あなたは「読書マップ」を知っていますか?
実は「読書マップ」を作成すると、今よりも読書の世界がグンッと広がるんです。
今回は
- 読書マップって、そもそも何?
- 読書マップの作り方が気になる!
- 実際に読書マップを作った感想が知りたい
といった「読書マップ」についてアシストします。
私・ながなっつが作成した読書マップも公開します。
ぜひ参考にしてみてください!
読書マップって何?作り方を解説!
まずは「読書マップ」について説明します。
「読書マップ」とは、自分が読んだ本をマップに書き込み、本同士の関係性を見つける方法です。
もっとも有名なのが、岩波書店が公開している「芋づる式読書MAP」。
上記のURLにアクセスすると、完成した読書マップがPDF形式で表示されます。
「芋づる式読書MAP」の作り方は以下のとおりです。
- はじめの5冊のタイトル・著者を四角の中に書く
- 芋の中に本のタイトル・著者を書く
- 関連性を書きながらつるで結ぶ
基本的に3ステップで「芋づる式読書MAP」は完成しますが、完成した読書マップを見ると、新たな発見をすることが多いんです。
ぜひ上記のURLから白紙の「芋づる式読書MAP」をダウンロードして作成してみましょう!
読書マップの活かし方4選
でも、読書マップを作ったらどう活かせばいいの?
せっかく作る読書マップ。
どうせなら上手く活かしたいと思いますよね。
私が感じた読書マップの活かし方として、次の4つが挙げられます。
- 自分の読書記録として
- 本を選ぶ基準を再確認できる
- 他の人の読書記録を参考にしたいときに
- 図書館でイベントが開かれることも
詳しく見ていきましょう。
自分の読書記録として
読書マップの活かし方1つ目は「自分の読書記録として」。
もっとも基本的な活用法です。
特に読書の記録を普段はつけていないという方に、読書マップの作成はおすすめなんです。
読書マップを作成すると、今まで読んできた本の振り返りにもなります。
すると「意外に本を読んでいるんだ」という読書量の再確認に繋がるんです。
また「こんなにも本を読んでいたんだ」という、自信にもなります。
読書量が見える化すると、もっと読みたいという気持ちも自然に湧いてきます。
ぜひ読書マップを読書記録として活用してみましょう。
本を選ぶ基準を再確認できる
読書マップの活かし方2つ目は「本を選ぶ基準を再確認できる」こと。
特に、好きな作家さんが少なく、様々なジャンルの本を読んでいる方におすすめの活かし方です。
小説から自己啓発本、画集など、読んでいる本に繋がりが無いと感じることは多いですよね。
でも読書マップを作成してみると、本同士の意外な繋がりを発見できるんです。
例えば
- 小説:ヒューマンドラマ系、自己啓発本:心理系が多い→人を主役にした本が好き
- 小説:ミステリー系、ビジネス書:文章作成系が多い→論理的な思考を元にした本が好き
という具合です。
自分がどういった基準で本を選んでいるのか?
読書マップは自分でも気づけなかった、本選びの基準を再確認できるツールなんです。
他の人の読書記録を参考にしたいときに
読書マップの活かし方3つ目は「他の人の読書記録を参考にしたいときに」。
主にSNSを活用している方におすすめの活かし方です。
インターネットで「芋づる式読書MAP」、またはTwitterなどで「#芋づる式読書MAP」と検索してみましょう。
すると他の人が書いた読書マップが画像付きで表示されます。
自分1人で読書をしていると、どうしても本選びに偏りができます。
そこで他の人の読書マップを参考にすると、自分の知らなかった本やジャンルが新たに開拓できるんです。
もしあなたも「他の人はどんな本を読んでいるんだろう?」と気になったら、ぜひ「芋づる式読書MAP」または「芋づる式読書マップ」と検索してみてください。
図書館でイベントが開かれることも
読書マップの活かし方4つ目は「図書館でイベントが開かれることも」。
特に家の近くに図書館がある方におすすめの活かし方です。
図書館では定期的にイベントを行っています。
イベントの内容は図書館によって様々ですが、中には読書マップをテーマにしたイベントが行われることもあるんです。
- 作ってみよう!読書マップ
- 読書マップの作り方・活用法を紹介
といったイベントが図書館で開催されたら、ぜひ参加してみましょう。
今まで紹介した活かし方もまとめて実践できるので、地元の図書館のホームページを定期的にチェックするのもおすすめです。
【実践】ながなっつの読書マップ公開!
