インターネットのサイトなどで「寝る前の読書はおすすめです!」という文章を見かけたことはありませんか?
でも、本当に寝る前に読書なんかして大丈夫なの?
このような疑問を持った方も多いですよね。
今回の記事は
- 寝る前の読書にメリットはあるの?デメリットは?
- 寝る前の読書におすすめの本が知りたい!
- すぐに眠くなる裏ワザ的な本もあるの?
といった「寝る前の読書」についてアシストします。
寝る前に読書がしたくなる内容の記事になっているので、ぜひご覧ください!
寝る前の読書習慣は良い?メリット&デメリット
以下の記事では、読書にもっとも適した時間帯として「夜」と書きました。
ただ、夜が読書に適した時間帯といっても、メリットとデメリットはあります。
まず寝る前の読書のメリットは次のとおりです。
- リラックスできてストレス解消になる
- スムーズに睡眠に入れる
- 内容が記憶に残りやすい
- 読書の習慣が身につきやすい
寝る前に読書をすると、読書に没頭することでストレスの解消に繋がります。
結果的に気持ちもリラックスでき、スムーズに睡眠にも入れるんです。
またスムーズに睡眠に入れることで、睡眠の質自体も良くなります。
さらに寝る前に読書をすると、睡眠中に頭の内容が整理されるため、本の内容が記憶に残りやすいんです。
そのため寝る前の読書は、英語や資格の勉強にも適しています。
また寝る前の読書は比較的時間を確保しやすいのも嬉しい点。
したがって読書の習慣も自然と身につきやすいんです。
ただ、寝る前の読書にも次のようなデメリットがあります。
- 面白過ぎると眠れない
- 長時間の読書でも目が冴える
- 電子端末での読書は逆効果!
寝る前の読書におすすめなのは「暗記系」や「癒し系」の本です。
しかし本の内容が面白過ぎると「もっと読みたい」「続きを知りたい」と気になり、眠れなくなってしまうので注意しましょう。
また、寝る前の読書はあくまでも効果的な入眠のためと考え、長時間の読書も避けましょう。
読書をしている最中に眠くなったらそのまま眠り、長くても読書時間は10分程度にしておきましょう。
さらにもっとも大切なのが「読書の媒体」です。
今はスマホやタブレットといった電子端末で読書を行う方も多いですよね。
でも寝る前の読書を電子端末で行ってしまうと、脳が興奮し、逆に目がさえてしまうんです。
寝る前の読書は電子端末ではなく、紙媒体の書籍で行うよう心がけましょう。
寝る前の読書におすすめの本6選!ジャンル別に紹介
じゃあ、寝る前の読書におすすめの本はあるの?
今回は、私が実際に読んでみて「寝る前の読書にぜひ!」とおすすめの本を、ジャンル別に6冊紹介します。
どれもホッとできる内容なので、ぜひ寝る前の読書習慣に取り入れてみてください。
- 夏美のホタル/森沢明夫
- あずかりやさん/大山淳子
小説ジャンルからは森沢明夫(もりさわ あきお)氏の『夏美のホタル』と、大山淳子(おおやま じゅんこ)氏の『あずかりやさん』がおすすめです。
『夏美のホタル』の主な舞台は、夏の里山です。
緑が鮮やかな山間にたたずむ「よろず屋」、清らかに流れる小川、そして光をまとって飛ぶホタル……。
著者である森沢明夫氏による自然の表現が素晴らしく、目の前に光景が浮かびます。
山間の景色を想像しながら眠ることで、きっといい夢も見られるでしょう。
また『あずかりやさん』の舞台は「商店街のお店」ですが、様々な視点から物語が進行します。
最初は独特の視点で読みにくいかもしれません。
ただ慣れると「次は誰の視点なんだろう?」と、読み進めるのが楽しみになります。
『あずかりやさん』の文体は全体的に穏やかで、寝る前の読書にピッタリです。
ぜひ読んでみてください。
- あなたはもう、自分のために生きていい/Poche(ポッシュ)
- うまくいっている人の考え方/ジェリー・ミンチントン
自己啓発本ジャンルからは、Poche氏の『あなたはもう、自分のために生きていい』と、ジェリー・ミンチントン氏の『うまくいっている人の考え方』がおすすめです。
