今年も残り1ヵ月ちょっとで年末を迎えます。
年末年始に向けて、様々な物事を片付けている方が多いですよね。
ただ、今年の年末年始の予定はどうでしょう?
おそらく今年も家で過ごすという方は多いはず。
そこで、もし時間に余裕があったら、年末年始は読書をして過すのはいかがでしょうか?
今回の記事は
- 年末年始の読書におすすめの本を知りたい!
- ジャンル別に一気読みできる本が気になる
という、年末年始の読書に向けた内容になっています。
さらに本選びにオススメのサイトも紹介するので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
紹介する本は私が実際に読んで「面白い!」「何度でも読みたい」と感じた本です!
ご参考になりますように。
年末年始の読書におすすめ!厳選10冊
早速、年末年始の読書におすすめしたい本を、厳選して10冊紹介します。
- 雲神様の箱/円堂豆子
- 名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート/歌野晶午
- 三軒茶屋星座館1 冬のオリオン/柴崎竜人
- 刹那の風景1 68番目の元勇者と獣人の弟子/緑青・薄浅黄
- 蟲師/漆原友紀
- リストランテ・パラディーゾ/オノ・ナツメ
- Roman/原作:Sound Horizon、漫画:桂遊生丸
- あなたはもう、自分のために生きていい/Poche(ポッシュ)
- アイデアのつくり方/ジェームス・W・ヤング
- つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法/根本裕幸
詳しく紹介しますね。
ジャンル別!小説のおすすめ4作品
まずはジャンル別におすすめの小説4作品を紹介します。
雲神様の箱/円堂豆子
「ファンタジーが読みたい!」という方におすすめなのが、遠藤豆子(えんどう まめこ)氏の『雲神様の箱』です。
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『雲神様の箱』はいわゆる「和風ファンタジー」の内容になっています。
主人公の少女・セイレンは、霊山を移り住む「土雲族(つちぐもぞく)」の一人。
しかし双子の妹というだけで、一族から「災いの子」として疎まれていました。
そんな時、セイレンは姉媛の身代わりに、山をおりた国の雄日子(おひこ)という人物の守り人になることに――。
読み終わりましたが、ハラハラする展開が多いので、読んでいて飽きません。
続編も出版されているので、年末年始のまとめ読みにもピッタリの作品となっています。
特に「一味違ったファンタジーものが読みたい!」という方におすすめです。
名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート/歌野晶午
「ミステリーが好き!」という方におすすめなのが、歌野晶午(うたの しょうご)氏の『名探偵、初心者ですが 舞田ひとみの推理ノート』です。
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タイトルどおり、主人公は11歳の舞田ひとみ……と感じますが、話の中心はひとみの叔父で刑事の「舞田歳三(まいだ としみ)」です。
話は歳三が事件の捜査で行き詰っている時に、ひとみの言葉がきっかけで解決する、という流れになっています。
事件解決のきっかけとなるひとみの言葉も凄いですが、わずかなヒントを拾う歳三の洞察力も凄いです。
最後の章である「そのひとみに映るもの」では、ひとみ自身の秘密が明かされています。
『名探偵、初心者ですが』も続編として2作品が発売されており、年末年始にミステリーに浸りたい方におすすめです。
三軒茶屋星座館1 冬のオリオン/柴崎竜人
「冬だからこその小説を読みたい」という方には柴崎竜人(しばざき りゅうと)氏の『三軒茶屋星座館1 冬のオリオン』がおすすめです。
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物語の舞台は都会の路地裏にあるプラネタリウム「三軒茶屋星座館」。
店主である和馬(かずま)の元に、弟の創馬(そうま)が娘の月子(つきこ)を連れてきたことから、物語が展開していきます。
『三軒茶屋星座館1 冬のオリオン』はオリオン座をはじめとした、冬に見える星座が章のタイトルとしてつけられているため、自然と冬を感じられます。
また和馬が語る超現代語訳のギリシャ神話も注目ポイントです。
『三軒茶屋星座館』は四季ごとに全4作品が発売されているため、年末年始にじっくりと読める作品になっています。
刹那の風景1 68番目の元勇者と獣人の弟子/緑青・薄浅黄
「流行りの『異世界転生もの』を読んでみたい!」という方には、緑青・薄浅黄氏の『刹那の風景1 68番目の元勇者と獣人の弟子』をおすすめします。
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『刹那の風景』は私にとって、初めて読んだ「異世界転生もの」でもあります。
主人公の刹那(せつな)は、病院から出ることなく一生を終えました。
しかし次の瞬間には異世界に転生し「68番目の勇者」であることを告げられます。
ただ転生した異世界でも病に苦しむことに。
そこにとある人物が現れたことから、刹那の運命が大きく変わる――といった始まりです。
『刹那の風景』はどちらかというと落ち着いた文体で、通常の小説と同じような感覚で読めるのがポイント。
私のように「異世界転生もの」が初デビューという方に、ピッタリの作品となっています。
2023年11月現在、『刹那の風景』シリーズは4巻まで発売されています。
最初の物語である『68番目の元勇者と獣人の弟子』を読んでみて、年末年始にその後の作品を読もうか決めてみるのもおすすめです。
コミック派におすすめの3作品!
