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『邪神の弁当屋さん』のあらすじや登場人物を紹介!【名言と感想も】

イシコ氏の漫画邪神の弁当屋さん全4巻を読了しました。

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「神様が人間になってお弁当を作る話なの?」「マンガ大賞2026にノミネートされた作品だよね」と、本作の評判を聞いて気になっていた方もいますよね。

今回はあらすじや登場人物の他、名言といったネタバレを含む内容となっています。

「少しシュールだけど、面白い漫画が読みたい」という方にもおすすめの内容です。

『邪神の弁当屋さん』各巻のあらすじを紹介

『邪神の弁当屋さん』を読んでみて、テーマは「それぞれの愛の形」だと感じました。

本作の主人公は、弁当屋を営むレイニーという女性です。レイニーは一日一善をモットーとしながら「北の国」で弁当を作り、露店で販売していました。

でもレイニーの正体は、実は謹慎中の「ソランジュ」という神様だったのです。戦争を引き起こした罰として、今は人間として北の国で暮らしています。

本作は人間として暮らす元神様・レイニーを中心に、登場人物それぞれの愛の形が繰り広げられる物語なのです。

また『邪神の弁当屋さん』は全4巻で完結済みの作品でもあります。各巻のあらすじは次のとおりです。

『邪神の弁当屋さん』各巻あらすじ
  • 1巻
    あらすじ

    レイニーは一日一善をモットーにする弁当屋であり、実は謹慎中の”神”。戦争を引き起こした罰を受け、今は人間として生活している。かつて邪神と呼ばれた彼女が生きる理由は今のところ……”明日の弁当のおかずを考える事”である。(『邪神の弁当屋さん』1巻カバーより抜粋)

  • 2巻
    あらすじ

    同居人のダリアは歌手を夢見ているが生まれつき人間が怖く苦労が尽きない。名前も持たない病の神はレイニーの神としての力を奪うことを渇望する。身寄りのない少年はレイニーから大事なことを教えてもらう。どこか隙間がある者たちと共にレイニーは生きる。彼女の目的が叶う時まで。(『邪神の弁当屋さん』2巻カバーより抜粋)

  • 3巻
    あらすじ

    今日は死と実りの神ソランジュの神殿でみんな一緒に大掃除!北の国の民が大勢集い、神殿はお祭りのような賑やかさ。元ソランジュで今は人間のレイニーもしぶしぶ参加して人々と時を分かち合う。大掃除の後、お神酒を飲んだライラックは酔っ払い、気付くと小雨降る庭にいた。そこは”とある魔物の心の隙間にできた小さな箱庭”。そこでライラックは一人の女性と出会い、レイニーの秘密を聞く。(『邪神の弁当屋さん』3巻カバーより抜粋)

  • 4巻
    あらすじ

    ある日、作り続けてきたダリアの歌がついに完成し酒場でお披露目することに。だが、お披露目の前日にレイニーはこの世界の創造主から呼び出しを受けてしまう。神に戻るか、人として生きるか。レイニーはどんな道を選ぶのか。(『邪神の弁当屋さん』4巻カバーより抜粋)

さらに『邪神の弁当屋さん』は「マンガ大賞2026」にもノミネートされている作品です。

物語が完結したこの機会に、一気読みするのもおすすめですよ。

個性豊かな登場人物をピックアップ

『邪神の弁当屋さん』は時々シュールで温かい展開でありながら、魅力的なキャラクターも登場します。

主な登場人物は次のとおりです。

『邪神の弁当屋さん』主な登場人物
  • レイニー:北の国で弁当屋を営む、元神様。神様時代の名はソランジュで実りと死を司り、北の国で信仰されている。南の国と戦争が起きた責任を取る形で謹慎処分を受け、人間として生きることに。現在は同居人のダリア・魔物のベルナルド・鉱山に棲むニワトリの種族チュンちゃんとともに暮らしている。好きな人から聞いた好きなお弁当のおかずは忘れることがなく、特別品として取り入れることも。
    ソランジュ自身は2千年前に人々の心から生まれた、最初の魔物が起源となっている。飢餓に苦しむ北の国の民たちに自身の肉体を食べさせたことから、信仰の対象となった。ソランジュを祭る北の国の神殿には、依り代としてソランジュの心臓が置かれている。
  • ライラック:北の国の大臣でありながら、街を巡回する警備の役目も行っている大柄な男性。小型の魔物なら素手で対応できる力がある。レイニーの弁当屋の様子を確認し、弁当を購入し食べたことで常連となる。
    子どもの頃、魔物に襲われていたところをソランジュに救われた過去がある。そのため魔物が苦手。またお酒に弱い。
  • ダリア:東の国の出身だが、北の国でレイニーと共に暮らしている女性。北の国では酒場で働き、歌手になることを目指し、歌も製作中。しかし、生まれつき人間に対して恐怖心を持っており、医者に診せても原因はわからない。東の国にいた当時は、まともに話せるのは祖母のリサとレイニーのみだった。現在も薬を服用している。
  • ナタリオ:ライラックの弟であり、北の国の現国王。25年前の子ども時代、ライラックと共に魔物に襲われ瀕死の重傷を負うが、奇跡的に回復する。同時に少しの傷ならすぐに治る体質にもなる。変装をし、素性を隠してレイニーに会いに行くが、あっさりレイニーにばれてしまう。先代の王の姪であり、許嫁でもあるパメラと時々会っている。
  • 創造主:神たちの頂点に立つ存在。手のみという姿でありながらも強力な力を持つ。その力は他の神の力を制したり、ある時は歴史を捻じ曲げたりできるほど。ソランジュを気に入っているが、戦争を起こした責任を取らせるため、ソランジュをレイニーという人間として生まれ変わらせた。

