読書を続けていると、読後の満足感が高い本と出会うことがあります。
面白かったな、この本。
でも、時間が経つと、内容を忘れちゃうんだよね……。
あなたもこんな思いを持っていませんか?
そこで今回は
- 読んだ本を記録に残すメリットはあるのか気になる
- 記録に残すのはアナログ?それともデジタル?
- 簡単にできる読書の記録方法が知りたい!
といった「読書の記録法」についてアシストします
今回の記事を読み終わる頃には、読書の過程を記録するのが楽しくなりますよ!
読んだ本を記録に残すメリット3選
まず、読んだ本を記録に残すメリットについて紹介します。
読書の記録を残す主なメリットは次の3つです。
- 読書の振り返りができる
- 頭の中が整理できる
- 好きなジャンルがわかる
詳しく見ていきましょう。
読書の振り返りができる
メリット1つ目は「読書の振り返りができる」こと。
本の記録をつけることは、本の内容をすぐに忘れてしまう方に特におすすめです。
本の記録をつけていると「あの本、どんな内容だったかな?」と疑問に思った際に、記録の内容が見られます。
すると「そうそう、こんな内容だった」と、すぐに読書の振り返りができるんです。
特にシリーズものの本を読んでいる場合、前の話を忘れてしまうことが多いですよね。
そんな時にも読書の記録をつけていれば、すぐに前の話を思い出せるんです。
読んだ本の記録を残すことは、読書をする人にとって強い味方になるんです。
頭の中が整理できる
メリット2つ目は「頭の中が整理できる」こと。
読んだ本の内容を頭の中だけに留めておくと「本の記憶の混線」が起こります。
本Aの内容と本Bの内容がごちゃ混ぜになって、誤った本の記憶になってしまうんです。
「本の記憶の混線」を防ぐには、本の記録を外側に吐き出すのが有効。
ノートやメモ帳など、頭の中にあった本の記憶を外に出すことで、頭はリセットされ、本の内容も正確な記録が残せます。
すると、あらたな本を読む際にも新鮮な気持ちで取り組めるんです。
本の内容を整理することは、頭の中を整理することにも繋がりますよ。
ぜひ試してみてください。
好きなジャンルがわかる
メリット3つ目は「好きなジャンルがわかる」こと。
ある程度、本の内容を記録し続けると、次第に「自分はどんなジャンルが好きなのか」がわかってきます。
恋愛もの、ミステリーもの、日常もの……。
読書を始めた当初はわからなかった好きなジャンルも、読書の記録を続けることでハッキリするんです。
もちろん「このジャンルを極めたい!」と、好きなジャンルを読み続けるのも◎。
逆に、記録にないジャンルの本を開拓してみるのもおすすめです。
ぜひ本の内容を記録し続けて、自分の傾向を探ってみましょう。
【アナログ?デジタル?】記録を残す手段
ここまで読んだ本を記録に残すメリットについて書きました。
でも、記録に残すのは、手書きがいいの? それともスマホとか?
たしかに、本の記録を残すには手書きの「アナログ」と、スマホやパソコンを使用した「デジタル」があります。
ここからは「アナログ」「デジタル」それぞれの特徴を見ていきましょう。
【結論】自分が続けやすい手段でOK!
