【ゲーム好きにもおすすめ】『ICO-霧の城-』の感想を紹介!【1冊紹介シリーズ】

霧の中の城
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あなたは読書の他にゲームも楽しんでいますか?
もしゲームも好きなら、ゲームを元にしたノベライズ小説も楽しんで読めるはず。

そして次のような思いも持っているなら、これから紹介する小説も楽しめますよ。

  • 読書もゲームも好き!
  • 長編小説が読みたい
  • 現状に不満を持っている

今回は宮部みゆき氏の小説『ICO-霧の城-』についてアシストします。

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本記事を読めば『ICO-霧の城-』のあらすじとテーマがわかりますよ!

【ゲームのノベライズ小説】あらすじを紹介

本に広がる物語の世界

『ICO-霧の城-』を読んでみて、テーマは「運命を打ち破る決意」だと感じました。

あらすじは次のとおりです。

霧の城が呼んでいる、時が来た、生贄を捧げよ、と。イコはトクサ村に何十年かに1人生まれる角の生えたニエの子。その角を持つ者は「生贄(ニエ)の刻(とき)」が来たら、霧の城へ行き、城の一部となり永遠の命を与えられるという。親友トトによって特別な御印(みしるし)を得たイコは「必ず戻ってくる」と誓い、村を出立するが――。

Amazonより引用

『ICO-霧の城-』の主人公は「トクサ村」に生まれた少年・イコです。
イコは角が生えた状態で生まれ、生贄として「霧の城」に行く運命でした。

しかし親友の命がけの行動によって、生きて戻る手がかりを得たイコは「霧の城」で壮大な冒険をしながら脱出を図ります。

イコは「生贄になる」という運命から「絶対に生きて戻る」という、運命を打破する決意をします。

それまでの慣習を打ち破るには勇気が必要ですが、イコの決意は物語の最後まで貫かれるのです。

おすすめしたい理由は「ゲームの世界観を味わえる」から

濃い茶色の表紙の本

『ICO-霧の城-』をおすすめしたい、もっとも大きな理由が「ゲームの世界観を味わえるから」です。

イコが「霧の城」での探索を進めると、巨大な鳥かごの中に捕らわれた少女と出会います。
少女とは話す言語が違うため、言葉での意思疎通はできません。
しかし、イコは少女・ヨルダを救い出し、一緒に「霧の城」からの脱出を図ります。

原作となったゲーム「ICO」も、主人公は少女の手を取り「霧の城」から脱出することが目的です。

ただ、少女と繋いだ手を一定時間離すと、少女は黒い影のような存在に襲われてしまいます。

この点は小説版でも再現されており、原作のゲームを知っている人もハラハラしながら読み進められます。

【初めての長編小説にも】3つの注目ポイント

3輪の黄色いガーベラ

また『ICO-霧の城-』には、次の3つの注目ポイントがあります。

  • 長期休みに一気読みしたくなる
  • 原作のゲームを遊びたくなる
  • イコ達の今後が気になる

詳しく見ていきましょう。

長期休みに一気読みしたくなる

注目ポイント1つ目は「長期休みに一気読みしたくなる」こと。

『ICO-霧の城-』はハードカバー版と文庫版の2種類が出版されています。
文庫版だと上下巻の2冊構成です。
しかも各厚さは2cm程度とかなりのボリューム。

そのため夏や冬の長期休みの一気読みに最適なんです。

私は文庫版を読みましたが、上下巻と分かれていることで「次の巻にはどうなるんだろう?」という期待感が増しました。

家に本を置くスペースが限られているという場合は、1冊に収まったハードカバー版がおすすめです。

反対に持ち歩いて、待ち時間などで読みたいという方は、文庫版を選択しましょう。

原作のゲームを遊びたくなる

注目ポイント2つ目は「原作のゲームを遊びたくなる」こと。

先ほども書いたように、『ICO-霧の城-』は『ICO』というテレビゲームが原作です。

ゲームの世界観を小説として落とし込むには、原作ゲームに対する深い知見と巧みな文章力が必要です。

宮部みゆき氏だからこそ、『ICO-霧の城-』を原作ゲームと同等に魅力的に書くことができたのだと感じます。

ちなみに私は原作のゲーム『ICO』で遊んだことはありません。
それでも『ICO-霧の城-』を読むことで、原作ゲームの世界観を体感できました

またレビューの中には「原作ゲームと違う終わり方をした」という意見もあります。

ゲームファンとしては納得できない点でもあるかもしれませんが、小説ならではの魅力としてとらえることもできます。

ぜひ興味が湧いた方は『ICO-霧の城-』を読むだけでなく、ゲームの『ICO』も遊んでみてください。

イコ達の今後が気になる

注目ポイント3つ目は「イコ達の今後が気になる」こと。

イコは最終的にヨルダの母親と対決します。

対決に至るまで、イコは様々な葛藤を抱えますが、最後は「生きて村に帰る」という信念が勝り、ヨルダの母親と対決するのです。

ヨルダの母親との対決は熾烈を極めます。

最終的にイコとヨルダがどうなったのかは、ぜひ『ICO-霧の城-』を実際に読んで確かめてみてください。

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宮部みゆき氏の概要

1960年生まれ。東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。1993年「火車」で第6回山本周五郎賞。2001年「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞、第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。(Amazonより抜粋)

まとめ:現状を打ち破った後は

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
今回は宮部みゆき氏の小説『ICO-霧の城-』を紹介しました。

どんな状況でも、それまでの現状が壊れると混乱が訪れます。
現状を打ち破った後、イコ達は様々な混乱と対峙するでしょう。
それでもイコ達は、きっと力強く生きていくはずです。

あなたも今、何か不都合な状況に遭っていたなら、現状を打ち破る勇気を持ってみましょう。
きっと良い状況に変わっていくはずですよ。

それでは、良き読書ライフをお送りください!

 

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