
群ようこ氏の小説『三人暮らし』を読了しました。
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「他人同士の3人で暮らすの?」「3人一緒に暮らすって、どんな感じだろう?」と、本作の評判を耳にして気になっていた方もいますよね。
今回はあらすじの他、登場人物や読んだ感想などについてまとめます。
「サクサク読める短編集を探している」という方にもおすすめの内容です。
『三人暮らし』あらすじを紹介
『三人暮らし』を読んでみて、テーマは「一緒に生活することの醍醐味」だと感じました。
本作のあらすじは次のとおりです。
一人は寂しい、二人は不安。でも三人暮らしならうまくいく。性格は違うし、びっくりすることもある。それでも買い物に家事分担、お財布や生活時間の約束事と、ちょっとした気遣いで、毎日はこんなに楽しくなる。一緒だけど独立した生活は、とても心地良い。十組十色の三人暮らしを描いた短篇集!
『三人暮らし』カバーより抜粋)
本作は全10話が収録された短編集です。話はすべて独立していますが、共通しているのは「3人で暮らしている」という点。
また3人で暮らすという点においても、家族だったり全くの他人だったりと設定が異なっています。
家族同士の暮らしだったり、友人同士での暮らしだったりと、それぞれ異なった3人での暮らしが描かれていて、読んでいて飽きません。
本作で描かれているのは「3人の人間が一緒に生活すると、どうなるのか?」といった、興味や心配に対する答えです。
実際に3人で暮らすとなると思い浮かぶ問題が「プライバシーの確保」や「周囲からの目」です。本作ではこれらの課題もしっかり取り上げていて、単に3人で暮らすことを推奨していません。
でも基本的には、3人で暮らすことの楽しみやメリットが含まれているため「これから3人で暮らすことになった」という方の不安も、本作を読むことで和らぎます。
1人でも2人でもなく、3人で暮らすことの醍醐味が『三人暮らし』には凝縮されているんです。
主な登場人物を紹介【それぞれの3人暮らし】
『三人暮らし』に収録されている全10話は、どれも独立した話となっています。登場人物も異なるため、今回は特に印象的だった登場人物をピックアップして紹介します。
本作には紹介した以外にも、魅力的な人物が登場します。
10話それぞれの3人暮らしがどのように展開していくのか、楽しみながら読み進めましょう。
スッキリとモヤモヤ【個人的な感想】
魅力的な登場人物と、3人一緒に暮らすことの醍醐味がわかる『三人暮らし』。
10話それぞれの異なる展開が描かれているため、読後にスッキリする話もあれば、モヤモヤしたり、ほのぼのしたりと、読者の気持ちの振り幅が大きくなるのも特徴です。
ネタバレになるため、どの話がどんな傾向なのかは伏せますが、個人的におすすめなのは「三人で一人分」の話。
歳を重ねた3人の女性が、それぞれ支え合いながら生活し、最後は明るい終わり方になっているので読後感も良いです。
また、共感したのは「異物」の話です。
かなりモヤモヤする展開でしたが、主人公のレイコは私自身と重なる部分があり、読み終わると「良かった~」と深く共感しました。
本作には様々な状況下にいる人物が登場するので、読者自身が共感できる登場人物を探すのも楽しみの1つとなります。
こんな人に『三人暮らし』はおすすめ!
『三人暮らし』は主な登場人物が全員女性のため、どちらかというと女性向けの作品です。
そして現在進行形で3人での暮らしを検討しているという方には、本作を読むことで良いシミュレーションになります。
もちろん、3人で暮らす予定や、過去に3人で暮らしたことがなくても「『三人暮らし』という暮らし方が気になる」という方にはおすすめできます。
また短編集なので「読書を始めたばかりで読みやすい本を探している」「読書を再開したばかりだから、本を読む感覚を取り戻したい」という方にもおすすめの作品です。
10話それぞれの3人暮らしが描かれた本作。3人で暮らすことの魅力や大変さを感じながら読んでみましょう。
↓『三人暮らし』を読んでみる↓
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1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。大人気シリーズ“無印物語”をはじめ『かもめ食堂』『れんげ荘』など著書多数。(『三人暮らし』カバーより抜粋)
まとめ:3人だからこその暮らし
今回は群ようこ氏の小説『三人暮らし』のあらすじや登場人物についてまとめました。
3人一緒に生活することの醍醐味がテーマの本作。中には共感できない話もあるかもしれませんが、3人で暮らすことで起きる問題の提起にも役立ちます。
10話それぞれの3人暮らしの様子を垣間見て、笑ったりモヤモヤしたりと、感情が動く感覚を味わいましょう。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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