ここまで「読書マップの活かし方」について紹介しました。
でも、実際に作るのって大変そう……。
そこで、私も実際に読書マップを作ってみました!
まず必要な道具は
- パソコン
- プリンター
- 印刷用紙
- ペン
の4つです。
そして、読書マップの作り方は詳細に分けると4ステップあります。
- まずは印刷
- 5冊の本を書く
- お芋の中にも本を書く
- つるで結んで完成!
詳しく見ていきましょう。
まずは印刷
まずは読書マップの用紙を印刷します。
読書マップの原本はhttps://www.iwanami.co.jp/news/n32672.htmlからダウンロードできます。
用紙の推奨サイズはB4サイズですが、細かく書けるペンがあればA4サイズでも大丈夫。
印刷すると、以下の画像のようになります。
もしA4サイズが小さいと感じたら、拡大コピーや拡大印刷などを試してみましょう。
5冊の本を書く
用紙が印刷できたら、次に本のタイトルと著者名を空欄に書き込んでいきます。
まずは四角い枠に元となる「はじまりの本」を書きましょう。
四角い枠は全部で5か所ありますが、なるべくジャンルの異なる本を書いていくのがポイント。
後の工程で繋がりがわかった際の驚きが大きくなるからです。
私の場合、小説・占い・自己啓発本などを書き込みました。
お芋の中にも本を書く
四角い枠に5冊の本を書き入れたら、次はお芋の中にタイトルと著者名を書き込みましょう。
このとき、四角い枠に書いた本と関連がある本を、四角の近くに書いていくのがポイントです。
今まであなたが読んできた本で「はじまりの本」に近い仲間の本は何か?
じっくり思い出しながら書き込みましょう。
私は次のように書きました。
つるで結んで完成!
最後に、四角い枠やお芋同士をつるで結びます。
つるで結ぶのは関係のある本同士にするのがポイント。
またつるの近くには「癒し系」「何度も読み返した」のように、つるで結んだ理由を書くと、よりわかりやすいですよ。
私の読書マップの完成形は次のとおりです。
印刷から書き上がりまで、かかった時間は3時間ほど。
休日にまとまった時間ができたら、すぐにでも取り組めますよ。
気づいたことをまとめる
総括として、読書マップを作成して気づいたことをまとめました。
- 癒し系の本をよく読む
- SFや恋愛、哲学ものが少ない
- 仕事の問題点解決の本が多い
読んだ本全体を通して、癒し系の本が多いことに気づきました。
読書に癒しを求めていたみたいです。
また小説はヒューマンドラマ系が多く、SFや恋愛、哲学ものが少ないのもわかりました。
これからは様々なジャンルの小説を読んでみたいと思います。
さらに自己啓発本やビジネス書など、仕事の問題を解決する本も多かったです。
仕事の問題に、真正面から取り組めている証拠でもあるな、と感じました。
あなたも出来上がった読書マップを眺めてみましょう。
きっと新たな発見がありますよ!
まとめ:読書マップで世界を広げよう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
読書マップを作成すると、自分の読書の世界が広くなります。
ぜひ今回紹介した方法で読書マップを作成してみましょう。
そして同じく読書好きの方が作成した読書マップを参考に、さらに読書の世界を広げてみましょう。
きっと今よりも読書が楽しくなるはずですよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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