり取る
- なるべく音のない環境を作る
- ステップアップ読書を試す
詳しく見ていきましょう。
読書時間をあらかじめ決める
挫折しない本の読み方、1つ目は「読書時間をあらかじめ決める」こと。
「読んでいる時間がない」「しっかり読もうとし過ぎている」方におすすめの方法です。
読書時間をあらかじめ決めることで、最低でもその時間は読もうという気持ちになれるんです。
ここで言う読書時間とは「読書をする長さ」「読書をする時刻」の両方を意味します。
「5分だけ、毎日読もう」と決めても良いし、「21時からは読書時間にする」という決め方でも問題ありません。
また「21時以降に5分だけ読む」と、両方の要素を組み合わせるのもおすすめです。
読書時間を決めることで、読書の習慣も身につきます。
ぜひ試してみてください。
1行だけ読めればOKとする
挫折しない本の読み方、2つ目は「1行だけ読めればOKとする」こと。
「読んでいる時間がない」という方におすすめの方法です。
「時間も守れないし、5分の時間も惜しい」という方は、1行だけ読む習慣を取り入れましょう。
1行だけを読むなら、読書時間は1分もかかりません。
ただ、それでも毎日続けることで、本1冊は読めます。
もちろん、時間が取れたら1行以上読んでもOK。
「時間が取れない日は1行だけ。時間が取れる日は5分以上読もう」という設定もおすすめです。
1行だけでも読書をしたことに変わりはありません。
読めたら、自分を思いきり褒めましょう。
疲れをしっかり取る
挫折しない本の読み方、3つ目は「疲れをしっかり取る」こと。
「疲れて読書ができない」という方におすすめの方法です。
人は疲れていると、生きるのに必要ない物事はできなくなります。
そのため疲れている方は、読書をする前に、疲れそのものを取ることに専念しましょう。
疲れが回復すれば、自然と「他のこともしようかな」と思えます。
そのタイミングで読書をすれば、スムーズに本を読めるんです。
疲れをしっかり取ることは、日常生活を送るうえで大切な要素です。
読書のためだけでなく、今後の生活のことも考えて、疲れを取ることを最優先にしましょう。
なるべく音のない環境を作る
挫折しない本の読み方、4つ目は「なるべく音のない環境を作る」こと。
「読書以外のことが楽しすぎる」方におすすめの方法です。
人は周囲の環境に大きく左右されます。
そのため、読書がしやすい環境を整えることも、読書を挫折しないために必要なんです。
読書がしやすい環境の第一歩は「なるべく音のない環境を作る」こと。
無音の状態だと人は集中しやすいため、自然と読書にも取り組みやすくなります。
読書以外の趣味があったとしても、1日の中で5分程度でも無音の環境を整えることで「読書でもしようかな」と思えるんです。
普段、周囲に音が溢れている方こそ、5分程度の無音環境を整えて、読書に取り組んでみましょう。
ステップアップ読書を試す
挫折しない本の読み方、5つ目は「ステップアップ読書を試す」こと。
こちらはすべての方におすすめの方法です。
「ステップアップ読書」とは「読める本から読んでいく読書法」のこと。
最初は雑誌や漫画の読書から始めて、少しずつ文字量の多い本へとステップアップしていきます。
段階的に文字量の多い本を読むため、読書習慣が身につきやすく、挫折もしにくいんです。
「ステップアップ読書」の詳細については以下の記事にまとめたので、ぜひ読んで試してみてください。
挫折しない本の選び方を解説
最後に、挫折しない本の選び方を解説します。
読書を挫折しないためには、本の選び方も重要だからです。
挫折しない本の選び方は、大きく以下の5つの方法があります。
- 厚さ1cm以下の文庫本を選ぶ
- 1冊完結・短編集を選ぶ
- 少しでも興味のあるジャンルから選ぶ
- 本のあらすじ・目次を読んで決める
- 読む時間がないときは無理に選ばない
こちらも詳しく見ていきましょう。
厚さ1cm以下の文庫本を選ぶ
挫折しない本の選び方、1つ目は「厚さ1cm以下の文庫本を選ぶ」こと。