次にコミック派におすすめの3作品を紹介します。
蟲師/漆原友紀
「幽玄な存在を感じてみたい」という方におすすめなのが、漆原友紀(うるしばら ゆき)氏の『蟲師(むしし)』です。
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動物とも植物とも違う存在「蟲」。
その「蟲」と人とを繋ぐ存在である「蟲師」のギンコが主役の物語です。
話は基本1話完結で、ほっこりできるものもあれば、やや怖い要素を含むものもあり、読んでいて飽きません。
ただ、どの話も静けさを感じられるものばかりなので、寒い冬にコタツに入りながら読みたい漫画でもあります。
全10巻で完結済みなので、年末年始の一気読みにおすすめの作品です。
リストランテ・パラディーゾ/オノ・ナツメ
「外国の空気を感じたい!」という方には、オノ・ナツメ氏の『リストランテ・パラディーゾ』をおすすめします。
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舞台はイタリアのローマ。
田舎から母に会いに来た女性・ニコレッタは、母の再婚相手がオーナーを務めるリストランテにやってきました。
しかし、ニコレッタはそのままリストランテで働くことに。
ただニコレッタが働くことになったリストランテ「カゼッタ・デッロルソ」の従業員は、全員老眼鏡をかけた紳士だったのです。
ニコレッタと母の関係。
またニコレッタが淡い想いを抱く相手・クラウディオとの関係も『リストランテ・パラディーゾ』の注目ポイントです。
オノ・ナツメ氏の漫画のタッチは独特ですが、静かに展開していくストーリーには見事にマッチしています。
『リストランテ・パラディーゾ』自体は1巻で完結していますが、番外編も出版されているので、気になる方は年末年始にまとめ読みをしてみましょう。
Roman/原作:Sound Horizon、漫画:桂遊生丸
「読書も好きだけど音楽も好き!」という方には桂遊生丸(かつら ゆきまる)氏の『Roman』がおすすめです。
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『Roman』は「Sound Horizon(サウンド ホライズン)」という音楽グループが発表した「Roman」というCDアルバムが原作となっています。
物語の冒頭で、銀髪の男性「イヴェール」が双子の人形「オルタンス」と「ヴィオレット」に「自分が生まれるに至る『物語』はあるのだろうか?」と投げかけます。
命を受けたオルタンスとヴィオレットは、様々な「命」の物語を探していきます。
様々な生と死を巡る物語を通して、イヴェールはどんな思いを抱くのか?
これが『Roman』のテーマとなっています。
桂遊生丸氏の絵は緻密で、幻想的な『Roman』の世界観が見事に表現されています。
漫画の『Roman』は2巻で完結していますが、原作が気になった方はぜひ音楽の「Roman」も聴いてみてください。
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自己啓発本を読みたい!おすすめ3冊
最後に「自己啓発本をじっくり読みたい!」という方におすすめの3冊を紹介します。
あなたはもう、自分のために生きていい/Poche(ポッシュ)
「疲れた心を癒したい」という方におすすめなのが、Poche(ポッシュ)氏の『あなたはもう、自分のために生きていい』です。
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『あなたはもう、自分のために生きていい』には、心が軽くなる言葉がたくさん掲載されています。
特に私が印象に残ったのが「子どもの頃に身につけた『いい子』が、あなたを生きづらくさせている」の項目。
私自身、ずっと「いい子」で生きてきたため「もう、いい子をやめていい」と本文で言われた際は、心の重荷がスッと軽くなりました。
『あなたはもう、自分のために生きていい』には、他にも心が軽くなる言葉が掲載されています。
年末年始の時間を利用して、固まった心をほぐしてみてはいかがでしょうか。
アイデアのつくり方/ジェームス・W・ヤング
「時間があるときに、新しい刺激が欲しい」という方には、ジェームス・W・ヤング氏の『アイデアのつくり方』がおすすめです。
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『アイデアのつくり方』はタイトルのとおり「アイデアはどのように生み出すのか?」また「アイデアとは何か?」といった本質が書かれています。
ただ、本の厚みは小指の第一関節程度と薄いんです。
ですが内容についてはしっかりと書かれているので、安心してくださいね。
ページ数が少ないため、年末年始に休みがほとんど取れないという方にもおすすめの1冊となっています。
「アイデアの本質が気になる」という方は、ぜひ『アイデアのつくり方』を読んでみてください。
つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法/根本裕幸
「時間が取れたから自己理解を深めておきたい」という方におすすめなのが、根本裕幸氏の『つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法』です。