『あなたはもう、自分のために生きていい』は、目次を読むだけでもホッとできる内容になっています。
「人を信じなきゃダメ、なんてことはない」、「あなたは急にキレたのではない」といった具合です。
また各項目も短くまとめられているので、1日の終わりに1項目を読むだけで、心がスッと軽くなるのがわかります。
また『うまくいっている人の考え方』も、目次を見るだけで書かれている内容が把握できます。
『うまくいっている人の考え方』は全100項目にわたって「自尊心」を育てる文章が書かれています。
1週間に1つの項目に取り組んだり、自分に足りないと思う項目から取りかかったりと、実践方法はあなた次第です。
寝る前に項目を読み、1日を振り返りながら目を閉じると、いつの間にか夢の世界に入っています。
心が重いと感じたときは、ぜひ『あなたはもう、自分のために生きていい』と『うまくいっている人の考え方』を読んでみましょう。
- 双子座の君へ/鏡リュウジ
- 願いは、叶うためにある/フクちゃん
癒し系のジャンルからは、鏡リュウジ氏の『双子座の君へ』と、フクちゃんの『願いは、叶うためにある』が寝る前の読書におすすめです。
『双子座の君へ』は、タイトルどおり星座占いの本です。
でも、ただ「あたっている!」と感じるだけではなく、「背中をそっと後押ししてくれる」内容になっています。
内容も素敵な写真と短い言葉で、寝る前の読書にピッタリなんです。
ちなみに新装版も発売されているので、気になる方はそちらを読んでみてください。
また『願いは、叶うためにある』も、スピリチュアル系の内容です。
『願いは、叶うためにある』のテーマは「見えない力の大応援団を味方にしよう」というもの。
「ふと思った」「ピンときた」という何気ない感覚は、実は見えない存在からのサイン。
どうすれば「サイン」を受け取りやすくなるのか、また「見えない力」とは何なのかがわかる1冊になっています。
『願いは、叶うためにある』を読むと、寝る前にそっと感謝がしたくなるはずですよ。
【裏ワザ!?】難しい本を読んでみよう
おすすめの本を読んでみたけど、眠くならない……。
どうしても目がさえてしまう場合は、辞書や暗記系といった、難しい本を読んでみましょう。
ちょっとした裏技でもあります。
難しい内容の本を読んでいると、頭が情報の処理に追いつかず、次第に眠くなります。
するとスムーズに睡眠状態に入れるんです。
特におすすめなのが広辞苑。
無限とも思われる文字の羅列を読んでいると、いつのまにか睡眠状態になっているはずです。
どうしても眠くならない場合は、ぜひ難しい内容の本を読んでみましょう。
【番外編】聞く読書は本の種類による
じゃあ、「聞く読書」でもいいの?
スマホやタブレットにワイヤレスイヤホンを繋いで楽しむ「聞く読書」。
「オーディオブック」という名前で、多くのサービスが提供されています。
たしかに音声を聞くだけなので、視覚からの刺激はなく、睡眠状態にもスムーズに入りやすいです。
ただし、本の内容が長くて面白過ぎたり、朗読者のテンションが明るく、高めだったりすると、聞いている側のテンションも高くなり、眠気が飛んでしまうことがあります。
睡眠前にオーディオブックを聞くときは、落ち着いたトーンの声の朗読者を選び、本の内容も短い物語など、短時間で聞き終わるものを選びましょう。
まとめ:寝る前の読書で1日のリセットを
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
寝る前の読書は、その日1日働いた頭をリセットさせる行為でもあります。
落ち着いて読書をして、頭をリラックス状態にして、スムーズな睡眠状態へ移行させましょう。
きっと翌日の目覚めが違ってくるはずですよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
【参加中です!ボタンを押していただけると嬉しいです!】
コメント