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『キッチン・ミクリヤの魔法の料理 寄り添う海老グラタン』のあらすじを紹介!

吉田安寿(よしだ あんじゅ)氏の小説キッチン・ミクリヤの魔法の料理 寄り添う海老グラタン(以下『キッチン・ミクリヤの魔法の料理』)を読了しました。

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「美味しい料理がテーマの小説なの?」「主人公がものぐさなんだ」と、本作の評判を耳にして気になっていた方もいますよね。

今回はあらすじの他、登場人物や続編の有無などについてまとめます。

「読みやすい小説を探している」という方にも、おすすめの内容です。

『キッチン・ミクリヤの魔法の料理』あらすじを紹介

『キッチン・ミクリヤの魔法の料理』を読んでみて、テーマは「美味しい料理の力」だと感じました。

あらすじは次のとおりです。

仕事と男を同時に失った桜木まどかは、失意の中、幼馴染で『キッチン・ミクリヤ』のシェフ・御厨陽一にオムライスをご馳走になる。懐かしいその味に心から癒されたまどかは、そのまま『ミクリヤ』で働くことに!仙台を舞台にした、心もお腹も幸せになる傑作キャラクターノベル!

『キッチン・ミクリヤの魔法の料理 寄り添う海老グラタン』カバーより抜粋

本作の主人公は、ものぐさな元契約社員・桜木まどかです。

まどかは勤めていた会社で契約更新を打ち切られ、しかも付き合っていたと思っていた男性からも別れを告げられ、絶望の底にいました。

ですが、住んでいる「美杜町(みとまち)銀座商店街」にある「キッチン・ミクリヤ」の三代目シェフ・御厨陽一に声をかけられ、流れでキッチン・ミクリヤで働くことに。

まどかは初めての接客業に戸惑いながらも、陽一達が作る魔法のように美味しい料理の力を目の当たりにし、次第に働き甲斐も感じていきます。

本作には6話の話が収録されています。それぞれのあらすじは次のとおりです。

各話のあらすじ
  • 第1話
    沁みるオムライス

    契約社員として働いていたまどかは更新打ち切りとなり、さらに彼氏だと思っていた男性からは関係を終わらせられてしまう。失意の中でキッチン・ミクリヤの三代目である御厨陽一と再会。オムライスをご馳走になり、キッチン・ミクリヤで働くことに。

  • 第2話
    高菜ピラフとグアテマラコーヒー

    キッチン・ミクリヤで働き始めたまどか。訪れた客がメニュー名を言い間違えたことを、指摘して訂正してしまう。後日、その客と再会するも、相手は怒り心頭で……。

  • 第3話
    アレキシサイミアのパンケーキ

    店で一番高いコース料理を予約した客が、相手が来ずにキャンセルに。まどかは連れがどうして来ないか訪ねると「会いたくない。別れようと言われた」という言葉が返ってきて……。

  • 第4話
    寄り添う海老グラタン

    ある男性客から、オーダーの行き違いや熱すぎる海老グラタンがきっかけで怒鳴られてしまうまどか。しかも男性客は財布を残したまま食い逃げをして……。

  • 第5話
    ジョンのハンバーグ

    英語での電話が店にかかり、対応するまどかと陽一。すぐに電話は切れたが、後日同じ商店街にある「ハラショー菓子店」の二男・孝輔(こうすけ)と共に事件に巻き込まれ……。