特に小説を買う際に、おすすめの選び方です。
一言に文庫本といっても、本の厚さは様々です。
その中で「挫折しない」という点で選ぶなら、厚さ1cm以下で、1巻で完結済みの本を選びましょう。
厚さが1cm以下の文庫本は、書かれている文章量も少なめのため、比較的短時間で読み終えることができます。
そのため「読めた!」という達成感が早めに味わえ、途中で挫折しにくいんです。
1cmの目安は、およそ小指の第一関節までの半分です。
本屋で選ぶ際は、小指を基準に選んでみましょう。
1冊完結・短編集を選ぶ
挫折しない本の選び方、2つ目は「1冊完結・短編集を選ぶ」こと。
こちらも小説の選び方となります。
「厚さ1cm以下の文庫本を選ぶ」でも少し触れましたが、読書に挫折しやすい方はまず、その本1冊で完結するものか短編集を選びましょう。
いきなり長編や現在進行形で連載中の本を選んでしまうと、物語の長さに先が見えず、読むのを挫折しやすいためです。
1冊完結の小説なら「この1冊で話が完結する」と、気楽に読むことができます。
また短編集なら、短い話が連続していることで、飽きずに読書を楽しめます。
1冊で完結する物語や短編集で読書の感覚を掴んだら、改めて長編小説に挑戦してみましょう。
少しでも興味のあるジャンルから選ぶ
挫折しない本の選び方、3つ目は「少しでも興味のあるジャンルから選ぶ」こと。
自分が興味のあるジャンルを選ぶことも、挫折しない本選びには大切です。
「本屋で本を買うのは、新しい興味を見つけるため」という方も多いですよね。
でも、これは読書に慣れている方におすすめの選び方です。
読書を挫折してしまう方が、まったく興味のない本を選んでも、読んでいる途中で必ず挫折します。
そのため読書を挫折しやすい方は「少しでも興味のあるジャンルの本」を選びましょう。
挫折することが少なくなり、読書自体にも慣れてきたら、改めて新しい興味を本から見つけましょう。
本のあらすじ・目次を読んで決める
挫折しない本の選び方、4つ目は「本のあらすじ・目次を読んで決める」こと。
本の「あらすじ」や目次を読んで興味が持てたなら、その本を読み終えられる可能性が高くなるためです。
小説なら帯やカバーに書かれている「あらすじ」を。
ビジネス書や自己啓発本なら目次を、まずは読みましょう。
「あらすじ」や目次には、その本の内容や流れが大まかに書かれています。
そのため「あらすじ」や目次を読むだけでも「この本はこんな感じの内容なのか」とわかり、「読めそう」「読めないかも」の判断もできます。
新たに本を購入する際は、「あらすじ」や目次にも目を通して決めましょう。
読む時間がないときは無理に選ばない
挫折しない本の選び方、5つ目は「読む時間がないときは無理に選ばない」こと。
ここまで具体的な選び方を紹介しましたが、本を読む時間がどうしても取れない場合は、無理に本を選ばないようにしましょう。
読む時間がないのに本を買うと、どうしても「読まなきゃ」となり、無理やり本を読んでしまうことになります。
すると、本当は別のことが気になっているのに本を読んでいるため、内容に集中できず挫折しやすくなるんです。
どうしても読む時間が取れない場合は本を無理に選ばず、時間が取れそうになったら改めて、心から読みたいと思える本を選びましょう。
まとめ:長い目で本と付き合おう
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
今回は「読書を挫折してしまう原因」から「挫折しない本の読み方・選び方」を紹介しました。
読書は長い期間、楽しめる趣味でもあります。
短期的な目線ではなく、長く楽しむ前提で本を選びましょう。
読書のおもしろさに気づけますよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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