読書をしたいと思ったとき、真っ先に思うのが「読書をいつすればいいのか?」という問題です。
「朝、早めに起きて読書をした方がいいのかな?」
「夜、寝る前に読書時間を取った方がいいの?」
このような悩みを抱えている方は多いはず。
今回の記事は
- 朝と夜、どっちが読書におすすめなのか知りたい!
- 朝と夜以外の時間帯の読書でもいいの?
- そもそも、読書時間はどう確保するの?
といった「読書の時間帯」についてアシストします。
朝と夜、どちらの時間帯に読書をしようか迷っている方におすすめの記事ですよ!
朝?夜?どちらでも読書はOK!
結論から言うと、朝と夜、どちらの時間帯でも読書は問題なく行えます。
ただ朝の時間帯と夜の時間帯、それぞれの読書の特徴は次のようになります。
- 1日のモチベーションを高めたいときにおすすめ
- 読む本は「ビジネス書」や「自己啓発本」など、読んでいて気持ちが上がるものを
- 時間は30分~1時間程度までで
- 高まった気持ちを静めたいときにおすすめ
- 読む本は「暗記系」や「小説」「癒し関係」など、読んでいて気持ちが落ち着くものを
- 時間は30分~眠くなるまでで
つまり、朝読書は「気持ちや意識を高めるため」に、夜読書は「気持ちを落ち着けるため」に適しているんです。
もしあなたが「働く前の準備運動として読書をしたい」と思うなら朝に。
反対に「暗記をしたい物事がある」「リラックスして読書を楽しみたい」なら夜に読書をしましょう。
おすすめの時間帯!個人的ランキング
でも、朝と夜以外の時間帯にも読書をしたいんだけど……。
たしかに朝と夜に読書の時間が取れないこともありますよね。
そこで読書におすすめの時間帯をランキングしてみました。
ながなっつの個人的な感覚ですが、参考になれば幸いです。
読書におすすめの時間帯ランキングは次のようになります。
- 夜
- 朝
- 通勤時間
- お昼休憩
- 夕方
詳しく見ていきましょう。
夜
読書にもっともおすすめの時間帯は「夜」です。
夜は自分の時間が取りやすく、また周囲も寝静まっているため、昼間よりも静かに読書ができるからです。
夜の読書におすすめなのは「暗記系」の読書。
仕事で必要な外国語や、ビジネス資格の勉強をするのに、夜は適しています。
またリラックスを目的とした読書でもOK。
家電やパソコン、デジタル機器のカタログを見て、購入した生活を想像する。
アニメやゲーム、映画の専門誌を読んで、新たな「推し」を探す。
あるいはファッションや恋愛、ライフスタイルの特集が組まれた雑誌を読んで、自分に磨きをかけてもいいんです。
夜の読書は次の日に支障がでなければ、もっとも読書に適した時間と言えます。
朝
2番目に読書に適している時間帯は「朝」です。
朝は起きたばかりで頭が働かない場合が多いため「頭を動かす読書」や「気持ちが上がる読書」が適しています。
具体的には「ビジネス書」や「自己啓発本」、また「新聞」もおすすめです。
特に新聞は、世の中の動静が一挙にわかるよう整理された内容なので、本ではありませんが朝の読書に適しています。
- 昨日から昨夜にかけてのトップニュースを知りたい
- 昨日行われたスポーツの結果を知りたい
- 今人気のある物事の一覧を知りたい
新聞を読むことは朝の「知りたい」という欲求をほどよく満たしてくれるんです。
もちろん、通常の読書を行うのも1日の気持ちを上げるのに適しているのでOKですよ。
通勤時間
3番目に読書に適している時間帯は「通勤時間」です。
会社までの通勤時間に読書を行うことで、スキマ時間も有効に活用できるからです。
ただ通勤時間といっても、通勤方法によっておすすめの読書形式は異なります。
- 電車通勤→文庫本やタブレットなど、じっくり読める本がおすすめ
- バス通勤→オーディオブックといった「聞く読書」がおすすめ
- 徒歩、自転車通勤→オーディオブックがおすすめですが、交通状態に注意しましょう
通勤時間が長い方は、ぜひ読書に充ててみてください。
意外と読書がはかどりますよ。
お昼休憩
4番目に読書に適している時間帯は「お昼休憩」の時間です。
お昼ご飯を早めに食べ終わり、残った時間を読書に充てます。
すると、自然に読書の習慣が身につくんです。
たとえ読書に充てられる時間が10分程度だとしても、1ヵ月20日勤務なら200分、3時間以上は読書時間が確保できます。
「意外と読書時間が確保できるんだ!」と驚きましたよね。
ただし、お昼休憩の時間が短かったり、心身が疲れていたりという場合は、無理せず休息の時間に充てましょう。