  • 第6話
    満点カレー

    陽一の一人娘・真珠(まり)の弁当作りを、幼馴染の月菜(るな)から依頼されたまどか。出来上がった弁当を真珠に届けると、反応に引っかかる部分があり……。

どの話にもキーとなる料理が登場し、料理の力を読者も味わうことができます。

『キッチン・ミクリヤの魔法の料理』は、美味しい料理がただ美味しいだけでなく、食べた人の力になる物語なのです。

主な登場人物を紹介【キッチン・ミクリヤに関わる人々】

『キッチン・ミクリヤの魔法の料理』には、キッチン・ミクリヤに関わる様々な人物が登場します。

主な登場人物は次のとおりです。

主な登場人物
  • 桜木まどか:本作の主人公。30歳。契約社員として事務用品製造販売会社で働いていたが、契約の打ち切りを告げられる。同時に付き合っていたはずの男性からは別れを切り出され、失意の底に。キッチン・ミクリヤのオムライスを食べて感動し、流れで働くことに。基本的にものぐさで楽をしたいという「キリギリス女子」。
  • 御厨陽一(みくりや よういち):キッチン・ミクリヤの三代目シェフ。37歳。寡黙な職人気質で、作る料理はどれも絶品。整った顔立ちで、キッチン・ミクリヤを訪れる客は陽一目当ての者もいるほど。妻がいたが死別し、娘が1人いる。
  • 百瀬克哉(ももせ かつや):キッチン・ミクリヤの厨房担当。32歳。陽一をとてつもなく尊敬している。特にまどかに対してドSな気質を表す。しかし陽一の補佐としては立派に立ち回り、店のまかない作りも担当している。
  • 東雲孝輔(しののめ こうすけ):美杜町銀座商店街にある「ハラショー菓子店」の二男。28歳。キッチン・ミクリヤで提供しているコース料理のデザートをハラショー菓子店に依頼している関係で、よく孝輔が配達に訪れる。基本チャラい性格だが、いざという時には頼りになる面も。
  • 鏑木星路(かぶらぎ せいじ):美杜町銀座商店街にある喫茶店「麦秋舎(ばくしゅうしゃ)」でバリスタとして働いている。30歳。まどかとは幼馴染の仲。接客業の心得をまどかに教える。

本作には紹介した以外にも、魅力的な人物が登場します。

主軸はキッチン・ミクリヤでの話ですが、店に訪れる客との関係が、物語に深みを与えています。

話を追うごとに成長する、まどかの様子にも注目してみてください。

続編も!まどかの奮闘は続く

『キッチン・ミクリヤの魔法の料理 寄り添う海老グラタン』には、続編としてキッチン・ミクリヤの魔法の料理 決断のナポリタンがあります。

登場人物は引き続きで、キッチン・ミクリヤでのまどかのさらなる活躍が描かれています。

第1作目である「寄り添う海老グラタン」を読んでみて面白いと感じたら、続編である「決断のナポリタン」も読んでみましょう。

↓『キッチン・ミクリヤの魔法の料理 決断のナポリタン』読んでみる↓

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ながなっつ
ながなっつ

まどかの活躍が気になるので、私も近々、読んでみるつもりです。

読み終わると洋食が食べたくなる【個人的な感想】

美味しい料理の力がテーマの『キッチン・ミクリヤの魔法の料理』。読み終わると自然と、美味しい洋食が食べたくなります。

各話のキーとなっている料理はもちろん、ハラショー菓子店のケーキや麦秋舎のコーヒーなど、美味しそうなものが数多く登場するためです。

でもやっぱり魅力的なのは、昔ながらのオムライスや熱々の海老グラタンなど、レストランや洋食屋にある料理。

私も影響を受けて、実際にオムライスを食べに行ってしまいました。

ネタバレになるので、各話のタイトルにある料理がどのような役割を果たすのか明言は避けますが、最後は幸せな終わり方となっていて読後感も良かったです

こんな人に『キッチン・ミクリヤの魔法の料理』はおすすめ!

『キッチン・ミクリヤの魔法の料理』は主人公が女性のため、同じく女性、それもまどかと同じ30代の方におすすめの作品です。

美味しそうな料理も登場するため「料理が登場する小説が読みたい」という方にもピッタリ

また、かなりライトな読み心地なので「本を読み始めたばかり」「読書を久しぶりに再開した」という方にもおすすめです。

キッチン・ミクリヤでの勤務を通して、成長するまどか。

働き方を見直せる作品でもあるので、現在進行形で仕事を探しているという方も、ぜひ手に取ってみてください。

↓『キッチン・ミクリヤの魔法の料理 寄り添う海老グラタン』を読んでみる↓

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吉田安寿氏について

生まれも育ちも山形県。会社員として働く傍ら、2015年1月よりE★エブリスタで執筆活動を開始。好きなものは、柴犬、洋楽、洋画、旅行、おいしいもの。(『キッチン・ミクリヤの魔法の料理 寄り添う海老グラタン』カバーより引用)

まとめ:まどかの成長を自分に重ねて

今回は吉田安寿氏の小説『キッチン・ミクリヤの魔法の料理 寄り添う海老グラタン』のあらすじや登場人物についてまとめました。

美味しい料理の力がテーマの本作。料理を読んで楽しむのはもちろん、まどかの成長を自分に重ねて、応援しながら読んでみましょう。

そして読み終わったら洋食を食べに出かけて、小説の余韻に浸るのもおすすめです。

それでは、良き読書ライフをお送りください!

 

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