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『つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法』は当サイト「しょだなっつ」でも何回かおすすめしている本です。
『つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法』の最終的な目的は、あなた自身が「ライフワーク」を生きられるようになること。
「ライフワーク」とは「自分らしく幸せに生きる生き方そのもの」のことです。
自分が本当は何をしたいのか、どうすれば自分が満足できる人生を送れるのか。
『つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法』には、そんなライフワークを見つける手順が丁寧に書かれています。
またライフワークは7日間で項目を実践することで、見つけられるようになっています。
年末年始の休みが長めに取れた方は、ぜひ本書の内容を実践して、自身に合ったライフワークを見つけてみましょう。
他にも読みたい!本選びにおすすめのサイト
ここまで年末年始におすすめの本を紹介しました。
ただ「紹介した本以外のものも気になる!」という方もいますよね。
そんな方には、これから紹介するサイトを本選びの参考にしてみてください。
- 書評サイト「ブクログ」
- 漫画サイト「eBookJapan」
- あの頃の漫画を読みたい「復刊ドットコム」
詳しく見ていきましょう。
書評サイト「ブクログ」
年末年始の本選びにおすすめのサイト1つ目は、書評サイトの「ブクログ」です。
「ブクログ」には読書が好きな方が自分で読んだ本を「書評」として公開しています。
紹介された本は5段階の「☆」の評価がされているので、星の数が多い本は評価が高いことになります。
またブクログは定期的に「おすすめのブックリスト」イベントを開催しているので、イベントで紹介された本を選んでみるという方法も取れます。
「ブクログ」の登録者はほとんどが一般の方なので、あなたと感性が似ている登録者をフォローしてみるのもおすすめです。
無料で登録できるので「ブクログ」が気になった方はぜひ一度、サイトを覗いてみてください。
ちなみに私もブクログに登録しています。
フォローいただけると嬉しいです!
漫画サイト「eBookJapan」
年末年始の本選びにおすすめのサイト3つ目は、電子書籍の漫画サイト「eBookJapan」です。
「とにかく漫画を読みたい!」という、漫画好きの方におすすめです。
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「eBookJapan」には、次のような人気作が多く掲載されています(2024年5月27日更新)。
- 1122
- キングダム
- 鬼滅の刃
- ブルーロック
- 怪獣8号
「eBookJapan」は電子書籍のサイトなので、インターネットに繋がる端末さえあれば、収納場所を気にせず漫画を楽しめるのが嬉しいポイント。
また「eBookJapan」に登録されているコミックの中には、無料で読める漫画もあります。
無料で読める漫画を読んで料金体系も気に入ったら、登録して他の作品も読んでみるという使い方もできるんです。
年末年始は漫画に浸りたいと考えている方は、ぜひ「eBookJapan」を覗いてみましょう。
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国内最大のマンガ(電子書籍)販売サイト!あの頃の漫画を読みたい「復刊ドットコム」
年末年始の本選びにおすすめのサイト4つ目は「復刊ドットコム」です。
「今の漫画もいいけど、子供の頃に流行った漫画を読みたい」という方におすすめです。
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「復刊ドットコム」はその名のとおり、昔の本を復刊して販売しているサイトです。
単行本の漫画の他、漫画雑誌や文芸書まで幅広く取り扱っています。
「復刊ドットコム」のサイトを見るだけで「あぁ、この雑誌懐かしいな」と思い出に浸れるはずです。
また「復刊ドットコム」では復刊のリクエストも受け付けているため、あなたが昔読みたいと思っていた本を復刊リクエストすることも可能なんです。
「年末年始に向けて、あの頃流行った本を読んでみようかな」と感じた方は、ぜひ利用してみてください。
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まとめ:年末年始は読書で心を見たそう
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
まだまだ外出するのに戸惑ってしまう時期が続きますよね。
そんな時はぜひ、読書で心を満たしてみましょう。
年末年始はお気に入りの温かい飲み物を飲みながら、ゆっくり読書をして過ごしてみる。
きっと新しい気づきや、面白い発見があるはずですよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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