2024年の年末、2025年の年始は読書に浸りましょう。
暖かい部屋での読書は、ゆるゆると楽しめますよ。
今回は「年末年始の読書におすすめの10冊」についてアシストします。
- 年末年始の読書におすすめの本を知りたい!
- ジャンル別におすすめ本が気になる
- 年末年始に読書を始めたい・再開したい
このような方におすすめの内容です。
今回の記事を読めば、年末年始に読む本が決まりますよ!
年末年始の読書におすすめ!厳選10冊
早速、2024年から2025年の年末年始に読みたいおすすめ本を、厳選して10冊紹介します。
年末年始に読みたいおすすめ小説【5作品】
まずは年末年始におすすめの小説を5作品紹介します。
天久鷹央の推理カルテ/知念実希人
年末年始におすすめの本1冊目は、知念実希人氏の『天久鷹央の推理カルテ』です。
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「今までにない医療ミステリーものが読みたい」「スカッとする話が好き」という方におすすめの作品です。
『天久鷹央の推理カルテ』の舞台となるのは、天医会総合病院にある統括診断部という診断部署。
主人公は統括診断部の内科医・小鳥遊優(たかなし ゆう)です。
そして小鳥遊の上司にあたり、統括診断部の部長を務めるのが、女医の天久鷹央(あめく たかお)なのです。
統括診断部には、各科で「診断困難」と判断された患者たちが集まります。
患者たちは「河童を見た」「人魂を見た」「赤ちゃんを再び身籠った」と、いずれも怪現象を体験しています。
『天久鷹央の推理カルテ』は、これらの患者たちが抱える「謎」を、天久鷹央が幅広い知識をもって解決していく内容なんです。
本作は2025年1月からアニメ化の放送が決定しています。
アニメを見つつ、原作も楽しみたいという方は、この機会に本シリーズに触れてみましょう。
京都府警あやかし課の事件簿/天花寺さやか
年末年始におすすめの本2冊目は、天花寺さやか氏の『京都府警あやかし課の事件簿』です。
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「京都が好き!」「『見えない存在』に興味がある」という方におすすめの作品です。
京都府警が擁する「人外特別警戒隊」、通称「あやかし課」。
『京都府警あやかし課の事件簿』の主人公は、「あやかし課」の新人女性隊員「古賀大(こが まさる)」です。
幼い頃に「魔よけの力」を得た大は、成長してから「あやかし課」の一員として活動します。
本作は大の成長と、「普通の人には見えない存在」である、あやかしが起こす事件の物語なのです。
『京都府警あやかし課の事件簿』では、「序」を除いた全4話中3話にあやかしが絡んだ事件が起こります。
どの事件も解決に至るまでヒヤヒヤしますが、躍動感のある展開で読んでいて飽きません。
特に「華やかお転婆、祇園が狙う」の話は、潜入捜査や逮捕状の扱いなど、あやかしとのバトルだけでなく警察の捜査としても読みごたえがあります。
2024年10月にはシリーズ最新作である9シリーズ目が発刊されました。
年末年始の長期休みに、最新作まで一気読みするのもおすすめです。
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん/友井羊
年末年始におすすめの本3冊目は、友井羊氏の『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』です。
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「日常ミステリー系が読みたい」「スープが好きで、よく飲んでいる」という方におすすめの作品です。
『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』の主人公は、話によって変わります。
それでも共通しているのは、スープ屋の店主・麻野が、客として訪れた人物が抱える謎を解き明かしていく、という流れです。
「謎」といっても、警察が関わるような事件ではありません。
ポーチや指輪を失くしたり、人間関係の不和だったりという、日常にある「謎」です。
それでも「謎」の当事者となった人物は、強い不安やストレスを感じます。
麻野はそんな「謎」の当事者となった客の気持ちを、自分の推理力とスープで解きほぐしていくのです。
また、本作では登場するスープにも注目。
どのスープも文章だけの説明でありながら美味しそうで、読むと実際に食べたくなるんです。
年末年始の料理に胃が疲れたら、優しい味のスープを、本作を読みながら食べてみましょう。
天使は奇跡を希う/七月隆文
年末年始におすすめの本4冊目は、七月隆文氏の『天使は奇跡を希(こいねが)う』です。
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「ちょっと変わった青春物語が読みたい」「命を懸けた恋物語が好き」という方におすすめの作品です。
『天使は奇跡を希う』の舞台となるのは、今治のとある高校。
その高校に通う新海良史のクラスに、星月優花(ほづき ゆうか)が転校してきます。
ただ、優花の背には大きな羽が生えていたのです。
しかも、羽が見えているのは良史のみ。
しばらくは黙っていた良史も、優花のアピールに耐えきれず、とうとう羽が見えることを優花に告げます。
そして優花の「私を天国に帰してほしい」という願いに協力していくのです。
ただ、優花の「天国に帰してほしい」という願いは嘘でした。
どうして優花は嘘を吐いたのか?
そして優花が本当に望んでいる「奇跡」とは何なのか?
