【料理を作って・食べて】『作りたい女と食べたい女』の感想を紹介!【読了感想】

2つのフォークの上に乗ったパスタ
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あなたは、おいしい料理を作るのが好きですか?
それとも、おいしい料理を食べるのが好きですか?

おそらく両方好きな方も多いですよね。

ただ、自分が作るのと食べるの、どちらかしかできない時、もう片方を埋めてくれる存在がいてほしいと思うはず。

今回は

  • 料理を作ること・食べることが好き
  • 料理が描かれた漫画をよく読む
  • 女性同士の優しい交流ものが読みたい

という方におすすめしたい、ゆざき さかおみ氏の漫画『作りたい女と食べたい女』についてアシストします。

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今回の記事を読めば『作りたい女と食べたい女』のあらすじとテーマがわかりますよ!

【作りたい!食べたい!】あらすじを紹介

キッチンに置かれた調理道具

『作りたい女と食べたい女』を読んでみて、テーマは「自分の中の葛藤」だと感じました。

あらすじは次のとおりです。

たくさん作りたい野本さんと、たくさん食べたい春日さん。

食卓を共に囲み、ふたりは互いを想いやる。

今日も一緒に満たされるために。

『作りたい女と食べたい女』1巻カバーより

『作りたい女と食べたい女』の主な登場人物は「野本さん」「春日さん」の女性2人です。

  • 野本さん:契約社員として会社に勤める。小食だが作るのが大好き
  • 春日さん:野本さんが住むアパートの隣の隣部屋に住んでいる。食べるのが大好き

野本さんと春日さんは、それぞれ葛藤を抱えています。

野本さんは、料理を作るのが好きなのに、自分は小食なため、量の多い料理は作れません。

また自分が好きでやっている「料理を作る」ことを「すべて男のため」にされることにも、ストレスを抱えていました。

一方春日さんは、定食のご飯を勝手に減らされたり、餃子の食べ方に文句を言われたりと、「食べること」に対して理不尽な扱いを受けることがありました。

また、月の食費が7~8万円ほどかかっていたのです。

野本さんと春日さんが出会ったのは、マンションでエレベーターを待っている時。

春日さんがフライドチキンのパーティーサイズをいくつも持っているのを、野本さんが目撃したのがきっかけでした。

後日、野本さんはストレスから料理を作り過ぎてしまいます。
そして、勇気を出して春日さんに声をかけたことから、2人の交流がはじまるのです。

それぞれに葛藤を抱える2人が、料理を通して絆を深めていく。

『作りたい女と食べたい女』は葛藤と料理の物語なんです。

おすすめしたい理由は「2人の交流が魅力的」だから

手を繋いだ女性同士の手

『作りたい女と食べたい女』をおすすめしたい、もっとも大きな理由が「2人の交流が魅力的だから」です。

野本さんが声をかけたことで始まった、2人の交流。

最初は懐疑的な春日さんでしたが、野本さんの料理を夢中で食べることに。

その様子を見て「こんなに全身で『おいしい』って食べてもらえたの、はじめてだ」と野本さんは感動を覚えました。

野本さんと春日さんの交流は、やはり料理を介することが主です。

でも、野本さんが月経で動けない時は春日さんが助けに入るなど、料理以外での交流も増えていきます。

「作る」と「食べる」という方向性は違うものの、「料理」という共通の楽しみがある2人。

ぎこちなかった関係が「料理」を通して深まっていくのも『作りたい女と食べたい女』の魅力的なポイントなのです。

【関係の進展】3つの注目ポイント

また『作りたい女と食べたい女』には、次の3つの注目ポイントがあります。

  • 料理を作りたくなる
  • おいしいものを食べたくなる
  • 2人の今後が気になる

詳しく見ていきましょう。

料理を作りたくなる

注目ポイント1つ目は「料理を作りたくなる」こと。

『作りたい女と食べたい女』を読むと、自然と自分も料理をしたくなります。

野本さんの作る料理はどれもおいしそうで、作り方も簡単に思えるものが多いです。

野本さん自身が「たくさんの量を作りたい」ということ、また春日さん向けということもあり量は多いですが、少量にも応用できそうなのもポイント

それに、野本さんのように上手に作れなくても自然と集中できるため、料理はストレス解消効果があります。

もちろん「料理自体がストレス」という方にはストレスの原因となりますが、買い物を楽しんだり春日さんの食べる様子を楽しんで眺めたりしている野本さんは、本当に幸せそうなのです。

「自分はまだ、自炊をしたことがない」という方は、簡単でもいいので、一度料理をしてみましょう。

上手に作れなくても、料理を作ることを通して充実感を味わえますよ。

おいしいものを食べたくなる

注目ポイント2つ目は「おいしいものを食べたくなる」こと。

作りたい野本さんに対して、春日さんは「おいしいものが食べたい」人です。

健康診断での数値は気にしているものの、基本は大食いな春日さん。
その食べっぷりは『作りたい女と食べたい女』でも魅力的に描かれています。

から揚げ定食のから揚げはザクザクと、餃子は熱さを気にせずバクバクと。

春日さんの食べっぷりを見ていると、野本さんでなくても幸せな気持ちになれます。

そして読者である私達も「おいしいものが食べたい」となります。

春日さんのようにたくさんは食べられなくても、野本さんの手作り料理でなくても、自分が食べたいものを味わいたくなるんです。

『作りたい女と食べたい女』を読んだ後は、外食でもコンビニでもいいので、自分が好きなものを食べたい分だけ思いきり食べてみましょう。

2人の今後が気になる

注目ポイント3つ目は「2人の今後が気になる」こと。

「料理」という共通の話題から親しくなった、野本さんと春日さん。
シリーズの始まりである1巻では、まだお互いの家庭環境や心の葛藤が完全には見えてきません。

ですが巻を追うごとに、春日さんの家庭環境や野本さんの気持ちが明らかになっていきます。

そして2人の関係も進展していくのです。

『作りたい女と食べたい女』は2024年8月現在、5巻まで発売されています。

興味が湧いた方は、まず1巻を読んでみて、面白いと感じたら以降の巻も読んでみましょう!

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ゆざき さかおみ氏の概要

漫画家。主な著作に『はいらなくても、いいじゃないか』(B.PilzCOMICS)、『深夜0時に腹が鳴り』 (シャルルコミックス)、『フランシス・ベーコンの恋愛脳』 (キュンBLコミック)。現在ComicWalker(COMIC it)にて『作りたい女と食べたい女』連載中。(文春オンラインHPより引用)

まとめ:「作る」を「食べる」を楽しむ!

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
今回はゆざき さかおみ氏の『作りたい女と食べたい女』を紹介しました。

料理は「作る」だけでも「食べる」だけでも魅力的です。
でも両方が合わさると、より魅力が増します。

「つくたべ」を読んだ後は、あなたも料理を作って食べてみましょう。
きっと、いつもより楽しめますよ。

それでは、良き読書ライフをお送りください!

 

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