夕方
最後に読書に適している時間帯は「夕方」です。
夕方は仕事が終わり、夕飯までの時間帯になります。
明日の用意が終わり、夕飯の用意まで時間がある場合は読書の時間に充ててみましょう。
ただ、夕方は忙しい時間でもあるため、読書に充てられる時間は限られます。
もし夕方に読書の時間が取れない場合は、他の時間帯を読書に充てられないか考えてみましょう。
ココに注意!読書を快適に行うポイント
読書におすすめの時間帯を紹介しましたが、各時間帯には注意すべきポイントがあります。
そこで、読書を快適に行うための注意点とポイントを具体的に見ていきましょう。
夜:パソコンやタブレットでは読まない
夜の時間帯は目に負担をかけないことも大切です。
したがって、パソコンやタブレットなど、電子端末での読書は避けましょう。
パソコンやタブレット、スマホなどを長時間見続けると、紙媒体の本を読むよりも目が疲れ、脳も興奮状態になるからです。
興奮状態になるとスムーズに眠れなくなり、明日の朝に響いてしまいます。
夜の読書はなるべく紙媒体の本を読むようにしましょう。
朝:時間に余裕を持つ
朝の時間帯に読書をする場合は、時間に余裕を持たせるのがポイントです。
朝は朝食の用意をしたり出掛ける用意をしたりと、何かとせわしないですよね。
そんな忙しい時間帯に読書を行うには、時間に余裕を持たせないと難しいのが現状です。
解決法としては「いつもより30分早く起きる」「準備の時間を短縮させる」といったことが挙げられます。
どんな解決法でも読書が難しい場合は、無理せず、通勤時間や夜などに読書時間をずらしましょう。
通勤時間:周囲の人に配慮する
通勤時間は比較的、自分の時間を確保できる時間帯です。
ただし「周囲の人に配慮を行う」のがポイント。
特に電車やバス通勤の場合「読書に集中して乗降を妨げない」「新聞などを広げ過ぎない」といったことに注意しましょう。
また車通勤では「オーディオブックの音量を上げ過ぎない」ようにし、周囲の状況が音でもわかるようにしておきましょう。
徒歩や自転車通勤でも、周囲の状況がわかるようオーディオブックの音量は控えめに。
もし不安な場合は、読書は止めて、歩きや自転車の運転に集中してください。
お昼休憩:始業時間を過ぎないように
お昼休憩での読書は「時間」に注意しましょう。
昼食を食べる際は「社内で食べる人」と「社外へ出かける人」に分かれますよね。
どのような場合でも、お昼休憩に読書を行う際には、次の始業時間に遅れないよう気をつけましょう。
「読書をしていて始業時間に遅れました」では、あなたの会社での評判が下がってしまう恐れもあるからです。
お昼休憩での読書は「時間が取れたら」程度に考え、無理な場合はしっかり休むことに集中しましょう。
夕方:眠い時は無理をしない
夕方の時間帯での読書では「無理をしない」ことがポイントです。
夕方は仕事が終わり、家に帰りホッとする時間帯です。
自然と眠気や疲れが押し寄せるので「読書ができない」と感じた場合は無理をしないでおきましょう。
どうしても夕方の時間帯に読書をしたい場合は、10~30分といった短い時間に抑え、「まだ読みたい」という時点で読書を切り上げます。
「まだ読みたい」という時点で切り上げることで、読書を続けやすい心持になるのでおすすめです。
どうする?読書の時間を確保する方法
各時間帯のポイントはわかったけど、そもそも時間が確保できないかも……。
忙しい日々の中で、読書の時間を確保するのはやはり難しいですよね。
そんな中でも読書の時間を確保したい方は、次の3つを実践してみてください。
- 1日のスケジュールを書き出す
- 読書時間にできそうな時間帯を把握する
- 文字数の少ない本を読む
詳しく見ていきましょう。
1日のスケジュールを書き出す
読書の時間を確保したいと思ったら、まずは1日のスケジュールを書き出します。
書き出すスケジュールはなるべく細かい方が良いです。
起きる時間から始まり、朝食、準備、通勤時間、仕事時間……など、できる限り詳細に書き出します。
また書き出す形式は「円グラフ状」や「帯状」などの図にすると、よりわかりやすいです。
もし書き出すことに慣れていない場合は「スケジュール 円グラフ」と、インターネットで検索してみましょう。
具体的なスケジュールを円グラフ化した図が検索結果として表示されるので、お手本としておすすめです。
1日のスケジュールを書き出したら、次のステップに進みましょう。
読書時間にできそうな時間帯を把握する