これが『天使は奇跡を希う』のキーとなっています。
本作を読み終わると、実際に舞台となった今治に行きたくなります。
時間・金銭的に余裕があるなら、年末年始の休みに実際に今治に行き、『天使は奇跡を希う』を旅のお供にしてみましょう。
宇宙船の落ちた町/根本聡一郎
年末年始におすすめの本5冊目は、根本聡一郎氏の『宇宙船の落ちた町』です。
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「SF作品が好き」「自分と違う存在を、なかなか受け入れられない」という方におすすめの作品です。
住民が揃って「何もない」と口にする町・宇多莉(うたり)町に、宇宙船が落ちてきたことで起こる「異なる存在との共存」がテーマとなっています。
主人公は宇多莉町出身の24歳・青砥佑太。
佑太がアイドルグループの握手会のバイトで、人気ナンバーワン・常盤木りさの担当になったことから、地球人と宇宙人の関係性が大きく変わっていきます。
作中では、りさの抱える秘密が次々と明らかになり、佑太でなくても驚きの連続となります。
また『宇宙船の落ちた町』は、現代の私達が抱える「多様性との向き合い方」の課題にも共通する部分があるんです。
テーマは重いですがサクサク読める小説なので、年末年始の休みに読破してみましょう。
年末年始に読みたいおすすめ漫画【3作品】
次に年末年始におすすめの漫画を3作品紹介します。
マダムたちのルームシェア/seko koseko
年末年始におすすめの本6冊目は、seko koseko氏の『マダムたちのルームシェア』です。
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「ほのぼの日常系の漫画が好き」「老後の生活が心配」という方におすすめの作品です。
『マダムたちのルームシェア』に登場するのは、沙苗さん・栞さん・晴子さんの素敵に歳を重ねた3人のマダムたち。
先にルームシェアをしていた沙苗さんと詩織さんの元に、晴子さんも加わった形となります。
本作の大きな魅力が「マダム3人の暮らしが楽しそう」という点。
- 沙苗さん:クールな性格。疲れた時は「他の2人の笑顔が見たい」とゼリーを買う人
- 栞さん:ムードメーカー。電子書籍やTikTokを知っているなど最新技術に明るい
- 晴子さん:おっとりした性格。花札が強く、強いことを隠すという策士的な一面もある
このように、3人のマダムたちは、とても個性的です。
個性的なマダム達が繰り広げる日常は、普通の生活でも楽しさを感じられるものなんです。
特に桜の季節やバレンタインといったイベントがあると、3人は一緒にお花見に行ったりチョコを贈り合ったりと、イベントを堪能します。
『マダムたちのルームシェア』は2024年11月現在、4巻まで発刊されています。
年末年始に関係する話もあるため、マダムたちのように年末年始を楽しみながら本作を読んでみましょう。
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ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話 6巻/清水めりぃ
年末年始におすすめの本7冊目は、清水めりぃ氏の『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』6巻(以降『ブラ猫6』)です。
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「バイト生活をしてみたい」「猫が好き」という方におすすめの作品です。
『ブラ猫6』の主人公は、人間から突然猫になってしまった「くろべぇ」です。
それまでの『ブラ猫』シリーズの主人公は、猫になっても会社で働いていましたが、くろべぇは会社をスッパリと辞めます。
そして「家猫として可愛がられて暮らしたい」ために、様々なバイトをして生活するんです。
くろべぇは元同僚の女性・シラスさんの部屋で暮らしながら、窓の清掃・お化け屋敷のお化け役・夜間の交通整理などのバイトを行います。
不安定な生活ながらも、読者はくろべぇの生活が、どこか羨ましくも感じるんです。
『ブラ猫』シリーズは2024年11月現在、6巻まで発刊されています。
年末年始を使って、『ブラ猫』シリーズを読破するのもおすすめですよ。
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おこじょさんと家飲み家ご飯/ヤゼ
年末年始におすすめの本8冊目は、ヤゼ氏の『おこじょさんと家飲み家ご飯』です。
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「たまに料理が面倒になる」「家飲みに合う料理が作りたい」という方におすすめの作品です。
『おこじょさんと家飲み家ご飯』の登場人物は、家事全般が得意で夏に弱い「おこじょさん」と、おこじょさんのルームメイトで社畜の「優一郎」です。
本作には
- ポテトグラタン
- いももち
- 3種の味玉
などの料理レシピが全26種類、掲載されています。
どれも美味しそうで、しかも簡単に作れるんです。
また「全て面倒な時はそのまま開けて食べます」という、料理漫画らしからぬ発言もあるぐらい「やる気不要のゆるレシピ」が掲載されています。
年末年始は、何かと人が集まる機会が多いですよね。
『おこじょさんと家飲み家ご飯』を参考に、家飲み料理を作ってみるのもおすすめですよ。
年末年始に読みたいおすすめ自己啓発本【2冊】
最後に年末年始におすすめの自己啓発本を2冊紹介します。
がんばることをやめられない/鈴木裕介
年末年始におすすめの本9冊目は、鈴木裕介氏の『がんばることをやめられない コントロールできない感情と「トラウマ」の関係』(以降『がんばることをやめられない』)です。