本作には他にも魅力的なキャラクターが登場します。

単行本4巻の最初には人物相関図も掲載されているので、関係が混乱したら見返すこともできますよ。

レイニーが繰り返す「名言」

『邪神の弁当屋さん』には名言が登場します。それが次の言葉。

「高さを出す事、隙間を埋める事。丸い形も歪な形も、型に入れば同じ事」

レイニーがお弁当を作る際に、繰り返し思い浮かべる言葉です。

元はダリアの祖母であるリサの言葉でしたが、お弁当を作り始めるようになりレイニー自身に染みつきました。

単純にお弁当に具材を詰める際のコツでもありますが、レイニーがソランジュとして人間を見た際「個性がある人々も社会や国といった型に入れば同じくくりになる」といった、愛が込められつつもどこか達観した視点とも取れます。

また人間には隙間があり、その隙間を食べ物で埋めることで人を満たすという思いも込められています。

食べ物も睡眠も基本必要としないレイニーが、どうしてお弁当を作るようになったのか?

そのきっかけとなった過去の出来事については単行本の2巻で触れられています。ぜひ読んでみてください。

↓『邪神の弁当屋さん』2巻を読んでみる↓

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創造主の指文字の意味は?

4巻に収録されている第15話では、北の国と南の国の間で起こった戦争の真相と「ある消された神様」について描かれています。

その中で創造主は、指文字で「ある消された神様」にメッセージを送っています。

指文字とは手話で用いられる、ひらがな五十音に対応した指の形のこと。

ネタバレになってしまいますが、創造主は指文字を使い、その神様に向かって「まぬけめ(間抜けめ)」と言っているのです。

それまでの会話を含めると、創造主が「まぬけめ」と言い放ったのは許しがたいことでもあります。

創造主と「ある消された神様」は、ソランジュ自身にも深く関わっています。気になった方は実際に読んで確かめてみましょう。

↓『邪神の弁当屋さん』4巻を読んでみる↓

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これから読むなら紙の単行本がおすすめ【個人的な感想】

これから『邪神の弁当屋さん』を読みたいという方には、紙の単行本の購入を強くおすすめします

単行本2巻には読みきり作品の「商人とタマゴ」が、3巻には同じく読みきり作品の「魔女たちの心臓」が、最終4巻には「おまけエピソード」3つと小ネタ集が収録されているためです。

電子版をすでに読み終わっているという方も、単行本版を読むと新たな発見ができますよ。

私自身、SNSの「X」で話題に上がっていた際に電子版を読み、単行本最終巻の発売と同時に全巻を購入して読了しました。

初めて本作を電子版で読んだ当時は最終話とその直前の話だったため、それまでの話はまったくわからない状態でした。

それでも魅力的な話に惹かれ、紙の単行本購入に踏み切ります。

結論として、購入して読んで本当に良かったと感じました。

レイニーと人々との交流や、ダリアの成長、ライラックの思いなどがひしひしと伝わり、一気に読み終え、読後感も良かったです。

新たに『邪神の弁当屋さん』を読みたいという方は、ぜひ紙の単行本版を購入してみてください!

↓『邪神の弁当屋さん』1巻をまずは読んでみる↓

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こんな人に『邪神の弁当屋さん』はおすすめ!

本作はレイニーの作るお弁当が魅力でもあるため、特に「お弁当や料理が好き」という方におすすめできます。

また「お弁当ファンタジー」と呼ばれ独特の世界観があるため「今までにないファンタジー作品が読みたい」という方にもピッタリです。

さらに話にはシュールな笑いが散りばめられているため「少しクスッとできる漫画が好き」という方にもおすすめです。

全4巻で完結済みのため、一気読みで楽しみましょう!

↓『邪神の弁当屋さん』全4巻をまとめて読んでみたい↓

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イシコ氏について

漫画家。2024年、講談社「コミックDAYS」にて、ファンタジックコメディ『邪神の弁当屋さん』を連載。同作で2025年、「このマンガがすごい!2026」オトコ編第6位、2026年、「全国書店員が選んだおすすめコミック2026」第13位を受賞。その他の作品に『黄身が白と言った殻』『熊猫哥哥』などがある。(マンガペディアより引用)

まとめ:人は皆いびつだからこそ

今回はイシコ氏の漫画『邪神の弁当屋さん』のあらすじや登場人物についてまとめました。

人間は皆、いびつな存在です。

でもいびつな存在だからこそ、社会や国といった「型」に収まることで力を発揮できるのかもしれません。

ただ「高さを出す事、隙間を埋める事。丸い形も歪な形も、型に入れば同じ事」という名言のように、型に収まっていてもそれぞれの食材は主張できます。

レイニーが作るお弁当のように、私も個性を主張し、収まっている「型」の中で生きていこうと思います。

それでは、良き読書ライフをお送りください!

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