1日のスケジュールを把握したら、次は書き出した時間の中から読書時間にできそうな時間帯を把握します。
読書時間にできそうな時間帯は、個人によって異なります。
朝の時間帯に30分程度の余裕がある方は朝を、通勤時間にスマホを触っている方なら通勤時間を読書時間に充ててみましょう。
ただ、余裕があるすべての時間帯を読書に充てる必要はありません。
朝の10分を読書時間に充てたら、他の余裕がある時間帯は音楽鑑賞に充てても大丈夫。
「もっと読書の時間を増やしたい」と気持ちに余裕ができたら、改めて読書に充てられそうな時間帯を増やしましょう。
文字数の少ない本を読む
読書時間を確保するには、読む本自体も影響します。
特に読書自体に慣れていない方は、本を読み始めても「読むこと自体に疲れた……」となって、読書を続けられないことが多いですよね。
そこで、最初は「文字数の少ない本」を選んで読んでみましょう。
文字数の少ない本は、当たり前ですがすぐに読み終わります。
結果、「1冊を読み終えた!」という達成感を感じられるんです。
また、読書に慣れない内は漫画でも大丈夫。
紙の漫画本を30分だけ読んだり、多くの漫画が掲載されているサイトに登録して読んだりするのもおすすめです。
最初は文字数の少ない本や漫画から始めて、慣れてきたら本の文字数を少しずつ増やしていきましょう。
おすすめの漫画サイトは以下のリンクから飛べます!
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【朝と夜】おすすめの4冊を紹介!
じゃあ、おすすめの本とかあるの?
ここからは朝と夜におすすめの本を、それぞれ2冊ずつ紹介します。
実際に私も読んで、朝読書や夜読書にピッタリだと感じた本です。
- マーケット感覚を身につけよう/ちきりん
- 話し方が上手くなる!声まで良くなる!1日1分朗読/魚住りえ
朝読書の基本は「自分の気持ちを高める」こと。
ちきりん氏の『マーケット感覚を身につけよう』は、「これから何が売れるのか?」がわかる5つの方法が掲載されています。
市場調査や営業職に就いている方でなくても、読むだけで実践したくなる内容となっているんです。
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また魚住りえ氏の『話し方が上手くなる!声まで良くなる!1日1分朗読』は、声の出し方が書かれた本です。
タイトルどおり1分でできる朗読例も掲載されているので、寝ぼけた頭をリセットでき、発声練習にもなるのでおすすめですよ。
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- 双子座の君へ/鏡リュウジ
- あなたはもう、自分のために生きていい/Poche(ポッシュ)
夜読書の基本は「自分の気持ちを落ち着ける」ことです。
鏡リュウジ氏の『双子座の君へ』は、星座占いの本です。
双子座だけでなく、12星座分の本が出版されています。
『双子座の君へ』はホッとできる写真とともに、勇気をもらえる言葉が多く掲載されています。
新装版も出版されているため、気になった方は新装版を読んでみてください。
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またPoche(ポッシュ)氏の『あなたはもう、自分のために生きていい』は、心が癒される文章が掲載されています。
どの文章を読んでも、自分の生きづらさがフッと軽くなります。
落ち込んだり泣きたくなったりしたときに読んでみると、明日への希望が見える内容となっているんです。
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まとめ:自分のライフスタイルに合った時間に読書を
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
朝と夜。
どちらの時間帯に読書をしても問題はありません。
大切なのは「自分のライフスタイルに合った時間に読書をする」こと。
自分のライフスタイルや1日のスケジュールを振り返って、「この時間なら読書に充てられそう」という時間帯に読書を行いましょう。
きっと満足いく読書ができるはずですよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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