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「どうしても頑張り過ぎてしまう」「休むことがうまくできない」という方におすすめの1冊です。
本書のテーマは「『私』と『わたし』の関係を見つめ直す」こと。
『がんばることをやめられない』では「私」と「わたし」を区別しています。
簡単に書くと以下のとおりです。
- 私:本来の自分。生活する上で普段、表に出ている自分のこと
- わたし:「トラウマ」を担当する「パーツ」。「私」を維持するために生まれた感情のこと
「わたし」は自身の日常を守るため、身代わりとして生まれた存在で、本書は「私」と「わたし」の関係を、改めて見つめ直す内容なんです。
「トラウマ」といっても、生死に関わるものだけではありません。
日常生活でも「トラウマ」は発生します。
『がんばることをやめられない』は、日常生活で発生する「トラウマ」に焦点を当てた内容です。
年末年始の長期休みに本書を読んで、改めて自分の内側を見つめ直すのもおすすめです。
貯金0でも「お金に強い女」になれる本/笠井裕予・北端康良
年末年始におすすめの本9冊目は、笠井裕予氏・北端康良氏の『貯金0(ゼロ)でも「お金に強い女(ひと)」になれる本』です。
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こちらはタイトルにあるとおり、お金に不安のある女性向けの1冊です。
本書のテーマは「お金のビリーフを見つめ直す」こと。
「お金のビリーフ」とは「お金観」のことです。
その人が持っている、お金に対する考え方や思い込みを意味します。
「お金のビリーフ」を変えることで、お金の不安から解消され、やりたいことの実現もできるというのが本書の内容です。
もちろん、精神論的な話だけではなく、現実的なお金の見直し方も解説されています。
私も実際に読んでみて、自分のお金の現状を改めて把握できました。
年末年始は何かと出費がかさむ時期ですよね。
「年末年始ぐらい、お金の話から離れたい」という方でも読みやすい内容となっているので、ぜひ一度読んでみてください。
迷ったらココ!本選びにおすすめのサイト
最後に「他にもいろんな本を読んでみたい」「本選びの参考になるサイトが知りたい」という方におすすめしたいサイトを紹介します。
書評サイト「ブクログ」
年末年始の本選びにおすすめのサイト、1つ目は「ブクログ」です。
「しょだなっつ」でも何回か取り上げている書評サイトの1つです。
「ブクログ」には様々な人が、本を読んだ感想を「書評」として登録しています。
書評には5段階の星評価もついているため、星評価を見るだけでも面白い本の判別ができるんです。
また「ブクログ」に登録すると、登録者同士でフォローし合え、「いいね」を贈ることもできます。
気になった本を読んでいる人を見かけたら、ぜひ「いいね」を贈ってみましょう。
私もブクログに登録しています!こちらから見られるので、本選びの参考になりますように。
漫画サイト「eBookJapan」
年末年始の本選びにおすすめのサイト、2つ目は「eBookJapan」です。
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「年末年始はとにかく漫画が読みたい!」という方におすすめのサイトです。
「eBookJapan」には、次のような人気作が数多く掲載されています(2024年11月更新)。
- 春の嵐とモンスター
- ブルーロック
- 来世は他人がいい
- ダンダダン
- チ。─地球の運動について─
「eBookJapan」は電子書籍サイトなため、インターネットにつながる端末さえあれば、いつでもどこでも、収納スペースを気にせず漫画を楽しめます。
また「eBookJapan」には無料で読める漫画もあるため、ためしに読んでみたいという方にもおすすめなんです。
年末年始は漫画をひたすら読みたいと考えている方は、一度「eBookJapan」のサイトをのぞいてみましょう。
↓「eBookJapan」へは以下のリンクからどうぞ↓
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あの頃の漫画が読みたい「復刊ドットコム」
年末年始の本選びにおすすめのサイト、3つ目は「復刊ドットコム」です。
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「今の漫画もいいけれど、子どもの頃に流行った本を読みたい」という方におすすめのサイトです。
「復刊ドットコム」は、その名のとおり昔の本を復刊して販売しているサイト。
単行本の漫画はもちろん、漫画雑誌や文芸書まで幅広く取り扱っています。
また「復刊ドットコム」では復刊のリクエストも受け付けているため、あなたが読みたいと思っていた昔の本をリクエストすることもできます。
「年末年始に向けて、あの頃好きだった本を読んでみたい」と思っている方は、ぜひ「復刊ドットコム」を利用してみましょう。
↓復刊ドットコムの詳細は以下のリンクからどうぞ↓
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まとめ:年末年始は読書で心を満たそう
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
今回は2024年と2025年の年末年始におすすめの本を紹介しました。
年末年始は絶好の読書機会です。
暖かい部屋で思う存分、本の世界に浸って心を満たしましょう。
より充実感が味わえますよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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