結論から言うと、本の記録を残すのは「アナログ」「デジタル」どちらでもOK。
ただ「自分が続けやすい手段」というのがポイントです。
ノートやメモなどに手書きする方が、記録に残している気がして気持ちがいいという場合は「アナログ」で記録を残しましょう。
逆に、パソコンやスマホなどが身近にあり、何度も書き直しができる方がいいという場合は「デジタル」がおすすめです。
どちらが合っているかわからない場合は「アナログ」「デジタル」両方を2~3ヵ月ほど試してみて、自分に合っていると感じる方を選びます。
あなたが記録を残しやすく、続けやすい手段を選びましょう。
アナログの特徴
- メリット:「書く」こと自体が良質なアウトプット
- デメリット:収納場所が必要
ノートや専用の読書メモに直接書く「アナログ」。
メリットは「『書く』こと自体が良質なアウトプットになる」こと。
実際に手を動かして「書く」ことは、非常に良いアウトプットになるんです。
また書いている内に書きたい内容が溢れてくることもあります。
そうなったら、筆が走るままに記録を残してみましょう。
デメリットとしては「収納場所が必要」なこと。
本の記録が溜まってくると、それだけノートやメモ帳がかさばります。
どんなに小さなメモ帳でも、多くなれば収納場所が必要なので、先に収納場所を確保してからノートやメモ帳を買うのがおすすめです。
デジタルの特徴
- メリット:何度も修正ができる・収納場所が必要ない
- デメリット:誤操作すると一瞬で消えてしまう
パソコンやスマホのデータに残す「デジタル」。
メリットは「何度も修正ができる」「収納場所が必要ない」ことです。
データを残すには、パソコンやスマホに「メモ帳」といったアプリをインストールしておきましょう。
すでにインストール済なら、何度字を間違えても修正できるし、印刷をしない限り収納場所も必要ありません。
非常にコンパクトに本の記録が残せるんです。
デメリットは「誤操作すると一瞬で消えてしまう」こと。
記録を保存し忘れたりアプリを削除してしまったりすると、それまでの本の記録はすべて消えてしまうので注意しましょう。
本の記録方法を紹介!【厳選3選】
ここまで本の記録を残す手段「アナログ」と「デジタル」について解説しました。
じゃあ、具体的にはどうやって記録を残すの?
最後に、本の具体的な記録方法を厳選して3つ紹介しますね。
- 読書記録用メモに書く
- SNSに投稿する
- 書評サイトに登録する
詳しく見ていきましょう。
読書記録用メモに書く
1つ目の方法は「読書記録用メモに書く」こと。
もっとも簡単で、記録を初めてつけるという初心者にもおすすめの方法です。
用意する物は「ノート・メモ帳」と「ペン」のみ。
ノートには読書記録の内容として
- 読み終わった日付
- 本のタイトル/著者
- 出版社
- 読んだ感想
- 印象に残った一文
を書いていきます。
もちろん、これら以外の情報を書き込んでもOK。
普通のノートやメモ帳に記録するのが一般的ですが、現在では読書記録専用のノートやメモ帳が販売されています。
私も読書記録専用のメモ帳に、本の内容を記録しています。
気になる方は「読書用 メモ帳」や「読書記録ノート」で検索してみてください!
SNSに投稿する
2つ目の方法は「SNSに投稿する」こと。
「X」や「Instagram」など、現在では様々なSNSが公開されています。
それらにアカウントを持っていたら、ぜひ読書記録として活用してみましょう。
文字数制限がある場合は、感想だけを短く。
文字数制限がない場合は、先ほど挙げた記録内容を詳細に書いて投稿してみましょう。
すると「私も読んだよ!」や「感想いいね!」という意味でリアクションやコメントをもらえることがあります。
自分の感想に共感してもらえると、誰でも嬉しいもの。
読書記録を続けるモチベーションにもなるので、アカウントを持っている方はぜひ活用してみてください。
書評サイトに登録する
3つ目の方法は「書評サイトに登録する」こと。
「書評」とは、文字通り「本の評価」のこと。
現在では、読んだ本の感想だけを投稿できる「書評サイト」がいくつか公開されています。
代表的なのが、私も登録している「ブクログ」。
読んだ本が本棚に並ぶようにデザインされ、他の人の本棚を見たりフォローしたりもできるんです。
「SNSに投稿する」よりもハードルが高そうに思えますが、意外とそうでもないので安心してくださいね。
ぜひ興味があったら「書評サイト」を覗いてみて、読んだ本を登録してみましょう。
ちなみに、私のブクログのページはこちらから見られます!
まとめ:読書は数珠繋ぎ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
私の今までの経験から、読書は「数珠繋ぎ」だと思っています。
1冊、面白い本を見つけると、また次の本を読みたくなるからです。
ぜひあなたも読書の記録を残し、好きなジャンルを知るなどして「読書のお供」として記録を続けましょう。
きっと大切な財産になりますよ。
それでは、良き読書ライフをお送りください!
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